「割に合う?」「割に合わない?」

金銭的に「割に合う」「割に合わない」
ってことはいつからか、あまり考えないようになった
もちろん生きていく上では金銭は必要だけど
回ってさえいけばいいと思っている
貯金はもともと好きじゃないし得意じゃないし、
金儲けをあまり考えなくなった
(そりゃ若い時は考えたよw)

むしろ「面白い音楽」「面白い作品」
と関われるかどうか、
作れそうかどうか、
を軸に生きている、生きていけてると思う

だから、
「それはSWING-O、自分を安売りしてるぞ、なめられてるぞ」
と先輩なり仲間なりに言われかねない条件でも受けちゃったりする
俺的に「面白い音楽」でさえあれば、戦ったり断ったりする方が勿体無いと思うからね

ところで
そんな俺が「面白い」と思うものってなんだろう?
と考えてみると、あえて言語化するならば
「数千人〜数万人以上が必要としてるはずの、
今の世の中に足りてない、深み・奥行きのある音楽」

「俺の好きなことだけやりたい」という意味ではない
そもそもそんなことは全く思っていない
それは俺自身の可能性を自ら限定することになる、と俺は思ってるからね

昨今は
「自分のことは自分が一番よくわかってる」
という体で話が展開されることが多いけど
(転職サイトが悪しき例だね)
俺は、それは違うと思ってる
それこそ相手を守っているようで、
その実、その相手の可能性を狭める哲学だと思うんだよね

「よくわからないけど、面白そう」
というものに乗っかれるかどうか?
がその人の可能性を広げる行為だと
俺自身がまず体感している

話を戻すと
「割に合う」「割に合わない」というのは
金銭ベースの物事の考え方
唯金論だよね

それでうまくいく人はピラミッドの頂点にうまくなれた人だけ
それはそれでおめでとう!な話だけど
俺はそっちには向いていないのに20代で気づけたから
金銭ベースじゃなくて、
「面白そう」ベース
で生きていくようになった

でも世の中面白いもんで
そうやって生きていけるようになると
意外と金銭なんて後からついてきてくれる
それもちょうど今の自分に見合った分だけ

おかげさまで、
49歳な今が一番楽しいし充実してる
関わってくれる人たち、
仕事をくれる人たち
そして何よりお客さん&リスナーたち
ありがとう!!


*****


そう、
今月、いろんな中学校高校で講義をすることになったんだけど
そういう場所で
こうしたことをうまく伝えられないかな?と思ってね

今時の中高生が
どれほど「効率」「金銭」ベースの感覚に毒されているのか?
の調査にもなるし、
こうした角度の考え方もあるよ!というのを
そんなパスを出しておくと
100人中1,2人くらいには伝わるんじゃないかな?と

そう思っての
独り言メモでした

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# by jazzmaffia | 2018-07-07 02:59 | ひとりごと | Comments(0)

はい、49歳になりました!

はい49歳になりました

沢田研二と
高田文夫と
八木亜希子と
松浦亜弥と
ジョージマイケルと
カーリーサイモンと同じ誕生日で
マイケルジャクソンの命日でもあります

特に関係ないですが、数日前携帯をiPhoneに変えました
これまでAndroidだったんでね
ま、悪くはなかったけど、
そろそろ、と思って変えただけなんだけど
いやぁ、携帯の引越しって
ある種実の引越しに近いくらいのストレスがあるね
考えてみれば、現代生活においてはそれくらい
生活に密着してしまってるものってことなんだろうね

で、本題ですが
今年の頭にもつぶやきましたが、
正式に発表しておきます
2019年6月25日(火曜日)に
45fes を再び開催します!!

45歳になる時に開催した45fes
46歳になる時は「ピアノとラップピアノとダンス」なんてのも開催しました
で、47、48は休んで(もしくは他イベント出演だったりして)
今年の本日49歳の誕生日は小さく
うちの近所のFJ'sでアットホームにライブをやりつつ
来年のこの日はついに俺も50歳!!

SWING-Oが50歳になる記念
My Favorite Soul 10周年記念
45fes を開催します

80歳で未だ元気なうちの親父からメールが来て
「人生100年時代な現代において
やっと折り返しの一つ手前に来たってことだね」
という粋なことを珍しく(笑)記していた

ま、それなりな年齢の方は皆さんそうでしょう
昔は30になるのも40になるのも信じられなかった訳でしょ?
俺ももちろんそうです
49?
中年どころか壮年?熟年?初老?

ま、なんでもいいや
とりあえず「おっさん!」てことで

でも「おじさん!」はやめてね
なんか嫌なんだ
「おっさん!」の方が愛称な感じがするんだわ

はい、
な訳で、ひとまず簡易フライヤを本日作りまして、
これを会場で配る予定です!!
ヨーーーくみてくださいね

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です!
ゲストがすでに数組決まりました!!!
あっしもメンバーになったFLYING KIDS
そして同世代なMummy-D from Rhymester
そして少しだけ下な韻シスト
そしてあっしのキーボードトリオ45trio
これだけでもなかなかワクワクできる内容でしょ??
まだ予約はできませんが
みなさんの手帳にスケジュール、入れといてください

さらにさらにさらに
まだまだまだまだゲストは増えますから
みなきゃ損
俺なら見に行く!!
そんな組み合わせの夜にしますんで
来年の今日をお楽しみに!!!

*****

あ、今日の夜もスペシャルですよ

辻本 美博(カルメラ) サックス・クラリネット
http://tsujimoto.calmera.jp/
SARO タップダンサー
http://saro.jp/

の二人を迎えて
あっしは歌ったり語ったり、
グランドピアノを弾いてます

祐天寺のFJ'sで
19時オープン20時スタートです
チャージフリー&投げ銭です
お気軽にぶらりお越しくださいませ

祐天寺FJ's HP
http://fjslive.com/

Facebook イベントページ
https://www.facebook.com/events/174102069971812/


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# by jazzmaffia | 2018-06-25 16:20 | ひとりごと | Comments(0)

音楽には二種類ある!!?

「音楽には二種類ある
善い音楽と悪い音楽だ」

これはジャズの大御所デュークエリントンの言葉として有名だ
そして時折引用している人を見ることがある
今でもある

でも、この言葉だけを見ると、実に曖昧な言葉でもある
「善い音楽」ってじゃあ何だ?ということがこの言葉だけではわからない

「自分(個人)にとって」善い音楽という意なのか
「絶対的な何か楽典的な基準でもあった上での」善い音楽なのか
「売れたら」善い音楽なのか

そう、言葉だけを見るといかようにも取れるし、
使い方によっていかようにも見えてくる
しかも
「かのレジェンドの言葉だよ」と付け加えれば、そこに権威が増す、かのように見える

特に音楽を作ってる側がこの言葉を引用していると
それはタチが悪いと思った方がいい
それは
自分が作ってる音楽が善い音楽だ
と強制的に思わそうとしている訳だから

そうした、
ある種のインテリジェンス的なものをチラつかせて
自らの商品なりアーティスト性を高めようとする行為は
、、、いや、大事なんだけどね
でも引用の仕方ってもうちょっとあるよねぇ
て思っちゃう

いや、そういう人をどうこう言いたくて今、文字を打ってる訳じゃないんだ

そもそも
あの
黒人としていろんな苦労と戦いながら
多くの名曲・名演を産み落としてきて
後世に多大な影響を残したレジェンドが
なぜそんな
「悪用されるかもしれない言葉を残したんだ?」
と思ったのだ

そしたら、
いるいる
同じことを思ってた人が調べた記事を見つけた
それがこれだ

「善い音楽と悪い音楽で悩む」
http://picksclicks.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-63f3.html

そう、彼はいろんな形で、評論家から責められたりしつつ戦いつつキャリアを伸ばしてきた
広範囲にわたる「専門家」や音楽評論家からの幾多の攻撃や貶めからジャズを守り続けてきた
そんなインタビューの中のワンセンテンスに過ぎなかったのだ

以下引用させていただく

*****

問題の「良い音楽」は「ジャズの行方」という「Music Journal」の1962年の別の記事に現れる。かなり長い記事の終りのあたりでデュークはこう語っている:

ご存じのように、私は音楽を分類しようとするあらゆる試みに反対してきた。だから私は未来の音楽がジャズになるかジャズにならないかとか、クラシックに統合されるかどうかとかについて語るつもりはない。

音楽には二種類ある。善い音楽とそれ以外だ。クラシックの作曲家はクラシックの分野の中で冒険をするだろうが、それが判断されるべき基準は単純にそれがどういうサウンドであるかということだけである。それが良いサウンドであればであればそれは成功であるし、そうでなければ失敗だ。制作と演奏がまっとうになされているのなら、それがホイルの法則に則っていようがいまいが、音楽家がアイディアを持っているのなら書けばいいのだ。

そしてその結果がジャズであるかどうかとか演奏の様式がどうだというふうなことは気にしないでおこう。我々が様々な方法で創造しようとしていることは音楽なのだということだけを言っておこう。

*****

簡潔に要約するならば
彼は
音楽を細かくジャンルや人種で区別していくことに反対する答えとして
「音楽には二種類ある、善い音楽とそれ以外だ」
(そう、「悪い音楽」とは彼は言っていない)
という言葉を吐いたのだ


これが言葉や名言の難しさだ
背景ごと把握しないと
後世に、都合のいい様に解釈して再利用されることが数多あるということ

俺自身はそういうことをしてないなんて全くもって言い切れないけれど
なるべく、名言格言を引用するときは
その誕生秘話など、背景を把握して使いたい
と思ってはいる

ま、
何にしても現在
この
「音楽には二種類ある〜〜」という論法自体が
使う意味がない時代な気がするね

それでも使いたくなれば
(俺にとって)
(私にとって)
をつけて引用すれば、逆に今っぽくていい言葉に見えてくる

どう?

「音楽には二種類ある、
俺にとって善い音楽とそれ以外だ」


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# by jazzmaffia | 2018-06-13 02:55 | ひとりごと | Comments(0)