Record : "All Because Of You" Leroy Hutson 7inchの謎

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"All Because Of You" by Leroy Hutson 1975
5月には初来日が決まっている
フリーソウル文脈でも名高いLeroy Hutson
そりゃもうカバーからサンプリングもされまくってるからね
彼の紹介をしだすと長くなるので置いておいて、

彼の数多ある名曲の中でも個人的に最も好きな曲がこれ
その7inchを見つけたので買っちゃいました
しかも裏面が「Instrumental」と書いてある!!
、、、て事で期待しつつ針を落とすと
あ、なんだ、原曲に入ってる長〜いアウトロを
「Theme Instrumental」と称して入れてただけでした
いわゆる長い曲をPt.1 Pt2と称してAB面に分けて入れる手法ね
それでした

とわ言え名曲である事には違いない
イントロのドラムから最高だし
オーケストラアレンジも最高だし
それが7inchだとまた音がハンパなくいいなぁ・・・
・・・でも
でも
でも

なんか違和感がある

テンポが遅い気がする


そして持っているCD、LPと比べてみたら
確かに遅い
つまり音程も少し低い

どういう事だ?
アレンジもミックスも同じである事も確認した
つまり別バージョンではない

そして気づいた
アルバムバージョンを少し回転数を落とすと
このシングルバージョンになる

どういう事だ?

そして手元のピアノで弾いてみたり
チューナーを使って見て確認できたのは
■シングルバージョンは通常チューニングでキーがDb
(最初のコードがEbm)
■アルバム〜 CDバージョンは432hzチューニングのD
(最初のコードがEm)

432チューニングはまた話が長くなるので割愛するが
ZappのComputer Loveなどもそうだ
よりヒーリング効果のあるチューニングと言ったところ

ってところでLeroy Hutsonのライブ映像などがないかどうか
YouTubeで調べてみたら、いくつか出てきた

■1975年のSoulTrain出演の口パクではアルバムバージョンのチューニング

https://youtu.be/vUQgxp8MNoA

■2010年代のライブ映像ではシングルバージョンのチューニング

https://youtu.be/QFuxz3MNONo


、、、そんなこんなで推測される俺の中での結論は

■原曲本来はこのシングルバージョンEbmだったのではないか
 事実生演奏ライブではそっちのキーでやっている
■ミックスの段階での意図的、もしくはミスで
ピッチ&テンポが早いバージョンが採用された


ディスコ全盛期だし、テンポを少しあげたほうがいいのでは?
という判断でもあったからだろうか?
この曲を収録したアルバム"Hutson"では
他にもチューニングが微妙なものがいくつかある

、、、興味深いとこではあるな
俺が入手した7inchがプレスミスだったり、
もしくは先行シングルの時点ではこのバージョンだった
なんてことも想像できるしね、、、

いろいろと想像が膨らみます

あの頃は
チューニングをその都度いろいろ変えて
レコーディングしていたのか?

レコーディング〜ミックスの過程で
速度を変える処理は普通に横行していたのか?

そんな事をいろいろと想像してしまうのでした


PS:にしても来日ライブ、楽しみだな
YouTube映像を見てる限りに置いては、
この曲がライブのオープニングになりそうだね


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by jazzmaffia | 2018-01-19 14:00 | SWING-OによるReview | Comments(0)

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