自分だけの『快感原則』を見つける

#SOUL大学
『快感原則』って皆どう捉えてるのだろう?

演奏について
作曲について
最近聴かれたりすることが多いので、
答えているうちに、自分の口から出てきたのが
自分の『快感原則』を頑張って発見しよう
て言葉だった

これは決して
「気持ちよければいいんじゃん?」
という受動的なことではなく
能動的に見つけようって話

これは・・・非常に時間と体力、時に忍耐も要る話なんだ

どうしても問答をしているうちに
秘訣やともすれば手っ取り早いHowToを求められがちなご時世
そんな簡単に理解出来るようなものに
生涯かけて探求できる魅力はない
・・・てことは皆一方で分かってるはずなのに

例えば音楽で言うならば、
よくコードのことを聴かれるが
一言で答えるなら
「気持ちよければそれでいい」
となるんだが、それだと簡単に思えるかもしれないが
具体的に説明するとこうなる
*自分の好きな曲の気持ち良さの秘密を論理を含めて自分なりに研究する
*自分の気持ちいい響きをいつでも再現出来るように体に叩き込む
*いまそこにある響きがOKかNGかを判断出来る耳、感性、判断力を磨く

どうよ?
こういうことを羅列するだけでも大変そうでしょ?
そう、
自分の『快感原則』を見つけるのって大変なんです
でも
『快感原則』が1つ見つかると、喜びが1つ増えるんです

更にこういうことも言えると思う、特にこのご時世
論理やHowToを10個知っている人よりも
自分の『快感原則』を1つでも見つけている人のほうが素晴らしい

色んな現世批判が今はびこってるけど
そのほとんどの理由が、
その人自身が受動的な生き方をしてるから
だって例えば「食の安全」を人任せにするのを当然としている人が
異物混入だ虚偽記載だで大騒ぎをしている訳だ
大量生産の経費節約のために賃金の安い国で作っているような食べ物な時点で
リスクはそもそも覚悟してなきゃいけないし
そのリスクが嫌ならそもそも食べるべきではない
・・・と俺は思うんだけどね

あ、話がずれちゃいました
コードの話に戻すと、
歴史的に考えても、
先に理論があったんじゃなくて
「これは気持ちいい響きだ!」という快感が先に存在し
それをバークリーなり何なりが理論化して現在のコード理論がある
てのは自明!
で、今やその理論やHowTo頼みな曲が巷に溢れているから
なんとも既聴感を禁じ得ない訳でしょ
安易なんですよ作り方作られ方が
誰がPOPSをABサビって構成じゃなきゃいけないって決めたんですか?
って話です

「さいきんつまらない」とつぶやく人は
安易な理論やHOW TOに頼っている人であり
つまりは受動的な快感しか知らない人
それでいいのかい?そのままでいいのかい?
どうせなら自分の快感は自分で発見する側でいたくないかい?
・・・て話でした


"Never Catch Me feat.Kendrick Lamar"
by Flying Lotus

この人FLYING LOTUSこそ現代を代表する『快感原則』発見者の1人だね
好き嫌いが別れるタイプの人だけど、
昨年に出たこれは、より多くの感染者を出したんじゃないかな
またこのPVがいい
本人のインタビューを読んでも、
自分の快感原則を元に音楽を構築しているのが分かるし
かつそれは苦しい作業でもあると語っている

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by jazzmaffia | 2015-01-12 16:26 | ひとりごと | Comments(0)

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