"Never My Love"ストーリー

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"Never My Love"という曲がある、
最近ではDonny HathawayのBox CDのタイトルにもなっていたので
ご存知な方も多いだろう

古くは1967年にソフトロックグループ、
Associationsの曲として全米No.2(Cashbox誌ではNo.1)になり
黒人コーラスグループThe 5th Dimension
スウェーデンのロックバンドBlue Swedeなどもカバーして大ヒットさせた曲で
実はDonny Hathawayもカバーしていた、
ということで上記Box CDにて未発表曲として収録されていた訳だ
素朴で爽やかで心地よい名曲だ

大ヒットしたAssociationsバージョン


これもスマッシュヒット、The 5th Dimensionのカバーバージョン



一方、ジャニーズのアイドルグループA.B.C-Z(エービーシーズィー)
昨年この曲をカバーしていた
かつDVDのタイトルにまでなっている
ん?なんでだ?

そこに、まさかの壮大なストーリーが隠されていたのだ

そう、
この曲"Never My Love"を
(ほぼ)最初にレコーディングしたのは
なんとジャニーズだったのだ!


そこらへんはこちらのWikipediaに詳しい
Wikipedia ジャニーズ

簡単に説明すると、
1966年にジャニーズはダンスレッスンのために渡米し
その際にワーナーミュージックとの契約を取り付けることに成功し、
この曲を含むアルバムを制作
&全世界に向けて発売するシングル曲としてこの曲"Never My Love"を発表する、
、、、、はずだったのが
スケジュールの都合、急遽帰国する事になり、
発売も中止となってしまったというのだ
(from Wikipedia)

その「スケジュールの都合」というのがよく分からないが
おおよそ契約の話で日本のレコード会社との間で揉めたんだろう

そして翌年1967年に上記のAssociationsにカバーされて大ヒットして、
そこからはポップスタンダードとしての道を歩む曲となった訳だが
歴史に「たら」「れば」は禁物だが、
もし無事ジャニーズの"Never My Love"が
先に発売されていたら・・・???

なんて想像してしまう・・・

にしてもジャニー喜多川氏の動き方は
50年前とは思えないくらい凄いね
坂本九の全米No.1という前例があるにせよ(1963年)
日本の少年グループをアメリカでダンスレッスンさせ、
かつレコード会社との契約までとりつける、なんて。。。

実際、ジャニーさんは相当この話を悔しく思っていたそうで、
そんなこともあって、
ジャニーズの新しいグループに
原曲の英詩のままカバーさせたんだろう
アレンジもびっくりする程普通に美しく出来ている
原曲へのリスペクト、思い入れを感じるアレンジだ

こちらのリンクでその映像が見れるよ
A.B.C-Z "Never My Love"

そして最後にDonny Hathawayによる、彼らしいカバーバージョン

 
 
この一曲を巡るストーリーが
まさかの
ジャニーズとDonny Hathawayを繋げている
なんて素敵な話じゃないかい?

洋楽好きは洋楽に
アイドル好きはアイドルのみに傾きがちだけど
閉じていると、こうした素敵なストーリーに気づけないよ

オープンにいきましょう
アンテナの張り方を気をつけるだけでいいんです!!

それが本日の #SOUL大学 の教えでした!!!
 
 
 
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by jazzmaffia | 2014-10-07 01:08 | ひとりごと | Comments(0)

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