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中村佳穂の配信ライブが素敵すぎた

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先日9月12日に配信された
シンガーソングライター
中村佳穂の配信ライブが素敵すぎた

曲は好きでちょいちょい聴いてたし
映像も見てたし
縁があり連絡先も交換してたりしたので
ナマでは見れなかったものの
アーカイヴで見た

こんな感じだろう、、、と言う推測を大きく裏切られた
素敵な映像作品
いや音楽映画だった

思わず本人に送っちゃった感想文がこちら

*****

早速みたけど

、、、素晴らしい
映画をみたような余韻に浸ってる

前半の、妖精と対話をしてるような弾き語りだけでも心地よかったのに、
最後には魔法の時間が待ってるなんて
あの駒は一体なんだい?

心地よさと狂気の狭間をゆらりゆらり
メトロノームのない音楽時間は本当今心地よく響く

またずっと1カメってのがいい
またカメラマンも愛が溢れてる
中村佳穂を捕まえようとして捕まらなくて、
でも時々捕まえて、、、ていう鬼ごっこのような映像もすごくよかった

素敵な音楽映画をありがとう

もう一度見よう

いやDVDにして欲しいわこれ

*****


そう、彼女は
コロナ禍の中、
この映像作品制作に集中していたのだそうだ
時間をかけてアイデアをまとめて
いろんな人の愛とともに完成した映像作品

ピアニストな俺からしても
練習量とアイデアの熟成度がすごく伝わってくる
なんならジェラシーを感じるほどに、、、

なんて言うか、
決して美人さんではないのに
見ているとどんどん妖精を見ているかのような気分になる
惚れている自分がいる
いたずらをしたくなるけど
「はい、黙って聴いてます!」
て感じ

言葉が尽きないけれど
これは是非いろんな人に見てもらいたいなと思う
22日までアーカイヴ配信をやっているそうです

3300円で見れる
コロナ禍だからこそ誕生したんだろう映像作品
是非ご覧になってください
彼女の音楽の魔法に触れて見てください
「音楽の魔法」は本当に映像作品の後半に起きるんですw

「魔法」って表現がそっとハマるような映像作品
舞台から内装からカメラマンまで全ての関係者の愛と思いが完成させた作品
コロナ禍だから出来た作品、と言う意味の映像作品の中では
今の所、俺の中の最高峰です

中村佳穂 LIVEWIRE
映像監督は林響太郎
https://livewire.jp/schedule/nakamurakaho200912/

中村佳穂の配信ライブが素敵すぎた_d0094512_23142492.png

# by jazzmaffia | 2020-09-16 23:17 | SWING-OによるReview | Comments(0)

何年後かに笑って見直せることを願って

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何年後かに見直して笑って見直せることを願って
昨今のことをメモがてら記しておこう

2020年は記念すべき東京オリンピックではなく
新型コロナウィルスの年となることが確定した

まぁ、安倍晋三首相が歴代最長の就任期間だったとか
官房長官がそのまま次首相になったとかは個人的にはどうでもよい

いやこの
マスクマスクマスクな街の様子
これは一体何なんだろう????
て印象が日に日に増していく日々
風邪の一種と判明したようなものなのに
未だにマスクをやめることを言いだせる空気ではない

そもそもマスクってコロナ禍においても
「体調が悪いかも?」て人がすべきものだったでしょ?
人通りが少ない炎天下で高齢者がマスクをして歩いてるのを見てると
「熱中症大丈夫か?」と違う意味でドキドキして見ちゃう

でも一方で飲食店に入るや否やほぼ全員がマスクを外す
慎重な店でもラーメン屋一蘭的な店でもない限りは
複数で入店すればみんな喋るに決まっている
ましてや夜の居酒屋となればみんなで飛沫を出しまくっている
でもマスクはしていない
そして、店を出て、風通しのいい通りに出ると、マスクをする
飲んでない人が皆マスクをしているから、そこに気遣ってるだけだろう
みんなでアリバイだけ作って、アピールして
責任回避しようとしてる
、、、でもそんな緩い状況なのに明らかにPCR検査陽性者数ですら減ってきた今
もう怖がる状況ではない、と俺は解釈してるんだが、、、

テレビニュースでもwebニュースでも
ついに感染者数発表はしなくなった
恐怖感を煽れる数字ではなくなったからだ
でも「もう大丈夫な数字になってきました」なんて報道しようもんなら
自粛警察(←今年の流行語大賞だろうかね)からのバッシングがすごいだろうし
なんかあったら報道責任を問われるだろうから
ただただ触れない、てとこだろう

そういや8割おじさん西浦教授は何してるんだろう?
この状況をどう思ってるんだろう??
このままだと42万人が死ぬ!と4月だかに発表して
その前後に志村けんさんや岡江久美子さんが亡くなったものだから
日本中が一気に自粛モードに加速してしまった訳だが
まだコロナによる死者は合計1500人にも満たない
その発表から5ヶ月経っててこれだったら、
「ちょっと悲観的な最悪中の最悪の数字を出してしまいました
すんませんでした」
くらい言ってもいいのに、、、
あ、これも下手に謝罪をすると
西浦教授を指名した政府側の責任問題になるから
ただただ触れない、ってとこなんだろうかね

このコロナ禍で驚いたのは
通常SNSなどではおおよその思想共有ができていると思っていた人が
状況判断が俺の側と食い違ってしまうケースが結構出てきたことだ
つまり「コロナを舐めてはいけない」と言う側の意見だ
まだ店を持っている側は仕方ないけどね
東京都の自粛要請に対して言うことを聞くことで
わずかでも協力金をもらえるとなれば、それに乗っかるのは分かる
あの虹色の張り紙をしなきゃいけないけどね

で、その食い違うポイントって何なのかを突き詰めてみると
ここでもまた「責任」て話がキーワードになるように思った
彼ら慎重派、悲観派が言うのは
「自分が原因で身体の弱い人や老人に移しちゃったらどうするの?」
「自分が原因で誰かを殺してしまうかもしれないんだよ」

いやぁその極論は違うでしょ、と俺は思う
責任感溢れるように聞こえるその言葉は
コロナが無ければ、自分が原因で人が死んでしまったことは一切ない!
と言い切っているように聞こえる。
そこは申し訳ないが、人間観察が浅いと言わしてもらいたい

もちろん俺だってなるべく人を死に至らしめたくないが
その可能性をゼロにすると言うことは
人間社会を生きている以上は無理なのだ
あとは、確率で考えるしかない
だって俺が順調に音楽仕事を獲得するだけで
誰かが仕事を失ったりして
結果その誰かは生きていく術を失って、、、てことだって可能性としてはあるわけで
生きていくってそう言うもんなんですよ

いやほんとキリがないのでその手の話はやめたいな

コロナが完全に安全だなんて自分だって思っちゃいない
あくまで程度の問題
もっと怖がるべき、慎重になるべきことは山ほどあるのだ
どうしてこんな弱いウィルスに対してここまで日本は、世界は過剰反応をしてしまったのか?
その答えはきっと数年後から2020年を振り返れば分かるんだろうなと思う

、、、

東京都の飲食店〜夜の街の自粛要請は明日15日までだったが
小池都知事はどんな形で発表するんだろう?

そして、
一体どのように俺たちはマスクを外して
生活ができる状態に戻るんだろう??

ワクチンが出来た!ってだけで一気に皆がマスクを外し始めたら笑っちゃうだろうな
付け焼き刃な勉強でも分かるけど
ワクチンなんて気休めでしかなく、副作用もあるし、
ましてや新型コロナの絶滅なんてないんだからね

でも今の、
小泉純一郎以降分析&大きく選挙で活用された、
何でもメディアの報道に左右されてしまう「B層」な人たちは
きっとワクチン報道だけで一気に安心!てなるんだろうなぁ・・・

マスクをしてもしなくても息苦しい日々
早く終わって欲しいです
またマスクを外せる、行きつけのバーに行っちゃおうかな
楽しい話をしたいです
個人的にはそれでも沢山の楽しいことはあるので
また次は楽しい話をしますね

******


これを読む数年後の俺は
どう思う???
なんか解釈が間違ってたことがあったらゴメン

# by jazzmaffia | 2020-09-15 00:22 | ひとりごと | Comments(0)

SWING-O Review : Teena Marieを聴きながら

"Naked To The World" by Teena Marie 1988

美しくも不思議な人だ、ティーナマリー。見てわかるようにれっきとした白人女性なんだが、なんならば白人シーンよりも黒人音楽シーンに愛されて、愛され続けた白人女性なのだ。

画像2

 個人的に初接触は1984年のポップロックな"Lovergirl"。これはシングルとしては彼女の一番の大ヒット曲なのだけど、これは正直好きじゃなかった。その後も"Top Gun"のサントラ収録曲などで触れたがそれも同じ路線の曲で聴き流して終了。月日は流れ、1996年に音楽シーンを席巻していたFugees"The Score"を聴いているときに誰かから、
「この"Ooh La La La"って元はティーナマリーなんだよ」
と聴いて驚き、慌てて遡ってチェックした。

https://youtu.be/0L5OeCaZDdI

 「なんだこれ!」と驚いた。そりゃもう俺好みの曲だしね。でもどうしてヒット曲はマメにチェックしていたのにこれを聴きこぼしちゃったんだろ?と思って調べてみると
POPチャートは85位、、、そりゃ気づかないわな
でも更によく調べて見ると
R&Bチャート1位!!!
どういうことなんだこの人は?と気になり、遡って聴くようになった。

 彼女は70年代後半から80年代前半にかけて黒人音楽シーンを席巻していたRick Jamesのプロデュースで黒人音楽を代表するレーベルMotownからデビューしたアーティストだった。白人男性でこそ過去何組か存在していたが、白人女性がMotownからデビューというのは史上初だったようだ。でも美しい彼女のビジュアルは1st"Wild and Peaceful"(1979年)では出されず、なに人か分からない形でのリリースとなった。

画像1

この手法は前年1978年のBobby Caldwellの1stで成功した手法。白人なんだが黒人マーケットを逆に狙ってプロモーションする手法だね。

 その後個人的には彼女の4th album "It Must Be Magic"(1981)を中古で安く見つけて聴いて更に好きになった。特にこのアルバムのB面が素晴らしくて、B-1"Square Biz"はHip Hopシーンではサンプリングされまくってる曲だったし、個人的にはB-3"Partugese Love"がツボだった。しかも2002年くらいにはクラブジャズ〜ハウスシーンでこれがカバーされてよくかかっていた。

https://youtu.be/5ZNFnafF_9k

 そして驚くべきことが起きたのが、キャリアも落ち着いてきた2004年にサウス系Hip HopレーベルCash Moneyからニューアルバムをリリースしたのだ。そのアルバム"La Dona"はなんとアルバムチャート6位にまで上がり、彼女のこれまでの最高位のヒットとなる。38歳にして最高のキャリアに辿り着く、それもまた黒人レーベルからリリースされるなんて。

https://youtu.be/hvNZdTjOweM

これなんて最高でしょ?時代にマッチしたトラックと、エモーショナルな歌はバリバリ現役。何度目かの黄金期を迎えることになる。

 そんな彼女は残念ながら持病のため、2010年には54歳の若さで亡くなってしまう。その際に驚くべきコメントが多数寄せられるのだ。

 その筆頭がLenny Kravitzだろう。彼はこんなコメントを発表した
僕が16歳の頃、まだストリート・ミュージシャンだった頃、住む所もなくあちこちをたらいまわしにされていました。(そんなとき)彼女がベッドルームを与えてくれ、僕を食べさせてくれ、料理を作ってくれ、本当に僕のめんどうをみてくれました。

そして、楽器を与えてくれ、彼女が行くレコーディング・セッションやコンサートにも連れていってくれました。彼女はまさに僕を育ててくれたんです。そして、今の僕を作りあげるのに大いに力を貸してくれました。
(吉岡正晴氏のblogより翻訳を引用しました)

 そう、彼女は無名なストリートの黒人アーティストの援助を積極的にしていただけでなく、自分の子供ではない、元恋人Rick Jamesの子供からMarvin Gayeの子供の面倒まで見ていたそうなのだ。アーティストではあるけれど、まるでジャズシーンにおけるパノニカを思い起こさせる。パノニカもThelonious MonkからHorace Silverから数多のジャズミュージシャンの生活を支えた白人女性として慕われて、結果曲名にもなっている人。そのパノニカと同様のことをティーナマリーもしながらの音楽活動だったから、ずっと黒人音楽シーンに支持され続けてきたとも言えるんだろうなと。

画像3

 そんな彼女がもし今健在だったら、BLM(Black Lives Matter)問題はどのようにコメントしたんだろう?と思う。白人である彼女が黒人音楽に陶酔し、ある種黒人以上に黒い音楽を作ってきたことは、意地悪な見方をすればある種の搾取とも取れるわけだ。作家のネルソンジョージも「白人は常に黒人音楽から搾取してきた」と記していたりするしね。でもティーナマリーはビジネスとしてというよりも、本当に好きになってしまって、シーンに飛び込み、Rick Jamesと付き合い、その後も黒人音楽シーンにい続けた。白人チャートには無視されることが多く、結果として黒人チャートに上がる曲の方が多い人生を送った。その立場からするとこの差別問題はどのように捉えるんだろう?どんなメッセージを出すんだろう?と。

 個人的には、きっとティーナマリーには「音楽愛」しかなかったんだと想像する。気がつけば肌の色は違うわね?くらいの。もちろん活動をする上での困難な問題はいくらでもあっただろうけれど、音楽愛を軸に乗り越えてきたんだろうなと。そんな、肌色関係なく「音楽愛」をベースに人間関係を作る、てことも一つの差別問題解消への糸口なのかもしれない、、、と日本の音楽家な俺は夢想する。。。

最後に、亡くなる前年に、御大Smokey Robinson本人の前で"Ooh Baby Baby"を熱唱するティーナマリーをどうぞ。そして最後のスタンディングオベーションの黒人たちをご覧ください。

https://youtu.be/uTTYfoOhVEk

PS: Motownからデビューした白人女性は、1967年にChris Clarkがいる、ということを友人ライターから教えていただきました。その人も興味あるなぁ。。。調べてみます。

# by jazzmaffia | 2020-09-06 16:06 | SWING-OによるReview | Comments(0)