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inner city blues

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昨晩は久々に新宿の行きつけのBarに行った
俺のRumのボトルは無事残っていた

バーテンに近況を報告したりしながら数時間を過ごす

いつしか最近の音楽シーンをどう思うか?という話になる

そもそもTomWaitesやJacksonBrowneなどのレコードを飾ってあるような
1970'sな店だから、Clubシーンがどう、と言っても始まらない
でも、そうした場所での音楽談義というのは
リスナー目線での意見を聞けたりするから悪くない

どうにも音楽シーン、という巨大なものを論じ合おうとすると
現在はマイナスな要素のほうが目立ってしまうように出来ていて
楽しい話になりにくいのはここでも同様だったけど


でもそれが俺自身の話とかになると
面白い展開になる

「よく未だにアグレッシブに動き続けられるよね?」
と言われて俺が答えたのは

「いや、ただただ不安なんだよ
俺自身にも不安な部分は多々あるしね
それを回避するためにケツ叩いて動いちゃうんだよ!」



その言葉にバーテンは目が点になっていた

彼が言うには、
そんな自分自身の弱い部分を堂々と言う俺は初めて見た!と
それだけ自分を冷静に見れる余裕が出てきたんだね?と


「へぇ、そうとも取れるんだ」と俺も驚く

久々に会った分
お互いのちょっとした変化を確認しつつ、Barは後にした




しかし週末の新宿は人が溢れていた
今や渋谷より活気があるように思った
渋谷の深夜はガキばかりが目立つ
格好いい大人をあまり見かけない

新宿はガキはもちろん沢山いるが
大人も沢山いる
格好いい大人がたまる街もある

が、残念ながら音楽の発信地は新宿には無い

その下世話さはまるで東南アジアと同じだな

ほとんどの店から漏れてくる音は
J-Popかアメリカ最新ヒット曲ばかり
薄っぺらいキラキラと汗にまみれている


Jazzはいかがですか?

Soulはいかがですか?


そんな客引きがいたら
絶対にその店に入っちゃうだろうな

街のひびわれた所から
何か面白いものが生えてくるといいな

by jazzmaffia | 2009-06-14 03:19 | ひとりごと | Comments(0)

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