ちょっとちょっと!!!
Marvin Gaye × Robin Thicke/Pharelle Williams
The Gap Band × Mark Ronson/Bruno Mars
だけでも残念で、
その間に
Tom Petty × Sam Smith →ご存知ない方は
こちらを
があったのを知ってビックリしてたところに、
"Bob James が Madlibを訴える"ってニュースが!!!
waxpoetics news
詳しくはそのwaxpoetics newsに出ているが、
そもそも、これまでサンプリングされてきたことに対し
「Hip Hopの歴史に加われて光栄だ」とコメントしていたはずなのに、
なぜ急展開?
しかもメジャーでもさんざんサンプリングされてきたNautilusを
インディなStons ThrowのMadlib/Quasimotoのみ訴えている(現時点)
意味が分からない???
Bob Jamesのコメントはこうだ
これは立ち上がらなくてはいけないことだと感じた。なぜなら著作権、そして著作権の保有を維持することはこの業界において最も大切なことだからだ。そして、著作物の使用のコントロールを行う必要がある。それを侵害しようとする人がいるなら、それは黙ってはいられない。そしてこれは、アーティストよりもレコード会社の立場にとって重大なことなんだ
う〜ん、
そもそもメジャーからリリースされているサンプリングものはライセンス料は支払わせていたはずで
ある種、現状は少なくとも「守られていた」はずだ
察するに
どこかの、営業で苦しんでいる出版社かレコード会社の人が
アングラのサンプリングミュージックからも、
「取れべきところからはメジャーインディー問わず取るべきだ、
Bob james、君は損している、バカにされているよ、
いいように君の作品を再利用してる連中を、今こそ訴えるべきだ」
などと進言されたのでは?と
いろんなライターさんが記している様に、
オマージュ/インスパイアものはもちろんのこと
サンプリングも有名になっていくことで、
結果、アーティストの再評価に繋がっている場合も多々ある
少なくともBob Jamesは一切サンプリングされなかったとしたら
こんにちの評価は無かったアーティストの1人だと思う
Crossover〜FUSION業界のみの評価で終わってただろう
(Lee Ritenour~Dave Grusin~Earl Klughくらいの評価、それでも充分だろうけど)
もちろん訴えれば勝訴するだろうが、
音楽シーン、芸能/エンターテイメント、果ては美術・デザイン業界含めて
こうした「権利を守る」という名目の
「既得権益を死守しよう」という動きは
訴えた者が一時的な金銭を手にすることが出来たとしても
長期的に見ればその「既得権益」および
そのシーン自体の衰退を促してしまっていることになるはず
何度も記してる様に
「著作権」という考え方自体を
われわれも考え直していく必要性が迫ってきている
グレーゾーンを認める強さが必要になってきた時代、
と思う今日この頃だな
これからの子供たちのためにも
今後も面白いものが存在出来るようにするためにもね