Leroy HutsonとGizelle Smith

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Leroy Hutsonと言う、
1970年代に活躍したNew Soul系のシンガーソングライターがいる
Curtis Mayfieldの子分的な人であり、
のちにCurtisが抜けたあとのThe Impressionsに加入した人であり
Donny Hathawayと大学の同志で"The Ghetto"をDonnyとともに書き下ろした人であり、
でも何より俺や俺の周囲的には
90年代のFreesoulコンピ、
UKでの再評価〜Galianoなどでサンプリングされたりしたことで
その名と音を知った人が多いだろう
つまり、リアルタイムでは大して売れなかった人でもある

1982年のアルバム"Paradise"を最後にほとんど活動が聞かれなくなり、
2007年にこそっとアルバムを出してはいるものの特に騒がれず、、、
そんなLeroyも今や72歳、
そんなLeroy Hutsonがこの度初来日だという話を今年の初めにニュースで知った

こういうケースでよくあるのは
全くもう現役感のない歌を聞かされる羽目になる、
お金に困ってるアーティストへのボランティアか!と言うライブ
実際、過去にそういう経験あるし、
実に多くのミュージシャンが今仕事や金に困ってるのも知っている

なんなら俺にとってLeroyは最も好きなSong writer ~ Arrangerの一人なので
その良きイメージを壊されるのが怖くもあったので、
当初行くことを迷った
同じようなことを行きつけのSoul Barのマスターに言ってみたら、
「僕もそう思ってたんだけど、YouTubeに最近のライブ映像を見つけてね、それがすごくいいんだ」
と言う話を聞き、見てみた


https://youtu.be/QFuxz3MNONo

お、確かにフルバンドでやってるし、いい感じ
しかも大好きなこの"All Because Of You"をやってるじゃないか!!

で、この映像を見て再確認した
彼はそもそも歌の巧さを売りにした人ではなく、
曲及びアレンジの素晴らしさが売りな人じゃないか
だとすればバンドで来日するのであればがっかりする確率は低いはずだと

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そして、行ってきました
そして、、、最高でした

72歳とは思えない艶っぽい声
改めて曲の良さを再確認しつつ、
イントロどん!で「次は何だ!」と言うワクワク感
それを客席全部で共感してる70分間
ドラムこそ若干いまいちな感じはあったけど
総合的に本当感動なライブでした
上記の"All Because Of You"が始まった瞬間の高揚感には
そして歌い出しの"wantin ~"
その艶っぽさが40年以上たった今もそこにあることに
本当涙腺ごとやられちゃいました

珍しく、ライターのように、曲をメモってる俺がいました

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、、、と言う感動とともに、
個人的に大きな驚きに
ステージが始まってしばらく経ってから襲われます

コーラスを歌っている黒人女性ボーカルが
いい感じだなと思って調べてみると
なんとGizelle Smithじゃないか!

わからない人のために説明しておきますと
2010年の彼女のアルバムが日本で発売される際のCDボーナストラックとして
remixを作ったことがある人です
そのremixは結果本人たちだけでなく多くのDJの反応をいただき、
WahWah45と言うドイツのレーベルからレコード化もされ、
日本では DJ MURO、Ryuhei The Manなど多くのDJにプレイしていただくことになる、
俺のremix worksの中で最も世に羽ばたいた曲になったのです


https://youtu.be/kl8RDWduAjI

そしてさらには
俺の2011年の45名義のソロアルバムで
フィーチャリングで歌ってもらいました
その曲はアルバムの看板曲になり、PVも作りましたし、
Kyoto Jazz Massive沖野修也のコンピにも選んでいただいた、
これまた俺の代表曲の一つになりました


https://youtu.be/kMkJ2xG_skI

そんな彼女とはメールでのやりとりで制作したので
会ったことがなかったんです
それが、こんな形で
俺の大好きなレジェンドアーティストのサポートと言う形で
目の前にいる!!!

で、結果が最初にある写真のように
無事彼女とは会えた訳ですが
そこにもちょいと裏話がありまして、
そこがまた俺らしいんですが、、、

そのままライブ終了後に挨拶しにいけばいいものを
迷いつつもその時一緒にいたライターの林剛さんとの打ち上げを重視してしまい、
帰る頃には「やっぱ挨拶すればよかった!!」なんて後悔してる俺がいる

で、ラッキーなことにもう1日、5月5日にも公演がある
スケジュール調整をすれば30分くらいはもう一度Billboardに行ける
連絡先は知っているのでGizelleに連絡して、彼女も会いたいと言ってくれた

そして「なんであの時挨拶してなかったんだ!」と自己嫌悪するのではなく
俺は前向きに捉えました

「あの時挨拶できたらそれはそれでいいんだけど
もう一度出直すんであれば、彼女にプレゼントを持っていける!
彼女と一緒にやった作品のレコードは彼女は持ってないらしいので
それを持っていけるじゃないか!
なんなら和菓子かなんかの差し入れも合わせて、、、」

いやあ、挨拶だけのために再びBillboardに行くなんて、、、
その、向かう電車内はなんだか久しぶり緊張しました 笑
でも結果会えていろいろ話せて、本当よかった

みなさん、
緊張を乗り越えて一歩前に進むって、大事ですよw
なんてね 

ま、要領悪い俺は、フットワークでどうにかするしかないんですわ
これまでも、これからもそうやってどうにか全部足してやっとプラス
そんな人生だろうなぁ、、、と思っております

さて、差し入れの鯛焼きは彼女は気に入ってくれたんでしょうかね?


*****

最後に彼女の8年ぶりにリリースしたニューアルバムからの曲をお届けして
長い長いレポを閉めようと思います
ひょっとしたら、これを提げて、夏に来日できるかも???と言ってましたよ!
「無事それが実現するなら、俺も絡ませてよ!」
とは伝えておきましたw


https://youtu.be/jkG0lBKUZB8

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by jazzmaffia | 2018-05-07 01:01 | Live Report | Comments(0)

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