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『善い音楽と悪い音楽』

『音楽には二種類しかない。善い音楽と悪い音楽とだ』
by Duke Ellington

これは有名な言葉だけど、実際すごく微妙な言葉だ
ともすれば、ただの自己肯定の言葉にしかならない
もしくは誰かを批判するための言葉としても機能する

エリントンを悪く言いたいのではない
俺が問題にしたいのは、
こうした言葉が吐かれた理由は何なのか?
ということ

ある人が言っていて「なるほど」と思ったのは
エリントンはジャズの可能性を広げるために、
音程的なことを含めていろんな実験をしてきた人。
そしてその都度各方面から批判をされたりもしてきた。

そこできっと
「あなたにとって正しい(ジャズ)音楽とは何か?」
という質問がなされたのではないか?と

それに対する答えこそが
「音楽には(正しいかどうかではなく)二種類しかない。善い音楽と悪い音楽とだ」
だったのではないか?と

それならすごく納得の言葉となるよね?

そんな系譜学的な想像、好きです、俺



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by jazzmaffia | 2016-04-27 02:32 | ひとりごと | Comments(0)

R.I.Prince

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また1人
レジェンドがあちらに召されました
いやいや、、、早すぎでしょ?
去年だけでも2作出してるし
これからキャリアの総括を始めようとしているかのような雰囲気を
醸し出していた殿下だったというのに・・・

召されてからTwitterなりFacebookなりを見ていると
彼の影響力の凄さを、そしてワン&オンリーなことを感じるわけです

何をもって「ワン&オンリー」か?
例えばMichael Jacksonも同じかそれ以上の影響力のあった故人な訳ですが、
彼の場合は(少なくともソロで言うならば)代表作とされるものが、
3、4作に集約されていく訳ですが
殿下は、
死を嘆く人それぞれにとっての名作がある
という事実です

セカンドのセルフタイトル(邦題『愛のペガサス』)1979年 という人もいれば
"1999" (1982年)という人もいるし
一番のヒット作でもある
"Purple Rain"(1984年)
から始まる
"Around The World In A Day" (1985年)
"Parade"(1986年)
"Sign Of The Times"(1987年)
"Lovesexy"(1988年)
"Batman" (1989年)
"Diamonds And Pearls"(1991年)
、、、などなどを挙げる人もいるし
俺の周囲のミュージシャン、業界人は
"The Rainbow Children" 2001年
を挙げる人も多数だし、
それ以外の更なる新しめの作品を挙げる人も多数見かけた

つまり、
殿下と出会った作品こそが代表作
という訳だ

そんな人は、、、
長きに渡って活躍した人で比べるならMiles Davisぐらいか?

そして、俺にとっての思い出深い作品は
1985年の"Around In The World In A Day"
これは初めて小遣いを貯めて買ったプリンスの作品で、
わざわざ予約して買ったので
特典に何か冊子がついていたと記憶する
レコード袋も、今は亡き兵庫県高砂市の「ミヤコレコード」だしね

初めて意識したのは、
1999収録の"Little Red Corvette"1982年だったと記憶する
そして"Purple Rain"1984年もふむふむ、と思ったものの、
タイトル曲もいい感じだとは思ったものの、
曲の後半の殿下の絶叫が中学生の俺にはどうにも受け入れがたく、
レンタルレコードくらいでとどめておいた

でも、数ヶ月たつうちに、やはり殿下の存在が気になりだし、
購入したのがこのアルバムという訳だ
先行曲の"Raspberry Beret"が気に入ったのも大きい
そしてこのアルバム収録曲の
"Pop Life"
これに打ちのめされた
「なんだこれ???」「なんだこの心地よい響き!!!」
この、強烈なビートとメロウネスの同居にやられたのだ

これは当時としては珍しく、PVが作られなかったにも関わらず、
2枚目のシングルとして切られて、かつそこそこ売れた(全米7位)
これは後に12インチも購入した

そこからはもうずっと新譜は必ず購入する日々
殿下が名義を含めて迷走する1990年代後半こそは少し離れ気味になったけど
1999年の"Rave Un2 The Joy Fantastic"からはまた再び追いかけ始めた
そして殿下名義じゃない中では一番の名作だと思う、
件の"Rainbow Children"2001年が発表され、
むしろ俺の周囲の絶賛の嵐にビックリしたね
ネオソウルに対する殿下からの返答的な作風だったからだろうね

その後の殿下名義へ回帰してからのはどれもいい
中でも
"Musicology"2004年
"Planet Earth" 2007年
"20Ten" 2010年
"Art Official Age" 2014年
"Hit N Run Phase1" 2015年
あたりはよく聴いたね

・・・て言ってると、本当きりがないなぁ
好きな曲も書ききれない
他アーティストへの提供曲でもいいの沢山あるしなぁ

*****

でもこの俺の世代ならば、
行きたければ何度もライブに行く機会があったはずなのに
残念ながら俺は一度も行けていない

なんだろう?
そもそも誰であれ、
俺はそんなに積極的に外タレライブに行ってきていない
衝撃を受けるのが怖かったのかな??

こんなに作品をおっかけてるのに
ライブの評判が凄くいいのに
何故俺は殿下のライブに行かなかったんだろう???

いろんなことがよぎるね
そして悔しくもある・・・

*****

ひとまず
本当に素晴らしい作品を多数残して頂きました
そして個人的にも多いに影響を受けさせて頂きました
黒人でありながら、
白人率の高いミネアポリスという街に育った殿下が故でしょう、
Sly StoneからJimi HendrixからJoni Mitchell、Sheena Eastonまで、
あらゆるものを飲み込んで昇華された作品たちは
俺にとって本当に不滅です

これが
俺なりの精一杯の殿下へのメッセージです

お疲れ様でした

そして

ありがとうございました
 
 
 
 

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by jazzmaffia | 2016-04-22 23:05 | R.I.P. | Comments(0)

My Favorite Soul 春の陣、まもなくです!!!

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まもなくです
SWING-O主催の隔月ソウルイベントMyFavoriteSoul!
もう8年目となります!!!
俺が好きなDJたちを集めて
俺が気になるバンドやシンガーを呼んでゲストライブをしてもらい
夜中にはセッションもしちゃうし
皆の要らなくなったレコードをリサイクルするためのレコード里親コーナーもあるし
毎回素敵なライブペイントもあるし
小腹がすいたらちょっとしたフードも食えるし
・・・な平日の濃厚な夜を用意しておりますw

なわけで今回のスペシャルゲストを紹介しておきましょう
まずはRei WordUp(a.k.a.Darthreider)率いるThe Bassons
個人的には色んなところで軽い接触はしてきたんですが
ずっと「面白いことしてるなぁ」と思いながら見ていたわけですが
氏がついにバンド結成!となり、音源も聴かせて頂き、
これは呼ばねば!!!というところで今回初めてちゃんと絡むことになりました

ベースとドラムとマイクだけの低音バンドはこんな感じです!!!
"Fever " by The Bassons
https://youtu.be/2j9S3sJ65xI


そして今や日本を代表するファンクバンドな
Mountain Mocha Kilimanjaroの二人
小林"Bobsan"直一(guitar) &岡野"Tiger"諭(drums)によるユニット、
Grand Canyon
彼らには色んな形でこれまでも関わってきました
特に近藤房之助さんのアルバム『黒くなれ』の制作から
"近藤房之助&Black Shaft ツアー"などが濃い関わりでしたな

そんな彼らの小編成ユニットが面白いらしい、という話を聞き
タマリバThe Roomライブを覗きつつ、
今回最高に男臭い夜にするためにちょうどいい!と思い
来て頂く形になりました!!!

代々木公園ライブ By Grand Canyon
かなーーーりブルースです!!
https://youtu.be/zsKP3YdBfgU



どうです?この二組?
なかなかに土臭くて男臭くていいでしょ??

その土臭さゆえ、このフライヤを
New Orleansのレコードストアのロゴにしたんです
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そんな彼らのライブは、終電でも帰れる
22時〜Grand Canyon
23時〜The Bassons
を予定しております

オープンマイク〜参加自由なジャムセッションは
45トリオをホストにしつつ
深夜1時過ぎから、を予定しております!!!

是非是非平日夜を
濃厚音楽に浸りに来てちょうだい!
乾杯しましょう!!!

"MY FAVORITE SOUL"
bpm under100 -soul,hiphop,jazz-


4.14(Thursday)@Ebisu BATICA
21:00 -all nite /charge 2,000yen

Hosted by SWING-O(origami)

Special Live:
THE BASSONS http://ameblo.jp/darthreider/
Grand Canyon https://www.facebook.com/grandcanyon501/

Host Band
45trio(SWING-O:kb/Sunapanng:ba/久保正彦:ds)

Resident DJs:
45 a.k.a.SWING-O(origami)
ROCK-Tee
横山龍助(Rare Drops)
DJ bara(peanuts pro.)
BEat-taku-around(来音食堂)
NELLO(月歩-Gheppo)
君嶋麻里江
小勝武史
二宮純一(Speacloud)
CHICK-D
Satoshi Fukuda(福田録音)
Luiger
Kyohei The Kitchen
and more...

Food
Kyohei The Kitchen

Live Paint:
WAIFone (kioは今回休みになります)
http://www.batica.jp/

2009年よりスタートした、SWING-O(origami)主催の
偶数月第2木曜日開催ソウルイベント
それがMy Favorite Soul
全てのDJがBPM100以下で選曲するその空間は
熱すぎずラウンジ過ぎない、まさに平日深夜の理想的な音楽空間
毎回豪華なゲストを迎えてのライブ
そしてゲストを交えたSWING-Oが仕切るセッションはその日限りの贅沢な時間

今回のゲストライブはハンパ無く男臭く、土臭い面々です!!
ゲストライブを終電前
深夜にジャムセッションを用意しております
ジャムセッションは飛び入り大歓迎です!!

春の珍事をお楽しみに!!!


Facebookイベントページはこちら
https://www.facebook.com/events/1099233376795623/


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by jazzmaffia | 2016-04-09 17:32 | 最新Live情報 | Comments(1)

ちゃんとしたヒットチャートを作ってよ!!!

『視聴率」「ヒットチャート」
というのは現在でもその番組なり商品の価値を計るための
重要な指標として存在している訳だけど
(毎日のようにYahooニュースのトピックの中にも視聴率話が入ってるのがいい例だ)
そもそも視聴率やチャートってどうやって決まってるんだ?
というのは冷静な人なら誰でも思うことだろう

日本における視聴率に関しては都市伝説に近い話も多数聞いてきたが、
その話は置いておいて、
アメリカではどうなってるか、のレポートな記事が一つあったのでリンクを

アメリカは良くも悪くも、
「とにかく売れた者勝ち」社会なので
すなわち視聴率なり順位の付け方を
その都度社会の在り方に応じて的確に出そうという動きが随時ある

視聴率に関しては俺は詳しくないが、
音楽チャートで言えばBillboard Hot100などは
エアプレイとセールスとダウンロードのバランスを
常に改変しながら今に至っている

そうしてなるべく正確な順位を出すということは
市民の嗜好を正確に打ち出すことになり
結果、ビジネスとしての広がりを出しやすくもなる
という理由だろう

ところが日本では視聴率はいまだよく分からない感じだし
音楽チャートの、
1番影響力があると思われるオリコンに至っては
未だセールスのみで出されている
だから一作品に対して逐一パッケージが何種類かリリースされる訳です
本当ならば1人で10枚買ってくれようが、1枚だろうが
1人としてカウントしないと本当の影響力のチャートとは言えないでしょ?

そうこうしてるうちに
時代はダウンロードになり
ネット上でフリーで聴くものになりつつある中
「一体今一番聴かれているものは何なのか?」
というのをなるべく正確にチャートにしていこうという動きが
もう少し日本でも始まって欲しいと思う訳です

iTunesでは既にあるように
ジャンル分けしてのチャートだってあっていいよね?
個人的に興味のあるジャンルの上位ってのを知りたいよね?
幸か不幸か何にせよネット社会になってる訳だから
ネット上で起こっていることを
音楽も面白くチャートにしてくれたら
それこそが
皆が色んな音楽に興味を持ち
ライブに足を運ぶ
そんな流れを起こす一つのきっかけになる

そんな風にここ最近ずっと思っている、
SWING-Oです


「ビッグデータ」「ビッグデータ」って言って
ビジネス示唆本を書かれているような方々に結集して頂ければ
簡単にそんなチャートは出来るんじゃないの?

是非テレビ、映像サイト含めて、
色んな「今現在」を反映しているヒットチャートを
どなたか作って下さい!!

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by jazzmaffia | 2016-04-05 23:41 | ひとりごと | Comments(0)