初体験

d0094512_17483430.jpg


今日は初体験で、ベースの鈴木渉と二人で、銀座の高級美容院オープニングイベントで演奏してきたんだけど(ドン小西などを発見!)、もう一つ、初体験なことをしてきた。

それが、募金

もちろん、街角の赤い羽根募金位はやったことがあるが、今回のはちと違う。かつ一万円を募金した。

きっかけは、まず、一昨日たまたまスカパーでやっていた
『ホテルルワンダ』を見たことだ。もう4年前の映画で、かつ10年以上前の1994年の実際の出来事を描いた映画なのだけど、それが凄くショッキングな映画だった。

俺も何となくのうる覚えでしかなかった、アフリカはルワンダの大殺戮事件なのだけど、実に100万人近くもが虐殺された、恐るべき事件だったのだ。簡単に言うと、二つの相対する民族のストレスが、一方の暗殺と思われる大統領の乗った飛行機の墜落事件を機に爆発して起きた虐殺である。

そして、この映画はその中で、1000人以上を救った、ホテルルワンダのオーナーのドキュメント、という形。

そのストーリー自体は感動的なもので、かつそのオーナー及び家族は今はベルギーにて健在だと言うことだが、一方でその事実に色んな悲しい過去も垣間見えた。

とあるBLOGの解説に適切なのがあったので、引用すると
 この殺戮、要するに近親憎悪なのだが、そのそもそもの要因となったのが、国民の大多数を占めるのに、事実上国を統治している白人のベルギー人によって顧みられなかったフツ族のツチ族に対する怨恨にある。結局そもそもの発端は白人の統治問題か。しかもベルギー人がツチ族を重用した理由は、その能力によるものではなく、比較的長身痩躯で肌の色が薄く、鼻が高かかったからという、あくまでも白人の視点から見た美意識の問題だったと来れば、これは当然遺恨が残るだろう。しかも映画の中でヴィデオグラファーに扮するホアキン・フェニックスがバーで隣りに座っている地元の女性に尋ねるように、そんなのあまりにも恣意的で、一見しただけでははっきり言ってフツかツチかなんてほとんどわからないのだ。こりゃどう考えたって、いつかは不満は爆発するよな。しかもその爆発に至るまでの期間が長かった分だけ、いったん弾けた感情は収まりようがなかった。誰にとっても不幸である。

そう、やはり、大量無作為殺戮の元凶は白人の侵略&統治問題なのだ。
白人統治以前には、戦士同士の戦いこそあれど、女子供を含めた無作為殺戮は存在しなかったのだ。

そしてそのルワンダの大量虐殺は、その数十万人のルワンダ移民がなだれこんだ隣国ザイールにも影響を及ぼし、結果、当時の政権が崩壊し、現在のコンゴになっているが、コンゴも現状は危険な、強姦略奪が頻発する無法地帯を多く持っている。

----ひじょ~~に前置きが長かったですが----(前置きかよ!って?)

そして、その近隣国の中でも唯一と言っていいほど安定した国だった、いかりや長介も渡辺貞夫もムツゴロウも愛したケニアが今危機に陥っているのだ。

これもまた、相対する民族が、大統領選挙の汚職問題発覚を機に、そのストレスを爆発させて起きた、という図式、、、

そして、その内乱により、マサイマラ国立保護区という公園では、観光客の激減により、レンジャーたちの給料や密猟対策の資金がなくなって、マサイマラの保護区管理に危機が来ているという。

これを知るきっかけになった、ケニアで獣医をしている、たきたあすかのBLOGから引用すると
 2002年から970人もの密猟者を逮捕してきたレンジャーたちも解雇され、今、マサイマラは密猟者が攻め込む事が可能な土地になりつつあるのです。今まで政府のお金や海外からの寄付に頼らずに入園料だけで活動をするという自立したスタンスを取っていたマラコンサーバンシーは、危機に立たされています。肉食獣による家畜被害の損害賠償も払うことがままならない中、マサイが家畜を襲った肉食獣の報復の為、つい先日もライオンのオスが槍で殺されました。たった1ヶ月で保護区を守る資金が観光客の激減によってなくなってしまい、レンジャーもこの広大なサバンナのパトロールも出来なければ、密猟者を捕まえるオペレーションも不可能だし、密猟罠を回収することだって出来ません。観光客がいなくなって閉鎖することが可能なロッジとは違い、観光客がいなくなっても保護区の野生動物を守るレンジャーたちは仕事をし続けていかなければいけないのです。

そんな訳で、このマサイマラ国立保護区を応援する募金があること、村上龍のメルマガきっかけで知り、俺も一度は行ってみたかったケニアの自然を守ってほしい!てことで募金をしてみました、てな話。
(長すぎ?)



いやさ、こういうのって正直迷うんだよね。どうすべきか?て。
*友達がいる訳ではないし、直接困る訳ではないし、て見方もあるし
*応援したい!と言っても、そんな俺自身余裕ある訳ではないし、
*でも現地の、大変な状況の人に比べればどんだけ余裕あるんだお前?
て見方もあるし
*かといって、応援を一つ始めたら、国内を含めて限りなく応援の必要な人たちが存在するし、、、

、、、とキリがないのです。

申し訳ないが、自己中で、自分に少しでもリアルな何かを感じたことにしか協力は出来ない、、、というのがたった今の俺の結論。

そんな訳で本日、マサイマラ国立保護区へ一万円(たった!ですが)
寄付して来ました、振込みで。

で、それも、昨日のメルマガで、たきたあすか氏がそれまでに集まった300万以上の募金をマラコンサーバシーという管理会社へ渡してきた報告を見て、かつ
「これによって、少なくとも3月中のレンジャーの給料が払えるようになった」という報告を見て、僅かな協力が、実際に実になっている状況のレポートも見れたから、という側面もありますが。


そんな訳で、こんな長い文を最後まで見てくれた方は、是非このブログもご覧下さい。
http://www.asukafrica.com/africadiary/archives/001336.php

あと、村上龍監修による、メルマガ、友人のShingoSuzuki氏に教えてもらったんだけど、かなりいいです。
世界の色んな国に住んでいる日本人から、各国のレポートを送ってくる、というコンセプトのメルマガですが、テレビで報道されない、色んな情報が送られてきます。世界情勢があれば、カリブ海クルーズレポまで、という感じ。興味があればどうぞ!
http://ryumurakami.jmm.co.jp/


しっかし、人間は馬鹿だなぁ。。。
あ、馬鹿は馬に鹿か、奴らは大量殺戮なんかしないな
人間は馬鹿以下だ。。。
[PR]

by jazzmaffia | 2008-03-05 01:59 | ひとりごと | Comments(0)

<< 春の気配とTheNightLife シビれた >>