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Movie : "私が殺したリーモーガン〜I Called Him Morgan"2016

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"I Called Him Morgan"
~私が殺したリーモーガン/ヘレンは彼をモーガンと呼んだ~
カスパーコリン監督 スウェーデン・アメリカ共同制作 2016

リーモーガン
もちろん知っている
彼が参加してた頃のArt Blakey & The Jazz Messengersと
ソロ作は"Sidewinder""Speedball"くらいしか把握していないし
正直音色もKenny Dorhamと区別つかなかったりもする

"Sidewinder"などはジャズロックとも言われ、
ジャズ作品としてポップチャートも駆け上がった、
大ヒット作だということも知っている

若くして亡くなったことも知っているが
ジャズ界はそんな人だらけなので
個人的にはワンオブスーパージャズマン
くらいの認識だ

でも、なんか惹かれて
渋谷Uplinkに見に行ってきた

見てて思ったのは
今日び、リーモーガンはおろか、
Miles Davisすらも知らない人が多数になりつつある時代だよなと

これからどうやって
ジャズの「あの頃」を後世に伝えて行くか
伝わっていくのか?
というのは、まさにこれから再考されていくんだろうなと

そんな折にこれから大切なのは
「大ヒットしたかどうか」
「誰に影響を与えたかどうか」
などなどのウンチクではなく、
圧倒する音色だったり楽曲だったりする気がする

そんな意味では
Miles Davisのミュートトランペットは
その音色そのもので後世に残っていくものだろう

そしてこのリーモーガン
曲も多数名曲は残しているが
今回改めて映像で見たときの
音の太さがすごかった
このぶっとい&温かい音でこのアドリブが出来るのは
「天才」と呼ばれてきたのもわかる

彼のジャズ史に置けるどうのこうのを知らなくても
この「音色」にはやられるのではないかな

先日の話の続きにもなるけど
これこそ「肉体的」な音だなと
つまり「個」の力の凄さでもある
(「精神」と「肉体」どっちが先か http://jazzmaffia.exblog.jp/26388501/ )

映画のストーリー自体は
若くして大活躍してきたトランペッター、モーガンが、
ドラッグでもって脱落していき、
そこを救った年上の女性ヘレンがのちに奥さんとなるが
その後大活躍していく最中に浮気が元で
その奥さんに射殺されてしまう
、、、という史実を、残されたヘレンのインタビューや
まだ健在のジャズミュージシャンたちのインタビューと共に追っていく
そんなドキュメンタリー
初出と思われる写真やライブ映像も多数で
よく出来ているドキュメンタリーでした

(追記:ただ、ジャズを全く聴いてこなかった人に伝わる「映画」かどうか?と言われると正直微妙だと想像されます)

彼をよく知らない人も
彼、モーガンの音は触れてみるために見に行ってみるのは
ありかもしれないね
でも音源を聴いてみるだけでもいいかも??
とも思わなくはない 笑

な訳で、
映画でもエンディングで使われていた
この曲でも聞いてみてくださいませ

"Search For The New Land" by Lee Morgan 1964
https://youtu.be/YDfkkRa1VA8



映画情報はこちらです


PS
ジャズにまつわる映画、
ロックにまつわる映画はいろいろ出てきつつあるけど
Marvin Gayeもまさかの父親に殺されてこの世を去ったレジェンド
彼の映画とか出来ないんだろうかね?
リーモーガンが40年以上経ってから映画になった訳だけど
Marvin、Donny Hathaway、Curtis Mayfieldなどを振り返る映画なんかも
そろそろ出てきていい時代な気がするな



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by jazzmaffia | 2018-01-30 21:17 | SWING-OによるReview | Comments(0)

フィリピンは日本の音楽シーンに多大な影響を与えた?!

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"The Wildman Meets The Madman" Bobby Enriquez &Richie Cole 1982

ジャケはポップでいい感じだけど
決して中身は好みではない
いわゆるただの「ジャケ買い」な作品

元がゆるい写真ジャケだったので
日本受けするためだろう、
日本独自のジャケットに差し代わって発売されている
これはレコード時代の洋楽にはジャンルを問わずによくある話

フィリピン人ピアニストBobby Enriquezと
アメリカ人サックス吹き大御所Richie Coleの共演盤
どちらも音数が多くて
それでいてよくも悪くも超スタンダードな作風なので
ホテルのラウンジ感以上のものではない

なんだけど、
ジャズ評論家の大家、
油井正一さんによる解説がすごく面白くて紹介しておこうと思った次第

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日本盤の良さは、
帯がついていることと
こうした解説、歌ものなら対訳が付いていたりすること

そしてこのアルバムの解説では
フィリピンにまつわる歴史にまで話が広がっていて
それがすごく面白かった

その内容を要約すると
■フィリピンは1571-1898年までスペイン領
■1898年にキューバの利害を巡って起きた米西戦争(アメリカxスペイン)にアメリカが勝ち、フィリピンとグアムはスペインの手を離れてアメリカのものとなった
■1934年独立が約束されていたが、1941年には日本軍が占領し、1945年日本の敗戦によって解放され、1945年に完全な独立国となった
■20世紀初頭はアメリカ文化の東洋における中心地となり、日本を含めて東南アジア全土にフィリピン人ミュージシャンは出向き、影響を与えた

そう、まさかの話だった
日本のジャズ〜ポップスの歴史(特に戦前)に
フィリピンからの影響が含まれているだなんて
よもや考えたことがなかったから驚きの話だ

このアルバムの主役のボビーのインタビューでは
「僕の体内のはラテンの血が流れている」と答えているけど
もともとフィリピンがスペイン語だったことや
上記のキューバがアメリカ領になったタイミングと同時に
フィリピンもアメリカ領になったことで
多くのキューバ音楽がフィリピンにも入ってきていたらしい

一般的に日本におけるジャズ〜ポップスを解説される際には
アメリカからの影響な話しか出てこないので
こういう話はビックリだよね

実際戦前からジャズだけじゃなく
ラテン音楽は日本でも流行っていたわけだけど
ただただアメリカ直輸入ではなく
フィリピン経由なものも多数あったと
実際フィリピン人ミュージシャンも多数日本に来ていた
もしくは住んでいた、らしい

そんな話を聞くと
いろいろと想像が掻き立てられるよね
俺らが学ぶ文化史は
ほとんどが欧米→日本だからね
こうした近所づきあいな部分というのも
歴史上多数あるはずなんだよなぁ・・・と
実際、鎖国以前のフィリピンと日本もいろいろと交流があったそうだし

アルバム的には特にオススメするものではありませんが
300円だったし
この解説を読めただけで買った甲斐がありました 
、、、なレビューでした 笑



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by jazzmaffia | 2018-01-29 22:47 | SWING-OによるReview | Comments(0)

「精神」と「肉体」どっちが先か

微妙なニュアンスだ
でも「確かに!」と思うことを
レコーディングスタジオの空き時間に手に取った、
映画監督北野武のインタビュー集に記してあった
確かこんな感じで

「精神に肉体がついて行ってない人が、
その大きくなっちゃった精神で持って肉体を殺しちゃう
つまり自殺になっちゃうんじゃないかな?
おいらはこう見えて肉体的な反応が昔からすごくいいんだ
だから精神が誇大しちゃうことなくここまで生きてきちゃった」

氏の映画はほとんど主人公が死んでしまう
北野武は映画の中で自分を殺すことで生き延びている
とも記されていたし
氏の言葉だと
「今の世の中死を意識しないようにして生きてる人が多いよね
99.9%生を意識していて、0.1%だけ死を意識してる
それじゃ生きていくのも逆に辛くないかな
死はすぐそこにあるんだよ、
おいらにとって理想は50/50かな、死と生が」
そんなニュアンスのことも言っていた

細かい言い回しが気になる人は本を手に取ってください
その正確な引用は今日はどうでもよくて、
上記のようにキャッチした俺が思うあれやこれ、のまさに「ひとりごと」
自分の頭を整理するためが半分
ついでにキャッチしてくれる人がいたらいいなというのが半分ってとこだ

かく言う俺は
精神が誇大しがちで、
肉体がなかなか追いつかない
そんなタイプだと思う
時代的にも今最も多い、今のスタンダードかもしれない

俺から見て肉体が先行する、できる人というのは
咄嗟にマジギレする人出来る人
危険を察知した時に防御の前に攻撃出来る人

その書き方だと昨今迷惑がられるタイプの人とも言えるが
俺からすると羨ましくもある
なんらかの交渉ごとであったり、制作〜ライブ現場のやり取りでも
咄嗟にズバッと言い返せる人
でもある訳だからね

その肉体性を持っていない俺は
後から思うと
「あれは怒るべきだった!」
と言うようなシチュエーションでも
「はぁ、そうですか」
くらいしか返せない

それを、家に持ち帰ってからあれやこれや後悔し始めてイライラする、寝れなくなる
そんなタイプ

でもそれをなんとか可能な限り解消したいと思って生きてきた
解消していく上で軸となったのが
俺にとってのピアノであり、セッションだったと思う

普通の言葉のやり取りだとうまく言い返せなくても
演奏に関しては咄嗟に対応出来るようになった
考える前に手が反応してくれるようになった
スポーツや球技だと大したセンスを持っていないと自負するが 笑
ピアノ演奏に関しては咄嗟の対応力に対しての自信が今はある
考えてから演奏するのではなく
演奏しながら考えることが出来るようになった
ということだ

MCなどにも言えるね
昔の俺だと如何ともしがたい感じでろくすっぽ喋れなかったのが
今は、しゃべり始めるとうまく覚醒して、
考えてからしゃべるのではなく
しゃべりながら考えることが出来るようになってきた

これは我ながら驚きだ
月日の積み重ねで
精神を追い越す肉体というのを
ピンポイントではあるものの
獲得出来るようになった
ということに

もちろんその技術自体は全くもって満足しちゃいない
昨日のイベントでもまたあれこれ悔しく思ってる点があったりする
でも、昔と比べるとその後悔するポイントが
レベルアップしてきたんじゃないかな?とは思う

そんな自分になってきたおかげだろう
20代などは自殺が頭をよぎることもよくあったんだけど
今はそういう感覚はない
あの頃は精神の一人歩きが半端なかったからだろう
ピアノもまだまだだったしね

でも「死」というものはなるべく意識するようにしている
すぐそこにある訳だからね
「死」をある程度意識できてこそ
「生」への執着が生まれる
北野武が言っていることもそういうことなんだと俺は捉えるし
俺がリスペクトする文人は大抵「死」を語る

現代文化は
「死を遠ざけようとしてきた文化だ」
そしてそれがある程度成就していくとまさかの
「生への執着が薄い人々が増えてきた」

精神と肉体を分けて考えることが出来る、
地球上で唯一(なはず)の動物、人間
だから「哲学」や「宗教」を人間は必要とした
その両者とも昨今は遠ざけられがちだ
ゆえに、昨今生じている理不尽の数々に説明がつけられないんだろうな

その「精神」と「肉体」の狭間を
もう少しうまく言葉に、音に捉えていけるようにしたいものだなと思う
音楽家として
エンターテイナーとして


*****

とうまくまとめておきましたが
実際、俺の中で結論はあるようでありません
こういうニュアンスをメモっとこうと思って記した次第です
このニュアンスをこれからも大事にしたいなという意で記しました

***

写真は昨日、横浜赤レンガ倉庫より見た
豪華客船出港のもよう

「出港」「出航」っていいよね
小さい頃から港や空港って好きなんだ
どこかに連れてってくれる場所だから、
だろうね

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PS:
と記し終わって気づいたこと
肉体性が衰えていく
精神性が誇大していく現代だからこそ
SNSが発達したのかなと?

つまり、SNS上だと、
人対人だと言い返せない、やり返せない肉体性の弱さを
ヘイトスピーチであれただのディスであれ愚痴であれ
肉体性がある自分、という感覚になれる
バーチャルな肉体性を獲得出来るからじゃないかと

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by jazzmaffia | 2018-01-26 21:37 | ひとりごと | Comments(0)

Record : "All Because Of You" Leroy Hutson 7inchの謎

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"All Because Of You" by Leroy Hutson 1975
5月には初来日が決まっている
フリーソウル文脈でも名高いLeroy Hutson
そりゃもうカバーからサンプリングもされまくってるからね
彼の紹介をしだすと長くなるので置いておいて、

彼の数多ある名曲の中でも個人的に最も好きな曲がこれ
その7inchを見つけたので買っちゃいました
しかも裏面が「Instrumental」と書いてある!!
、、、て事で期待しつつ針を落とすと
あ、なんだ、原曲に入ってる長〜いアウトロを
「Theme Instrumental」と称して入れてただけでした
いわゆる長い曲をPt.1 Pt2と称してAB面に分けて入れる手法ね
それでした

とわ言え名曲である事には違いない
イントロのドラムから最高だし
オーケストラアレンジも最高だし
それが7inchだとまた音がハンパなくいいなぁ・・・
・・・でも
でも
でも

なんか違和感がある

テンポが遅い気がする


そして持っているCD、LPと比べてみたら
確かに遅い
つまり音程も少し低い

どういう事だ?
アレンジもミックスも同じである事も確認した
つまり別バージョンではない

そして気づいた
アルバムバージョンを少し回転数を落とすと
このシングルバージョンになる

どういう事だ?

そして手元のピアノで弾いてみたり
チューナーを使って見て確認できたのは
■シングルバージョンは通常チューニングでキーがDb
(最初のコードがEbm)
■アルバム〜 CDバージョンは432hzチューニングのD
(最初のコードがEm)

432チューニングはまた話が長くなるので割愛するが
ZappのComputer Loveなどもそうだ
よりヒーリング効果のあるチューニングと言ったところ

ってところでLeroy Hutsonのライブ映像などがないかどうか
YouTubeで調べてみたら、いくつか出てきた

■1975年のSoulTrain出演の口パクではアルバムバージョンのチューニング

https://youtu.be/vUQgxp8MNoA

■2010年代のライブ映像ではシングルバージョンのチューニング

https://youtu.be/QFuxz3MNONo


、、、そんなこんなで推測される俺の中での結論は

■原曲本来はこのシングルバージョンEbmだったのではないか
 事実生演奏ライブではそっちのキーでやっている
■ミックスの段階での意図的、もしくはミスで
ピッチ&テンポが早いバージョンが採用された


ディスコ全盛期だし、テンポを少しあげたほうがいいのでは?
という判断でもあったからだろうか?
この曲を収録したアルバム"Hutson"では
他にもチューニングが微妙なものがいくつかある

、、、興味深いとこではあるな
俺が入手した7inchがプレスミスだったり、
もしくは先行シングルの時点ではこのバージョンだった
なんてことも想像できるしね、、、

いろいろと想像が膨らみます

あの頃は
チューニングをその都度いろいろ変えて
レコーディングしていたのか?

レコーディング〜ミックスの過程で
速度を変える処理は普通に横行していたのか?

そんな事をいろいろと想像してしまうのでした


PS:にしても来日ライブ、楽しみだな
YouTube映像を見てる限りに置いては、
この曲がライブのオープニングになりそうだね


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by jazzmaffia | 2018-01-19 14:00 | SWING-OによるReview | Comments(0)

これは若い人も見て欲しい!今見ても「イカ天」はおバカですごすぎる件!!!

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おかげさまで
現在SWING-OはFlying Kidsという、
今年30周年を迎えるバンドのメンバーになった訳ですが
Flying Kidsといえば!なTBSの伝説の番組、
「いかすバンド天国」通称「イカ天」
20周年くらいのタイミングで
2007年に振り返る特集番組のYouTubeを見つけて
それを見てたらすごいのなんの、、、
、、、てことで感想や思い出を記しておこうと思った次第

その映像がこちら

https://youtu.be/VwQpWw7UBYg

まぁ、ご存知な方は
この映像を見てもらうだけで楽しめると思いますが
ご存知ない方を対象に記しておこうと思います
(&自分のメモがてら)

1989年2月から90年の12月まで
1年10ヶ月しか放送されなかった、
バンドオーディション番組なんだけど
これがきっかけでデビューしたバンドは数知れず、
1周年を迎える前の1990年1月にはなんと
武道館イベントを開催して超満員になってしまうくらい
1989年の流行語大賞に「イカ天」がなってしまうくらいの
すごい盛り上がりをした番組な訳です

さらっと紹介するだけでも
FLYING KIDS : 5週勝ち抜き初代グランドイカ天キング
BEGIN : 2代目グランドイカ天キング
たま : 3代目グランドイカ天キング
マルコシアスバンプ : 4代目グランドイカ天キング
Little Creatures : 5代目グランドイカ天キング
Blankey Jet City : 6代目グランドイカ天キング
、、、とグランドキングを並べただけでもすごいし
他にもメジャーデビューを果たしたり
役者として今有名になっている濱田マリなんかも
砂場ってバンドでこの番組に出ていたのが残っているし
イカ天で話題になったもののキングにはなれなかった、
人間椅子と言うバンドは
年月を経て今武道館でライブができるようなバンドになってたりする

上記のバンドを並べただけでも
タイプが本当にバラバラで
音楽性とキャラが立ってるものが多いのがわかるかと思う

で、今回改めて「イカ天復活祭」を見てみたら
その狂気とも言えるエネルギーに満ち溢れていた様に
本当驚いたね

メモがてら羅列しておくと
■放送初回から女性バンドが生放送中、酷評を受けてパンツを脱いじゃう事件が起きる
■Flying Kidsに限らず、初代キング「SLUT&SLASH BAND」からディスコ〜ファンク的なバンドが数多いることが今回見直してよくわかった。バニーガールな格好した女性バンド「小伝馬」も意外とブギーな曲だったしね
■森三中みたいな三人組「立ちくらみ」がセクハラ歓迎曲「チカンに会いたい!」なんて歌ってる
■アースウィンド&ファイターズ、Gueenなどの完コピバンドも出ていた
→そういえば、そんな完コピバンドが集まるフェスを見に行ったことがある、超満員だった
■マサコさんってバンドも話題だったが、バカラック曲「雨にぬれても」のコミカルな替え歌「雨にぬれてもいいや」だった
■みうらじゅんさんは「大島渚」ってバンドを結成して登場したりしていた
■「アブドゥラザブッチャーはぜひともスポーツ平和党へ」なんてバンドがやっていた曲はペンギンの着ぐるみを着てニューウェイヴな楽曲「ペンギンロック」だった
■カブキロックスの、沢田研二カバー「TOKIO」改め「お江戸」も今聴くと面白い
■びっくりするくらい、芸人か?と言うくらいイロモノなバンドが多い、ビジュアル系からコミカルなものまで
■審査員だった吉田健さんの毒舌っぷりが面白い

、、、キリがないね
何せキングになってないバンドも強烈なのばかりで
なんならたった今だったら
即デビューが決まるんじゃないの?
てバンドのオンパレード

これってお笑いブームが始まった頃の
「ボキャブラ天国」通称「ボキャ天」と一緒かもね
あ、これも天国がつくわ

ボキャ天出身で今も活躍してるお笑い芸人の数は
ハンパないからね

イカ天の方に話を戻すと
なんつうか
目立つにはどうしたらいいか!
を皆が真剣に考えていたし
一方で音楽に愛されていた人たちは最初から輝いてもいたし
みんなしてバカでもあったし
(先輩方スンマセン)

言うても自分もその世代っちゃ世代で
俺自身も出たいなとは思ってたものの
当時大学2,3年生の俺はまだ大したバンド組めてなかったからね
あのエネルギー溢れる様々な目立つ人たちをテレビで見て
悔しく思っていたことも思い出す

数年後に下北沢かどこかの広い会場で
「宮尾すすむと日本の社長」(10代目キング)
前座をすることができたこともあったな
そのバンドも今聞きなおすとファンクではあったよね
萩原健太さんの言葉を引用すると、
「軟弱な人たちがやるファンク、それが日本独特な感じがして面白い」

いいものを持っているけど
伸び悩んでるような
スランプに陥ってるような気持ちの人は
このおバカですごいバンドが凝縮している
「イカ天2007復活祭」をぜひ見て欲しいね
ある種楽にもなるだろうし
ある種気合も入るでしょう

他人がやってそうな曲をやってもつまらない
他人がやってそうな演奏をしてもつまらない
他人がやってそうな格好をしてもつまらない

そんな基本を改めて確認させてもらえる番組でした

あの頃くすぶってた俺がいて
今こうして音楽で食わしてもらってる
なんか勝手に感慨深くもなっちゃったな、、、笑


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by jazzmaffia | 2018-01-10 01:50 | ひとりごと | Comments(0)

Movie : 『バンコク・ナイツ』レビュー

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『バンコクナイツ~Bangkok Nites』
富田克也 監督 空族 制作 2016年

噂のロングラン映画
#バンコクナイツ #bangkoknites
をやっと観てきました

そっか、
山梨を舞台にしたヒップホップな映画
#サウダーヂ のチーム
空族Kuzoku」の新作だったのか

俺の周囲からもよく聞く、
バンコクの歓楽街を舞台にした話なんだけど、
かなり内部まで入り込まないと描けない内容、
そして音楽選曲は素晴らしかったね

歌詞の内容がまた独特でよかったな、、、
彼がいなくなったのはバイクのせいだ!て曲があったり、
2年前からいなくなった彼女は母親に売られたらしいけど
俺は今でも米を作りながら待ってる!な曲があったり、、、、
独特のリアリティがあるポップスだらけだったな

タイの田舎やラオスの風景もよかった
ストーリー具合も俺好み
いい具合にカオス
楽園を夢見る欲望が渦巻くカオス

でもそれがタイのリアリティなんだろな、、、

好きな人は好き嫌いな人は嫌いな映画でしょう

個人的には
★★★★☆


バンコクナイツ公式ページ
http://www.bangkok-nites.asia/
 
 

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by jazzmaffia | 2018-01-09 22:49 | SWING-OによるReview | Comments(0)

今「資本主義経済の基本」を熱く語る人を信じるな

某経済学者がテレビで
「より少ない人数で生産性を如何に上げるか?
それが資本主義経済の基本なんです」
と熱く語ってたけど、
うん、
確かに
世の中はそういう風に<現状は>動いているし、
これまでも動いてきた
だからこそのAi開発がどんどん進んでいるわけだ、、、

でもこれは
人間にとっていいことなのか?
進化なのか?
進歩なのか???
という疑問は
今や誰しも浮かんでいるご時世でしょう

それを音楽現場に置き換えてみるとよくわかる

昔はどんな音を出すにもその楽器のスペシャリストを呼ばなくてはならなかったし、
音色を作るにも録るにもミックスをするにもレコードにするにも、
なんでもそのスペシャリストがいた
そんな大人数が関わって音源というのは出来ていた

それが今や一人でトラックを作って歌ってマスタリングして、
なんなら面白い映像もつけてネット上にアップすれば、
いきなり大ヒットしちゃうかもしれない時代だ

もちろん中には面白いものもあるけれど、
果たしてこれは「いい音楽」なんだろうか?
進化の結果としての「いい音楽のあり方」なんだろうか?

そんなセルフメイドで音楽ビジネス出来る人をマネジメントして喜ぶのは
そのエージェントと本人だけ、
言い換えれば、
ごくごく一部の人が富を効率的に獲得する
ということ
そこにあるのは「効率」であって
「いい音楽」かどうかとはまた別だよね

そんな、
「効率」を重視しすぎる傾向に
疲れた人が増えてきてる
そこをケツを叩いででも効率戦争に巻き込もうとするのは、
俺には違和感しかない
何かに洗脳された人に俺には見える
資本主義はもう限界点に来てる
というのが俺の見立てだからね

そうね、恐竜に例えるのもいいかもしれない

彼らは進化していく過程で
みるみる体を大きくしていくことで
地球の支配者となった

だが、
その体が大きくなりすぎたせいで
自らを滅ぼしてしまったではないか
(恐竜絶滅理由の一説ではありますが)

ある段階までは
彼らもまた
「やべえ!ちょっと大きくなればいいだけじゃん!
それだけで他の動物を凌駕できるなら簡単だ
うん、これからは大きいやつが勝つ時代だ!」
と考えていたはず
(少なくとも本能的には)

きっと20世紀までは
資本主義はある種正しかったと思う

ただ現在は
大きくなりすぎてしまって
どうにもこうにも行かなくなった
まるで恐竜絶滅前夜のような状態じゃないかと思う
何度でも言おう
資本主義経済はもう限界に来ている
 
ま、とはいえ東京オリンピックまでは少なくとも、
その資本主義という名の圧力が続くんでしょうな、
街中はそこもかしこも再開発だらけだしね、、、





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by jazzmaffia | 2018-01-07 20:29 | ひとりごと | Comments(0)

2018年最初のひとりごと〜2019年に向けて

2018年戌年
明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

2017年酉年、
SWING-Oは年男だった訳ですが
そう言えばそれについて特に意識することなく
一年を終えました

毎年元旦にはこうして、
前の年を振り返りつつ
新年の目標を掲げたりしてる訳ですが
今回は少し違う形で、かつ発表させていただくことがあります!!

2019年6月25日
東京は恵比寿のイベントスペース
Liquid Roomを SWING-O名義で
押さえちゃいました!!!

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気が早いですね我ながら
でもみなさんLiquid Roomはご存知ですか?
音楽好きならばみなさん知っている箱ですが
800-1000人は入る箱なんです
そこを押さえて何しようかと言うとですね

■1
SWING-Oの50歳の誕生日イベント

■2
SWING-O主催のMy Favorite Soulの10周年イベント

をやろうと思ってる訳です

これを大きくやりたいなぁ、、、
と思ったきっかけは
リスペクトしてやまないドラマーアーティストである、
屋敷豪太さんが2012年に
50歳になられる時に
今は亡き渋谷AXにて
誕生日イベントを開催されていたんです
それが素晴らしかったんですね

内容はMute Beat、Plasticsなどなど、
伝説のバンドでGotaさんもメンバーだったものが中心ではありましたが
何せ
「1ミュージシャンが、
自身の誕生日イベントを
1000人規模で主催する」
と言う行為そのものに感銘を受けました

でもすでにレジェンドでもあったGotaさんと比べ
自分はかなりアングラレベルな訳でして、
それでもやりたいなと思うならば、
相当前から箱を押さえて
早めのプロモーションを仕掛けて行けば
ひょっとしたらどうにかなるのではないか?

そんな訳で、いろんな方に相談しつつ
まず箱だけ押さえちゃいました!!

内容はぶっちゃけ、これからです
あ、決めているのが一つだけあります
FLYING KIDSです

他はいろいろね、
俺がサポートしてる人からプロデュースしてる人から
俺が推したい人から
色んなのを出すフェス的にしたいとは思ってますが
50人以上に出演いただいた、
#45fes とは違って
ある種少しぎゅっと凝縮したエンターテイメントにしたい
とは思ってます

なので
これから徐々に
&しつこく
1年半かけて
6.25.2019に向かっていこう

というのが2018年元旦の俺の宣言なのであります

バカでしょ?
そうです
音楽バカです
エンタメバカです

テレビ的な伝説を作るつもりはありません
1ミュージシャン/プロデューサーができることを
これから益々極めていきたい
&音楽をやることに対しての夢を与えられるようなことを
しでかしたいなと思っている訳です

金銭的な夢ではありません
ビジネス的な夢ではありません
音楽的な夢です

音楽的な夢を膨らませられる
そんな2018年を頑張って過ごしつつ
2019年に向かおうと思います!!

すでに興味を持っていただいた方は
6.25.2019
平日火曜日です
空けておいてね

大好きな
MiguelとJhene Aikoの新譜を聞きながら過ごす元旦の夜です♪♪♪


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by jazzmaffia | 2018-01-01 19:23 | ひとりごと | Comments(0)