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本日ラジオで伝えたかったこと、伝えたこと

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本日TBSラジオの平日夕方の帯番組
アフター6ジャンクションにゲスト出演してきました
それも
「『ラ』の音が、みんなとちょっとぐらい違ったっていいじゃない!
調律は自由だ」 by SWING-O
なんて特集を組んでもらって
講師として出演!なんて形でした

まだの方は一週間くらいは聴けるはずです

https://www.tbsradio.jp/410669?fbclid=IwAR2u5C_Nd3SHDrzxF9JwavFzZYLkqX-3whAG7VroyHhjZnskFax-oXyJgMk

で、本日伝えたこと、伝えたかったことはこんな感じでした!
というのをまとめておきますw

**********

■テーマ
これだけインターネット〜スマホも普及し
音楽発信も自由にできるようになってきたのに
逆に音楽表現が貧困になってきてないか?

ABサビという構成をなぜインディーアーティストもなぞる?
なぜ他と同じように4小節ループを軸に作る?
なぜ同じようなコード進行ばかり使う?
(これに関してはマキタスポーツ「すべてのJ-POPはパクリである」参照ください 笑)
そして
なぜ他と同じようにA=440(441)あたりの調律にしてつくるの?

あくまでその数字は
1939年に国際協定で決められただけなんです

でもその後70年代くらいまではレコード〜テープ時代というのもあり
ポップス自体の模索時代というのもあり
電子楽器を含めて調律がまだ安定していない時代というのもあり
結果として調律自体も自由でした

ってとこで聞いたのが
Doors "Light My Fire" めっちゃ高めです、448くらい?
The Beatles "Strawberry Fields Forever" 低めです432 くらい?

この頃はそもそも構成も自由だしね
だから1970年代までのものは聞いていて飽きないんだなぁ・・・と思います

■Hip Hopの登場
その後80年代になると音楽もデジタル化がどんどん進み、
機械も安定してきて
440チューニングがどっと定番になってきます
、、、が

Hip Hopに関しては、サンプリングをベースに作られていたので、
元のレコード自体がずれてる場合もあるし
そもそもレコードの回転速度を調整してビートに載せる作り方が普通だったので
当然ながら調律的にも440でないものだらけになります

それでも心地いいものになるかどうか?
トラックメーカーの「耳」次第

そこでかけたのが
Mary J.Blige "I Can Love You"

これは450hzくらいですね
元ネタのLil Kim"Queen Bitch"がずれていて
ワンループのそのネタに
いろいろ楽器を加えてRodney Jerkinsが仕上げた曲ですが
これは彼の「耳」が超一流だったって証でもありますね

だって加えた楽器もちゃんとそのチューニングに合わせてあるんです
「ん?そっかこれサンプリングだからずれてるんだ、
じゃあそっちに合わせなきゃな」
と彼は気づいて仕上げたってことです

そもそも
ファンキーなワンループの曲を
コード解釈まで変えてこんなメロウな曲に仕上げた
って時点で素晴らしいですけどね

■有名なネタも調べてみると・・・
宇多田ヒカルのデビュー曲"Automatic"も
流しながらピアノを弾いてみようと思うと合わない!
ということに最近気づいたんですが
調べてみると448hzくらい?相当440より高いんです

これがでた1998年のことを思い出すと
当時は音圧戦争が始まった頃
つまりラジオなどでかかった時のインパクトを出すために
音の迫力を出すことに各アーティスト、レコード会社が夢中になっていた頃
そんな中この曲がインパクトがあったのは
そのチューニングがかなり高めだったからではないか?

実際440より少し上げて441、442チューニングにする
くらいは俺の関わる現場でもちょこちょこありましたが
448くらいというのは、かなり高い!

そのある種の「違和感」が
彼女のデビューの大ブレイクに一役、陰ながら買ってるのではないか?と

これくらい違うと
440チューニングの曲が連発でかかってる中に
この曲がポンっとかかったときに
「ん?なんだこれ?」となるはずなんですよ
そんな耳がよくない人でも
「なんだか分からないけど、これ、他と違うね!」となるはずなんですよ

■総括
どれだけ自由を謳歌している曲を作ってるつもりでも
その実、自ら束縛の真っ只中に入り込んでしまっている
そういうケースが最近は多い気がします

どれだけインパクトがある歌手がデビュー!となっていても
佇まい〜ビジュアルと、歌詞、あとせいぜい歌声のインパクトまでしかなく
曲のあり方、ましてや調律まで含めて自己表現をできている人は少ない気がします
つまり直球で「音」で勝負しようとしている人が少ない

それはもったいない!

あなたの個性をもってして
その束縛から脱出を試みる楽曲を作ってくれたら
本当に世の中を変えれるかもしれないのに・・・

より面白い音楽のためにも
音楽をより楽しんでもらうためにも

なんてお話でした


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より詳しく、正確に調律にまつわる話を知りたい方は
こういう本はいかがでしょう?


こんな感じでいろいろと曲の背景などを話しながらの

ソロピアノライブ、渋谷の回はいよいよ明日です!!!


SWING-O “SOUL PIANO” release tour 2019
■Date : 9.19(木曜日)
■Time : OPEN 18:00/START 19:30
■Place : 渋谷JZ-Brat
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2F
03-5728-0168
http://www.jzbrat.com/
■Charge : ADV¥3,500/DOOR¥4,000
■Member
SWING-O:piano


9.27には名古屋 @accordatura7 にて
10.4には東加古川 bar Axelにて
ソロピアノライブやりますよ!!
そちらもよろしくです

ほかSWING-O情報は
http://swing-o.info/
で随時確認くださいませ

四国、九州、北海道も行く予定が決まりつつあります!!!

あとは東北、信州かな、オファーお待ちしておりまーーす


by jazzmaffia | 2019-09-17 23:50 | Live Report | Comments(0)

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