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「東アジア連合」なんて出来るとどうなるか?

Lawrence Taubというカナダの学者が
2004年頃に発表した「今後の未来予想」に
「儒教圏」構想というのがあるらしい
 
日本中国韓国といえば今まさに犬猿の、
一触即発の関係のように我々は思いがちだけど
(今もそうだけど、2004年当時も小泉総理の靖国参拝が話題に種になっていた)
カナダから客観的に観察していると
激動の過去と長引く不和にも関わらず、
同じ文字・漢字を(ある程度)共有し、
つまり同じ文化的言語を用いているし
経済の結びつきも年々むしろ強くなっている
 
第二次世界大戦前後で
ドイツとフランスの犬猿の仲から
戦後一気に距離を縮めてEUを実現した例もある
 
つまり彼は今後
仲が悪いように見えているこの3国は
遠く無い未来に歩み寄り、統合に向かうのでは?
それは世界最大の経済的・政治的ブロックになるはずだ
2020年頃には
・・・という予想
(内田樹『知に働けば蔵が建つ』より引用)
 
*****
 
幸か不幸かその方向には
一切進んでいないように思う2014年今日この頃ではある

が、冷静に外から見ている者からは
「なぜこんなに近い外見、文化圏を持っている国々が
一緒にならないのだろう?」

と見えるんだ!という発見が俺自身はあった
 
確かに海外に行ったことがある日本人は
必ず"Are you Korean?" "Are you Chinese?"
という質問をうけたことがあるだろう
外から見ると我々は同じなのだ

*****

では何故一切、歩み寄る状況にないのか?
そこでふと気づいたことがある

この3国が歩み寄らないことで得をする国がある
アメリカだ

普天間基地移設問題なんて分かりやすい例だろう
もし仮に、我々3国が歩み寄る状況があるとすると
真っ先に誰から見ても不要となるのが米軍基地だ
それは韓国にある米軍基地にも言えよう
(北朝鮮問題こそ残されているが)

更に仮に、北朝鮮を含めて
EUの東アジア版のような
「東アジア連合」が形成されたとしたら
事実上米軍基地は不要になる
何ならロシアとも仲良くなることが出来たら
それは決定的だ

誰がどう見ても、日に日に弱ってきているアメリカ
過去の筋の通らない利権重視の数々の悪行のしわ寄せが来ているアメリカ
そんなアメリカは
クリミア問題でロシアを決して正面切って非難出来ないのだ
だってそんなことを何十とラテンアメリカやアラブ諸国でやらかしてきた訳だから
(日本の一般的な報道は、もちろんアメリカ正義/ロシア悪、の図だけどね)
 
そんなアメリカにとって
東アジアへの影響力を維持するためには
我々に仲良くなられては困るのだ

程よく(ってのが味噌だが)もめ事を起こしてもらって
仲裁に入る形をとって
時々武器を購入してもらったりしながら
影響力をみせる

やみくもな陰謀論って俺は好きじゃないが
「我々が何故一つになれないのか?」と
ふと考えた時に、そう思えて仕方が無くなった

*****

日本の報道だけを見てると
中国むかつく
韓国むかつく
・・・と俺もなる

でも、もっと大きいスケールで捉えると
何か違う気がしてきた

中国や韓国と凄い仲のいい関係をもし築けたら
凄く楽しくなる気がする
観光も沢山したいし
飯も世界中で最も美味い地域だと宣言できるだろうし
音楽の交流が積極的に出来たら、、、
・・・なんて思うとワクワクするんだけどな

・・・そして米軍基地はいらなくなる

皆どう思う?


 

by jazzmaffia | 2014-04-06 23:17 | ひとりごと | Comments(0)

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