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世界に輸出できる音楽

先日、著名なコピーライターの方と飲む機会があって、こういうテーマになった
 「世界に輸出できる日本の音楽って何だ?」 と。

そこで彼が興奮気味に答えたのが
Perfumeですよ!やっとこういうのが出てきた、というか、やられた!て感じ」

何でも、
「アニメは既に海外進出してるけど、同じくらい日本のアイドルのあり方って世界的に見ても特殊なんですよ。既にアキバ系のファッションは海外進出していたりするくらいでね。普通にモー娘もAKB48も凄い海外の一部の人たちには話題になっているんすよ。そういう意味では、日本のアイドルのあり方、っていうのは世界レベルのエンターテイメントなんですよ!」と

「でもね」 と続く

「音楽のレベルがアジアレベルなんですよね。世界レベルではない。というかなかった。ところがこのPerfume、中田やすたか(Cupsule)が前面プロデュースの、かなりちゃんとしたテクノハウスじゃないですか?これはヤバいっす。音楽的にちゃんとしてるのに、本人たちは『いかにも!』な日本のアイドル然としている。

 これはね、下手にメディアで騒がれる前に、そのまま海外に持っていったほうがいいよ!間違いない!」

かなりの絶賛のしようである。



で、

俺もYouTubeで見てみた。
確かにいい!曲もシンプルでいい! 
チョコレートディスコ、ポリリズム、コンピューターディスコ、、、
まるでYMOなタイトルたちだ

注釈しとくけど、俺も彼も別にアキバフェチでもアイドルフェチでもない。あくまで客観的に日本を分析した結果だ。

昨日に引き続き言うと
日本のメジャーシーンのHipHopは腐ってるし
(悪くないものがあっても、それはアメリカの物まね以上のものではない)
R&Bも同様
Rockはぼちぼち元気だけど、輸出レベルではない

輸出レベルなのは、ビジュアル系、テクノ系、そしてアイドル系だ。
その後者二つが合体するんだから、これはひょっとして???という話で盛り上がった。




そう、これはミュージシャンである俺的に言わせてもらうならば、非常に残念なことでもある。俺がやっている、関わっている日本のR&B、HipHop、Jazzが非常に弱いということでもあるからだ。もちろん、クラブシーンレベルでは沖野修也兄貴を筆頭に世界に発信している人は多数いるのだけど、それはまだまだ地下組織同士が繋がっているに過ぎない(もちろんそれは素晴らしいことだけどね)

この、世界一の音楽輸入大国、日本が
電気製品のように
輸出大国になる日は来るのだろうか????



PS.CD発売前にここ数日、固い話ばかりだな?(笑)

by jazzmaffia | 2008-02-04 05:00 | ひとりごと | Comments(0)

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