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#45fes2019 まであと一ヶ月ですよ!!

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#45fes2019
6月25日まで
あと一ヶ月!!!

これだけの規模のイベントになると
イベントまであと何日?ばかり気になってますが
本当は俺の50歳へのカウントダウンでもあるんですよね、 笑

この写真は1990年の夏、21歳の俺です
確か、加古川東高校の元野球部同級生が夏休み集まって、
皆で日本海に遊びに行った時のものかと
(あ、高校は俺、野球部なんです、しかも硬式の)

この頃は千葉大学生になりつつ、
音楽サークルでバンドを多数掛け持ちしながらも
自分の将来なんて何もイメージが湧かない頃だった気がします
髪の毛もこの頃少し伸ばしてパーマかけたりしてましたね
30歳くらいから今に至るまではずーーーっとヒゲ坊主ですがw

そんな紆余曲折(?)を経て
2006年、37歳になった俺は
初めてのオフィシャルなソロアルバムをリリースしました
、、、ということは
このblogでも何度も記して来ましたが
この度、正式に配信を開始することが決まりました

配信開始は
ソロピアノアルバム"SOUL PIANO"と同じく
6月26日からになります

ということで、
今回はこの作品の内容を紹介しておきますね

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"ASOBI~sex soul tokyo" by SWING-O
■2006年 10月4日発売
■レーベル:EDOYA / CD品番:EDCE-1003
■曲目
01. Introduction of ASOBI
02. 愛されたいだけ featuring TSUBAKI
03. Temporary Lover featuring HANAH (aka Hanah Spring)
04. Tap 4 Waltz featuring YOSHIKO
05. 恋しくなれ featuring 千和(aka Cifa)
06. モンクなし
07. Inside of ASOBI
08. 熱帯夜 featuring keyco
09. ASOBI @ the bar
10. ラストコール featuring Maru (aka Fire Lily)
11. 恋愛は論より証拠 featuring 金子マリ
12. Creation of ASOBI


これまた豪華ゲストですよね
バンドも豪華メンバーです

Marcellus(Mic)
天倉正敬 / みどりんfrom Soil & Pimp Sessions(Drums)
鈴木渉 / 蓮池慎治 from Blue Swing / 内田ソーシ(Bass)
渥美幸裕(Guitar)
島祐介 (trumpet)
森学(Sax&Flute)
イサム (Sax)

、、、他にもいた気がするけど、
これだけでも豪華ですね

当時、正面切ってNeo Soul作品を作る人がいなかったので
おっしゃ!俺が作ったる!!
という意気込みで頑張って作りました
今聴いてもいい感じの、古びない作品であることは自負します
時代問わず、気持ちいいタイプの作品集じゃないかなと

このジャケットはちなみに
今やNYを拠点に大活躍中のペインター、
Dragon (Dragon76) です
インスタはこちら
https://www.instagram.com/dragon76art/

彼の活躍はまためざましいです
現代の日本人の絵描きとして
独特の世界的なポジションに向かっている感じで大活躍中ですね
そんな彼とジャケットだけじゃなく、
イベントでも何度も関われたことは財産だなぁ、、、と思います
彼の作品、一つ持ってるし 笑

そんな13年前の俺の思いと
アーティストたちのエネルギーが詰まったアルバムですが
そこからも何曲か、きっと出来ると思いますw
そういう視点でも
#45fes2019 楽しめるはずですよ

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渋谷The Roomの入り口でw

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ゲストの金子マリさんとw

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ボツジャケなども、、、貴重ですよv
これもエロくていい感じだな、、、



***********

以下6月25日の #45fes2019 の詳細です
おかげさまで売り上げ順調につき
当日券は残ってるかどうか保証の限りではありませんよ
前売りだと1000円もお得ですし、
チケットは前売り購入をオススメしますよw

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#45fes2019
-SWING-O 50th Birthday-
-My Favorite Soul 10th Anniversary-

6.25(Tuesday)
@恵比寿LIQUIDROOM
18:00 OPEN / 19:00 START
Adv. ¥6,000 / Door ¥7,000

☆チケット一般発売☆

■ 出演者 ■
SWING-O
FLYING KIDS
韻シスト
Mummy-D from RHYMESTER
Tina
bird
さかいゆう  
Hanah Spring
KAZUKI from DOBERMAN INFINITY  
and more and more….

■ DJ ■
DJ HAL
MFS crew

■ Special Host Band ■
45trio
(SWING-O;keys/Sunapanng:bass/久保正彦:drums)
田中拓也:guitar
小林岳五郎:keyboard
HIRO&KANA(from THE SOULMATICS):chorus
江川ゲンタ:percussion

and more …

■Opening Performance
神 雅喜(サイレントコメディマジック)

■一般問い合わせ■
HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
https://www.red-hot.ne.jp/

by jazzmaffia | 2019-05-25 20:54 | 45fes | Comments(0)

#45fes2019 まであと45日!!!

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#45fes2019
6.25まで
あと45日です!!!

ってところで、
追加の参加メンバーを何名か紹介しておきましょう
今回3名追加発表となります!!
(まだいるんだけどね、発表できない人もいるしw)

まずはこの方
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江川ゲンタ(percussion,drums)
改めて紹介するまでもないかもしれないけど
俺にとって大切な兄貴的存在です
(ミュージシャンとしてのキャリアは・・・知らない方は調べてください・・・)

ミュージシャンでありながら、
数々のイベントを作ってきた人
現在は、愛してやまない宮古島に移住しつつ、
宮古島で大きなフェスを開催しつつ
川崎のPowers2や渋谷The Roomなどでのイベントも
開催したり関わったりしている方

その、音楽発信を演奏だけでなく、
イベントを作る形での音楽発信もやる
という姿にどれだけ俺も影響を受けてきたことか!!

その影響を
俺なりの形で表現しているのが
今回の #45fes2019 であり
11年目に入った #MyFavoriteSoul である訳です

今回は俺が誘う前に、参戦表明いただきました
アニキ、楽しんでくださいw


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神 雅喜(パントマイマー、マジシャン)
ジンマサキ

この方は俺の周囲ではご存知のない方の方が多いでしょう
そう、俺はいろんなご縁があり、
多数のマジシャンの方ともつながりがあるんですが、
この方は、中でも親しくさせてもらっている人

<サイレントコメディマジック>
というスタイルを売りにした活動をされてますね
基本しゃべらないで
一流のパントマイムを駆使しながらの、マジックは
ほのぼの、かつぐいぐい引き込まれるものがあります

SWING-Oも過去何度かピアノ演奏&マジックというステージを
一緒にさせていただきました
今年の1月の、平岡恵子「海の底バンド」のライブでもやりましたw

今回は、45fes2019のオープニングをお願いする予定です
素敵なオープニングを、作りますよ
こういうのを見たことない人、
本当にビックリしますよ!
面白いですよ!!!

詳しくはHPをご覧ください
動画などもアップされてますよw
http://www.jinoffice.com/

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KANA from THE SOULMATICS(chorus)
コーラスにこの方も加わることが決定しました
HIRO(from THE SOULMATICS)の紹介ですね
個人的には初対面になりますが
ゴスペルクワイヤチームTHE SOULMATICSのメンバーであり、
SALU & SHOKICHIのサポート
フレンズオブディズニーのメインコーラスもやってるし
何よりHIROの推薦となれば、
いいに決まってる

どんな分厚いコーラスで彩りを加えてくれるのか
今から楽しみです!!!

THE SOULMATICS HP
https://www.soulmatics.com/


************


これで
現時点でステージに上がる人数が
俺を含めて29人!?
となりました

いやあ、、、嬉しいなぁ
演目もいろいろ見えてきたところだしね

次回からは
ゲストアーティスト紹介&俺との関わり
を記していこうと思います

いやこれで6000円って全然OKでしょ?
なんなら安いでしょ!!?

フェス並なメンツですが
フェスだと1日かけて見るくらいのボリュームを
2,3時間に凝縮して
しかも
この日しか見れないコラボもある!!
コラボもある!!
間違いなく、ある!!

飛び入りも
ある、はず


お迷いの方は是非早めの決断!
そして前売りチケット購入をオススメします
まだ今なら購入できます
直前になると保証の限りではありませんから

よろしくです!!!

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#45fes2019
-SWING-O 50th Birthday-
-My Favorite Soul 10th Anniversary-

6.25(Tuesday)
@恵比寿LIQUIDROOM
18:00 OPEN / 19:00 START
Adv. ¥6,000 / Door ¥7,000

☆チケット一般発売☆

■ 出演者 ■
SWING-O
FLYING KIDS
韻シスト
Mummy-D from RHYMESTER
Tina
bird
さかいゆう  
Hanah Spring
KAZUKI from DOBERMAN INFINITY  
and more and more….

■ DJ ■
DJ HAL
MFS crew

■ Special Host Band ■
45trio
(SWING-O;keys/Sunapanng:bass/久保正彦:drums)
田中拓也:guitar
小林岳五郎:keyboard
HIRO&KANA(from THE SOULMATICS):chorus
江川ゲンタ:percussion

and more …

■Opening Performance
神 雅喜(サイレントコメディマジック)

■一般問い合わせ■
HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
https://www.red-hot.ne.jp/


















by jazzmaffia | 2019-05-11 13:19 | 45fes | Comments(0)

Curtis Mayfield "Move On Up"の誤解

Curtis Mayfieldの代表曲の一つ
"Move On Up"にまつわる話をお届けします

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"Move On Up"
The Impressionsを経て、
Curtis Mayfieldがソロとなって初めてリリースした、
このアルバム"Curtis" 1970に収録されている曲で
アルバムから二枚目のシングル曲でもある人気曲
一応原曲を聴いておきますか


で、これの何が「誤解」か?というと
一拍目の解釈の勘違いが巷にはびこっているってことです
この原曲のグルーヴがあまり一拍目を強調されていないグルーヴ
(レコーディング時にドラマーが勘違いしていた可能性も??)
というのもあるんですが、
結果、有名な解釈はこれですね


そう、このキャッチーなホーンセクションのフレーズの頭を
一拍目とする捉え方が多いんです
俺自身もそう思ってました

実際2000年代のソウル〜ファンクバンドの
Lettuceのカバーも同様の解釈で生演奏してますね
イントロのドラムが4拍分あるのがその証拠ですね


You Tubeにはありませんでしたが、
村上ポンタさんが近藤房之助さんをフィーチャーして発表した、
"Move On Up"のカバーも同じ解釈でした

ところがある時、
本当の解釈はポールウェラーがやってるバージョンなんだよ!
と先輩に教わりました
それがこれ


む?2拍ずれている?
いやこれは2拍手前から「くって」始まっている!!
え、これが正解なのか!!!

ちなみにPaul Wellerが以前いたThe Jamのライブバージョンだと
若干曖昧にはなっています
拍の頭が共有できてるような出来てないような感じですね



そしてそして
本家カーティスの正解バージョンです
今年に入って出てきた、
あの"Curtis Live"1971と同じ面々による、
スタジオライブ音源の中にありました
(これもドラマーが入り損ねて、やり直すくだりごと入ってます
やはり発表当時から解釈が難しかったんですかね??笑)

これの11:00くらいからみてください


・・・いやあしかしPercussionのHenry Gibsonの素晴らしさよ・・・

そう、この解釈、
8拍あるドラムフィルの、
7拍目から入る、くって入るのが正解だったんです
つまり
Paul Wellerが正解だったんです!!!

これを聴いてるとこれが自然に聴こえますが
あのKanye Westの使い方の方に耳が慣れてしまってる側からしたら
なかなか馴染めないかも???

ちなみに80年代のライブ映像もありましたね
こういう始まり方だと、より分かりやすいですね?



こういうのはミュージシャンあるあるでしょ?
どうしても一拍目が取れない
裏拍から入ってしまう!
とかあるよね?
黒いのやラテン〜サンバ系だと特によくある話です

でも
でも
この曲は
作者本人の意思に反する、
間違った解釈側の方が
ポップに聴こえるのは俺だけでしょうか???



PS
カーティス先生
スンマセン














by jazzmaffia | 2019-05-04 23:55 | #SOUL大学 | Comments(0)

Book : 村上春樹「騎士団長殺し」と河合隼雄「中空構造日本の深層」

文庫本になるのを待って早速読んだ、
村上春樹「騎士団長殺し」2018年
そしてたまたま見つけて購入した、
河合隼雄「中空構造日本の深層」1982年

この二冊が俺にはすごく共鳴しあっているように感じたので
まとめてレビュー、記しておきます

平成最後に記したながーーい話とも呼応する
「今の日本に不足しているもの」
と言う視点で記せればと思います

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『村上春樹は、なぜ「同じ話」を書き続けるのか』
と言う記事が「騎士団長殺し」が出た時に書かれていたけど
村上春樹を好きになれない人は、そこらへんの、
よくも悪くも「いつも同じ空気感」である事が入り込めない理由の一つであろう事は、わかる

この記事に詳しく分析されているけれど
東洋経済オンラインー村上春樹は、なぜ「同じ話」を書き続けるのかー
いつも
*喪失感や虚無感を抱えた主人公がいて
*何かを探していて
*現実と異界が接触していて
*異界には何か邪悪なものが存在していて
*現実世界に侵入してくる
と言う定型がある

村上春樹自身の言葉では
「とことん掘って掘って掘り続けていく事で見つけられる、
物語の「金脈」のようなものがあり
それは時代を問わず人類に訴えかけられる事ができるようなもの」
(正確な言葉はお調べください)
と言っていて、彼はそのために小説を書く時間を午前中の早い時間と決めていて
その「金脈」をキャッチできる体であり続けるためにも
走ることを筆頭に体を鍛える事も日課としていると言う

今作「騎士団長殺し」もご多分にもれず
いつものその「定型」の空気感で進む物語でした

■■■■
、、、一方
河合隼雄「中空構造日本の深層」というのは
臨床心理学者である著者が、
日本人〜日本という国の精神構造のあり方を
古事記などから始まる神話の構造分析から紐解く
というスケールの本

Noと言えない日本人、とか
リーダーシップに欠ける日本人、とか
つまり日本人には責任の所在がはっきりしない傾向が強いところがある
、、、という事は現代の日本人であるあなたも頷かれる事だと思うけど
その根源は古事記に描かれる神話においてもそうなのだと

役割が明確でない中心人物がいて、
その周りに相反する二人の神がいる
という構造で描かれる神話がほとんどだそうで
(例えばアマテラス、スサノヲのような強烈に描かれる神に挟まれて、ほとんど役割が描かれないツクヨミ、という三神)
中空構造になっている
この構造はどういう価値観をもたらすか?と言うと

異なる価値観や原理が排除し合わずに、
調和を得て相補的に働きながら
共存する事を可能にする構造
一体感を大切にする事で人間を万物と共生させる構造
(均衡の構造)

対して欧米的な価値観と言うのは
一神教をベースにして
近世以降の「科学の知」と統合されて
一面的な性格を持っていて
父性が強く、切断、排除の力が強い

噛み砕いていうなら、
答えを明確に一つに絞ろうとしがちであり
結果、争い事を起こしやすく、
植民地支配のような強制的な考え方をしがちだ

もちろん悪い事ばかりではない
そういう価値観であるがゆえに自然科学も発展したし
新しいものを生み出す力
新しいリーダーが生まれやすい側面は
間違いなくある

そんな欧米の価値観の影響が日本においても強くなったせいで
白か黒かの二択に迫られることが多くなり、
中空構造のバランスが崩れてきている、と

そして「科学の知」が世界を席巻している事で
日本に限らず、
元来、神話〜昔話などの形で世界中にあった、
「魔法」「霊」的なファンタジー〜メルヘンと言ったものが
抑圧されるようになってしまったと

そして河合隼雄は言う
「多くの現代人が抑圧しているのは、フロイトの時代とはむしろ逆に、「霊」あるいは「魂」の問題ではないかと思っている。現代人は性なる世界を重視するあまり、聖なる世界の存在を忘れているように思えるのである。フロイトの時代には、大学教授は性のことを語るのに顔を赤らめなければならなかったが、現代では、大学教授は霊のことを語るのに顔を赤らめなければならない」

これは1982年に出された本で、
70年代後半に書かれたものが中心になっているんだけど
全く2019年の令和の今にも響く言葉じゃなかろうか?

■■■■
そして村上春樹に話を戻すと
1982年は「羊をめぐる冒険」を発表した年
これは彼の「定型」が一つの完成をみた作品とも言われている
実際最近読み直したばかりだったので、
最新作「騎士団長殺し」と比べても
物語の土台、根っこは同じように思った

その村上春樹の「定型」小説のあり方に
俺が思ったのは(内田樹氏も確か指摘していたが)
村上春樹は
現代に必要な
神話を作ろうとしている

現代に必要な「神話」を彼は書こうとしている
そのような視点で過去作を思い返してもやはりそんな気がする

村上春樹作品における
「異界」
と言うのは
臨床心理学者が現代は抑圧されていると指摘した、
「霊」あるいは「魂」
の事じゃないか?と

二人の立場の違う執筆家が思う、
「今の日本の問題点、今の日本に不足しているものは何か?」
が一致しているように俺には思えた
(しかも両者ともその話をしようとしたタイミングが70年代後半)

確かに「科学の知」ベースな現代社会においては
霊の話、スピリチュアルな話はスピ系とか言われて
少し変わった人、扱いになりがちだ
でも、言葉で説明する事が難しい経験は実は誰でもする、してるはず

そういった
「異界のもの」「霊的なもの」
を受け止められるような「寛容性」こそ
今の時代に必要なのではないか?

前回のブログに記したような、
敵か味方かじゃなくて
白黒はっきりさせなくてもいいじゃないか
と言う感覚、
清濁併せ呑む
感覚の復権を問いたいのではないか?

、、、
なんて事を感じながら読むと
村上春樹の面白さ、
「定型」の「同じ話」なのに毎回売れてしまう理由がわかるんじゃないか?と

もちろん村上春樹は
中に出てくるたとえ話が秀逸だったりするし
音楽にまつわる話も、その作品自体の魅力を増す事に付与しているからいい
ある種「音楽的な小説」でもあるから俺は好きなんだけどね

最後に「騎士団長殺し」の中に出てくる、
騎士団長のセロニアスモンクを例えにして話す言葉が素敵なので
引用してこの長文を終わりにしよう

セロニアスモンクはあの不可思議な和音を、理屈や論理で考え出したわけじゃあらない。彼はただしっかり目を見開いて、それを意識の暗闇の中から両手ですくい上げただけなのだ。大事なのは無から何かを作り上げることではあらない。諸君のやるべきはむしろ、今そこにあるものの中から、正しいものを見つけ出すことなのだ 
by 騎士団長





by jazzmaffia | 2019-05-03 01:57 | SWING-OによるReview | Comments(0)

「平成」はどんな時代だったんだろう?「令和」はどんな時代になるんだろう?

あと1時間で令和になってしまう、、、
、、、って気分にやっぱり、なるよね?
今宵の渋谷とかカウントダウンとか行われるんだろうか?
テレビはどうせ見なくても「平成とは!」ってな特集やってるだろう
そして視聴率争いをやっているだろう

何にせよ一年と言う単位よりは大きいくくり
一つの元号「平成」が30年と4ヶ月を経て、終わる、夜
俺の20〜40代の30年間の平成時代を振り返り、
自分なりに整理しておいてもいいだろう

平成17年の俺の写真を配置しつつ、
(変わらないっちゃ変わらないね、この時の俺は37歳)
俺にとって、と言うよりは
俺から見た「平成とは?」を振り返っておこうじゃないか

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【SWING-Oの平成史】
ここはメモがてら、なるべく駆け足で駈けぬけとこう
●1989年(平成元年)は千葉大学2年生になる年、千葉は稲毛の四畳半の自宅で迎えた平成
 工学部電気電子工学科で単位を着実に取りながらも、本気なのは「POPS研究会」と言うバンドサークル
 そして先輩バンドの「神童クラブ」ってバンド活動

●1991年(平成3年)の秋頃(俺は大学四年生)サークルの先輩でSONYに就職していた人から
「これこれこういうバンドがKyoon Sonyにいて、
キーボードのオーディションが近々あるんだけど、誰かオススメのキーボードいるかい?」
と連絡がきた。もちろん「俺、それ受けていいですか?」と返答、オーディションも合格する
そのバンドはPalladium、結果デビューには至らないものの、
西岡ヒデローや宇田川寅蔵とはこの時からの交流となる

●オーディションに受かった!と言う事実だけで、
俺の中で「ミュージシャンになる!」と言う意識が固まり、
あと卒論だけ、まで単位をとっていたのに、大学を中退することを決意
22歳にして初めての、遅れてきた反抗期 笑

●その後90年代はポニーキャニオンの「熱風音楽市場 魅惑の東京サロン」のメンバーになったり
(そのバンドは、ジャマイカレコーディングの一ヶ月前にクビになる)
いろいろバンド活動を続けつつも、基本はバイト生活
ブレイク前のLe Coupleなどのサポートをしたことも

●1999年-2002年(平成11-14年)あたりは、今は亡き Tessin(vocal&guitar)とバンドを組み、
中央線沿線での活動を中心に頑張っていた。毎週金曜日サンロード前でストリートも。
バンド名は「テッシンと彼のピンハネファイブ」「パッキャマラドスウィンガーズ」など
この頃に仲良くなったベースのDai Itoとは現在も時々ライブをやっている

●2001年から(俺が30歳を過ぎてから) 渋谷のクラブThe Roomの常連になり
そこで出会ったボーカルのKimとizanamiを結成
この活動でリリースしたEP2枚が元で俺の音楽人生が大きく動き出す

●2005年(平成17年)izanami解散、そしてソロ活動を決意
2006年(平成18年)にSWING-O名義で"ASOBI~sex soul tokyo"をリリース
上の写真はその頃のだね

●そこらへんから現在に至るまでは、ソロでの積極的なリリースをしつつ、サポート活動もしつつ
時折バンドを結成したり加入したり、リリースしたりしながらの活動ですね
(Dezille Brothers、キムウリョンと45トリオ 
そして現在はFlying Kids)

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Flying Kidsといえば
平成名物テレビ「イカすバンド天国」通称イカ天
初代グランドチャンピオン、からのデビュー
と言うキャリアなので、
もちろん俺も見てた側なので
上記の「神童クラブ」ってバンドをやってた頃は
すごく羨ましく、かつ「すげぇなぁーーー」って思っていたバンドなので
めぐりめぐってそんなバンドに加入して
しかも曲を書いたりまで出来てる自分がいる!
と思うと感慨深いですねぇ

写真は先日4月28日の、個人的にも平成最後のライブがFlying Kidsだった訳で
その感慨もひとしおでしたw

***********

すでに長文ですね、、、汗
で、本当に書きたかったのはこちらです
頑張って読んでみてくださいw

【SWING-Oから見た平成時代とは?】
●俺の世代もしくはそれ以上の世代にとっては、生活をする上では激動の時代でした
何せレコードやカセットの少年時代から始まり、MDやレーザーディスク、CD、DVDの時代を経て
今や何から何までインターネットから享受する時代に変わったわけですから

そんな、
誰もが平等に情報を手に入れられる、と言う名目の
「グローバリズム」の流れがもたらしたものってなんだろう?
ある種の便利さは俺自身も好む好まざるに関わらず享受しちゃってますが、
それによってもたらされたすごく残念と言うか、厳しい状況も多々あります

■なんでも金勘定(マネタイズ)できるようになった
→一般市民もマーケティング的な考え方をするようになった
もっと噛み砕いて言うならば
How To本などの流行、横行により、
より「回り道」「遠回り」をしないことが美学となった
と言う側面がありますね

SNSなどの一般化によって、
「いいね」の数、フォロワーの数、
個人が発信できるようになった、という側面は素晴らしいと思いますが
同時に、
すべての発信情報の価値を数値化してしまう
すべてを金勘定できるようになってしまった印象があります

挙句の果てに最近の学生は小学生ですら
「先生、これを勉強して将来なんの役に立つのですか?」
と質問しちゃうらしいですから
なんでも費用対効果的な考え方をする、
そんな大人の影響をもろに子供も受けてるわけです

「時は金なり」なんて
当初は俺もウンウンと思ってたけど
最悪な標語だなと今なら思います
だって、時間ですらも金換算しちゃおうって考え方とも言えるわけでね
人生を時給で捉えるのか?と

そうこうしてるうちに子供達の間では、
音楽よりもなんならダンスの方が盛り上がっている側面があるのは
ある程度までなら、
楽器演奏技術を習得するよりもダンスの方が簡単に、
かつ分かりやすく
他人から「すごい!」「カッコいい!」という評価をもらえるから
だと俺は思います

さらにWiki〜How To的なサイトの定番化により、
わからない問題にぶち当たった時に
携帯をみればすぐそれなりな答えを見つけることができる
と言うことの便利さと表裏一体の危険性も感じずにはいれない今日この頃です

だってその答えは、あくまで、他人が出した答えであって
「とりあえずこれを正しいとしておきましょう」という共有財産的なものにすぎなくて、
自分に合う、自分が体得できるタイプの答えかどうか?
というのは結局のところ時間をかけないと見つからないもの、体に入ってこないもの
、、、というのは散々遠回りをしてきた俺だから言えることですかね

俺は音楽キャリアとしては遠回りな人生ですが、
俺個人としては、その遠回りキャリアに感謝せずにはおれないです、今は



■文化・エンターテイメントの幼児化
これはこのblogでも言ってきたし
菊地成孔さんが「アフロディズニー」などでより、詳しく語られてますが
上記の「なんでも金勘定」社会がもたらしたことですね

なんでも数値化できるということに、音楽界はどう影響を受けたか?

1)オーケストラを使ったり、海外のスタジオやミュージシャンを使うなど、
予算を沢山かけて作ったものが1万枚売れた

2)打ち込みとボーカルだけのものを、プロデューサーの自宅で完パケしたものが
同じく1万枚売れた

、、、とした場合、レコード会社も事務所も積極的に2を選んできたんです
だってどう考えても2の方が利益率が高いですから
質より利益率が大事な時代に突入していきます
打ち込みの流行・浸透により、超低予算で作品が作れるようになったことで
利益率が飛躍的に上昇したこの時代
結果作品の乱発にもつながります

マーケティング、という言葉及び概念が巷にまで普及した平成時代でもあります
いろんな経費を削って削って(リストラ含む)
消費者の顔色を伺って
結果利益にさえつながれば、それが正解とされる考え方
、、、と俺は捉えてますが
その「マーケティング」という名目の横行・乱用によっても
没個性的な音楽作品の乱発にもなりました
「子供でもわかる音楽」=「売れる音楽」=「いい音楽」
と言う図式を説明されたことがあの頃何度あったことか、、、

そして
作品は非個性的だけど、その代わりタレント性さえあれば生きていける
そんな、ビジュアルも足してやっと「個性」が完成する
と言う音楽アーティストのあり方が標準となる

それが平成の30年間が生み出した音楽シーン、エンタメシーンだと思うんです
(注:もちろん中には面白いものも生まれてることは付記しておきます)

、、、そんな中、自分がわかる範囲だと
舞台芸術とされるものは
経費を削ると作品そのものが完成しないという側面があるおかげか
その「深み」が残されている数少ないエンタメ芸術だと思います


■音程の音楽→音質の音楽→?
平成の初頭はまだメロディーがいいものが売れる、という感じがありましたが
クラブミュージック〜Hip hopなどのサンプリングミュージックの世界的流行とともに
音質の音楽に変わっていった印象があります

だって当初俺はMary J.BligeやErykah Badu、D'angeloとかですら良さがわからなかったです
90年代は個人的には70年代音楽をDigる日々であったせいでもあるでしょう
70年代はメロディであり、コード進行であり、楽器のアンサンブルで音楽ができていて
その中で独特なもの面白いもの美しいものが売れてきた、名盤とされた時代
それと同時に、90年代当時流行っているものを聞いた時に、どうしてもこう思わずにいれませんでした
「これ、メロディじゃないね、フレーズだね
今流行る音楽はフレーズの音楽なんだ!」
と当時思ったことを思い出します

それでもどんどんHip HopやR&Bを聞いていくうちに魅力を発見しました
「あ、これはこのトラックの音質とグルーヴも込みで一つの作品なんだ!」
「音質とグルーヴとフレーズの音楽なんだ!」

2010年代にアングラを席巻し、今のメジャー音楽にも少なからず影響を与えた
DUP STEPと呼ばれる音楽を聞いた時にはこう思いました
「ついに音質とグルーヴだけで完成となる音楽が出てきたんだな」

そして平成が終わる今、令和に向かうこれからはどうなっていくのか?
良くも悪くも今はシーンが多岐に渡るようになり
サブスクリプション(Apple Music、Spotifyなど)で発信すれば世界中に届く時代
と言うことで、いろいろ可能性が広がってきた側面もあります
そこには期待しつつ、自分もそこに享受できるように頑張っていこうとは思ってますが、
今の時代の音楽の方向性を言葉にするなら
「マーケティングセンスのある人たちがやる、音質ベースの音楽
「ライブがとにかく圧巻なライブエンタメアーティスト」
「YouTubeなどの映像・タレント性先行の、音楽はなんでもあり」
あたりの3本柱て感じですかね

歌詞・ラップに関しては触れませんでしたが、
それはまた追い追い、、、笑


**********

分析的にいろいろ記してきましたが
個人的には有意義な平成の30年間でしたけど
時代読み的には、
グローバリズムと言う名の、人間の画一化が進んだ時代
だったなぁと思いますね

多様性があって当たり前の人間を、
一つのライフスタイル、一つの型にはめていく動きとも言えるわけで
日々ビジネスベースな社会のあり方には
悲観的に思わざるを得ない印象があります

俺がストレスからの脱出のために
日に日に読書に没頭していくのに対し、
時代はその逆を行ってますよね?
いわゆる反知性主義ってヤツです
「学ぶ」ことを積極的にしている人の減少は若い子達を見てても思っちゃいますね
逆に言うと大人も変わらないですけど、、、
とりあえず
「ウケた者勝ち」「その場を言い負かせられれば勝ち」
くらいしか価値観がない人が多いですからねぇ
嫌になったらすぐ転職できるし、、、
ある種かわいそうに思っちゃうくらい、打たれ弱いし、、、

でもその
悲観的な側面をちゃんと見ておかないと
これからの希望は生み出せないんじゃないか?
そう思って、膿を出すために記しておきました

何せ日本であれ他の海外諸国であれ
アメリカに振り回され他、今も振り回されているここ30年ですが
アメリカが広めた「マイホーム」そして「インターネット」「携帯電話」
それらをひっくるめて「アメリカンドリーム」
と言う形のグローバリズムに対して
いずれも日本においては臨界点を感じずにはおれません

俺個人の希望は
アメリカ追従型から脱して
(既に日本の30代以下の人たちは脱しつつある気がします
アメリカで何が流行ってるかを気にする人の減少がその証です)
次なるモードに日本がなっていくことで
これからの令和の時代の色が出てくる気がしてます

それこそ中国、韓国、北朝鮮、台湾
この近隣諸国との交流の仕方が大きく変わっていく、、、
それもたった今から想像できないぐらい密な関係になっていくこともあるのでは?、、、
そんな気がします
明治維新以前のもともとはそうなんですからね

既に音楽を始めとする文化交流は進んでますしね
TVやメジャーなメディアでは取り上げられませんが
そういう動きがあるのは確かです

この先どうなるにしても
いろいろ大変なこともたくさんあるでしょう
いいこと楽しいこともたくさんあるでしょう
その両方をちゃんと噛み砕いて自分の言葉にできるように
甘いものも苦いものもどちらも、
清濁併せ呑むような強さこそが、
これから必要なことだと俺は思ってます

***********

長々と振り返って来ましたが
平成の日本は国としては戦争もなく、平和だったかもしれませんが
テロはありましたし、自然災害も多々ありましたし、
一人間としては目まぐるしくいろんなものに振り回された時代だったとも言えます
令和の時代はどうなっていくのか
どうしていけばいいのか?
やはりAiがさらにそこらじゅうに使われる社会になるのか??

いろんな不安と希望を胸に
新元号を迎えようと思います

良き令和時代でありますように







by jazzmaffia | 2019-04-30 23:20 | ひとりごと | Comments(0)

#45fes2019 〜屋敷豪太さんの50歳イベントが素敵すぎて、俺もやってみることにした〜

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#45fes2019 まであと70日!

、、、特にキリがいい数字なわけじゃないけど
これからカウントダウンを兼ねつつ
イベントに向けての思いを
ちょこちょこ記して行こうと思います

イベントに来るのを迷ってる人
無理しなきゃ行けないなぁ、、、と思ってる人が
「それならやっぱ行く!」
となればいいな、と言う願いを込めてねw

そもそもなんで自分の誕生日に
自分主催でイベントをやるのか?
だよね

直接的なきっかけは
2012年の2月に
屋敷豪太さんが渋谷Axで
自らの50歳の誕生日イベントを
自分主催で盛大にやっていて
それがすごく素敵だなぁ、、、と思ったからなんだよね
Mute BeatやMajor Forceほか、そうそうたる面子が集まっての
素晴らしいセッションな夜だったんだよね
それを見ながら
「俺も50歳になる時に、好きなミュージシャンをいっぱい集めた
 でもお客さんも楽しめるようなイベントをやりたいなぁ・・・」
と思ったんだ
(ちなみに屋敷豪太さん自身も、ロンウッドの50歳セッションを目撃したのがきっかけだそう 笑)

ゴータさんと自分を比べちゃうと
もちろん俺は
歴史的な瞬間を作ってきた側じゃないし
歴史的なヒット曲を作ってきた側ではない
でも
そこそこのシーンに痕跡は残してこれたかな?
そういう人たちと関わってはこれたかな?

じゃあ、
自分のネームバリューでは役不足でも
自分の企画力、プロデュース力をフル回転させれば
この規模でも成功させれる
かもしれない(←ここ重要w)

ということで今回頑張って踏ん張ってみました
そしたらこんなに沢山の方々からの参戦表明w
さらに「参加したい」という連絡も多数いただいたりして
嬉しい悲鳴をあげておりますw

イベンターでは組めないイベント
ミュージシャンだから組める内容
になることはもう確定です
すでにワクワクなコラボも仕込み中ですし
この日に初披露することになるだろう新曲も仕込んでます
これは誰を目当てに来る人も
楽しめる夜になることを保証しますよ
俺のこれまでの全音楽人生をかけて仕込んでますから!

そう、きっかけは「俺の誕生日」イベントって形で
これだけのアーティストが集まってくれるわけですが
それがすでに俺にとってありがたく、嬉しいプレゼントなわけですが
それを俺が頑張ってまとめてエンターテイメントにすることで
アーティストにとっても記憶に残る音楽時間にしたい
つまりそのライブステージが俺からのお返し、音楽への恩返し
その素敵な音楽時間がお客さんへの俺からのプレゼント
あ、なんかややこしくなっちゃった 
ま、言いたいことはわかります?よね?w

なんにしても
素晴らしい、この日この時間しかない
音楽エンターテイメントがこの日のこの場所にあることは保証しますw
「音楽愛」溢れる時間を堪能してほしい
それを目撃したい人が恵比寿LIQUIDROOM満員に集まってほしい

 度
  で
   も
    言
     い
      ま
       す

6月25日の夜
恵比寿LIQUIDROOM
この時間にしかない音楽時間を
是非体験しにきてほしい

、、、どうです?
来たくなりましたか??笑
迷ってる方は是非無理してでも来てください
すでに来るのを決めてる方は
是非少しでも周りに広めてください

よろしくねw



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#45fes2019
-SWING-O 50th Birthday-
-My Favorite Soul 10th Anniversary-

6.25(Tuesday)
@恵比寿LIQUIDROOM
18:00 OPEN / 19:00 START
Adv. ¥6,000 / Door ¥7,000

☆チケット一般発売☆
4月27日10:00 ~
e-plus : https://eplus.jp/5fes2019/
チケットぴあ : https://t.pia.jp/
ローソンチケット : https://l-tike.com/
LINE TICKET : https://ticket.line.me/

■ 出演者 ■
SWING-O
FLYING KIDS
韻シスト
Mummy-D from RHYMESTER
Tina
bird
さかいゆう  
Hanah Spring
KAZUKI from DOBERMAN INFINITY  
and more and more….

■ DJ ■
DJ HAL
MFS crew

■ Special Host Band ■
45trio
(SWING-O;keys/Sunapanng:bass/久保正彦:drums)
田中拓也:guitar
小林岳五郎:keyboard
HIRO(from THE SOULMATICS):chorus
and more …

■一般問い合わせ■
HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
https://www.red-hot.ne.jp/




by jazzmaffia | 2019-04-16 13:49 | 45fes | Comments(0)

平成最後の4月はオススメライブが沢山です!!

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いよいよ平成もあと1ヶ月を切りました
平成を振り返るTV番組や雑誌も多数出てて
30年という月日の長さと時代の変遷を感じますねぇ
個人的にもいろいろ振り返ってみたいんですが
ひとまずは平成最後の1ヶ月は突っ走りますんで
是非みなさん平成のうちに会いましょうv

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4月5日(金曜日)
「シンゴの日にジャズセッション」
@池袋Absolute Blue
http://absol.blue/
19:00 Open/ START 19:30-22:30
Charge : ¥2,000+drink
オープンマイクなジャムセッションです!
SWING-Oはグランドピアノ弾きますよw
飛び入りも大歓迎ですw

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4月6日(土曜日)
"The Thing"
@渋谷club bar FAMILY
http://club-bar-family.com/
23:00 open/start
charge 2,000yen
久々の45trioライブセットが深夜にあります!!!
The Thingの5周年でもありますw

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4月11日(木曜日)
"My Favorite Soul"
@EBISU BATICA
21:00 open/start ~ all nite
charge 2,000yen
Guest Live : リベラルa.k.a.岩間俊樹(SANABAGUN)、jua、NAGATO
SWING-O主催のソウルなイベントは11年目に入りました
今回もまた豪華でHipHop~R&Bで男祭りな面々ですw
是非目撃してくださいね


4月12日(金曜日)
@神宮前date.
唄声スナックゑ莉
19:00 open / 20:00 start
charge 2,500 yen
https://ellie.themedia.jp/

SWING-O 関西四国ツアー
4月19日(金曜日) 高松でDJ
4月20日(土曜日) 姫路でDJ
4月21日(日曜日) 京都でライブ
4月22日(月曜日) 京都でMC Mystieとライブ
4月23日(火曜日) 大阪でMC Mystieとライブ
諸々詳細はこちらで
http://swing-o.info/live/

4月28日(日曜日)
@Billboard Live Tokyo
FLYING KIDS
「さらば平成!幸せであるように」

■会場:Billboard Live Tokyo
http://billboard-live.com/
■時間:※1日2ステージ(完全入替)
1stステージ:OPEN 15:30 / START 16:30
2ndステージ:OPEN 18:30 / START 19:30
■料金:サービスエリア:7,000円
カジュアルエリア(1ドリンク付き):6,000円
■チケット:
Club BBL会員先行予約:2/27(水)11:00
一般予約受:3/6(水)11:00

■詳細・予約・問合せ:
ビルボードライブ東京
〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番4号
東京ミッドタウン ガーデンテラス4F
Tel:03-3405-1133
http://billboard-live.com/

FLYING KIDS最新情報はこちらで
http://fk6.jp/



by jazzmaffia | 2019-04-02 17:04 | 最新Live情報 | Comments(0)

イチローの引退記者会見

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本日2019年3月21日の
東京ドームで開催されたメジャー開幕第二戦
マリナーズxアスレチックス戦でもって
イチローが引退した

彼の発する言葉は
いつも吟味された「彼自身の言葉」なのは
以前から評判でもあったし
俺も時々目に耳にしていたから
引退記者会見ともなると
その言葉を沢山聞けるだろう、と思ってたら
やはり予想通りでした

よりによって延長11回まで伸びて夜11時に試合終了
ファンの大歓声に呼ばれる形で11:30頃に再び球場に顔を出し
本日がメジャー初登板だった菊池雄星の会見を挟んで
12時前から始まり、
なんと1時半まで90分も行われた
記者会見をまるまる見てしまいました

以下メモっておきたい言葉を
思い出しながら記しておきます
あくまで俺がキャッチしたニュアンスのメモです

■50歳まで現役!と言ってましたが45歳のこのタイミングの引退について
「50歳まで現役」というのを本気で思って、本気で口にしていたから
ここまでやってこれたんだと思うんです
→これ、キュンときましたわ
そう、限界に挑戦する側って、そういうことよね
「50までって言ってたじゃないですか!」
って視点でついレポーターが質問しちゃいがちなのも分かるけど、、、

■努力、頑張ることについて
「他人より頑張った」とは全く思わない
我慢できない性格ですし
自分ができることをコツコツと続けて、ちょっとずつ進んできたら
ある時いい場所まで来れたという感覚です

→すごく共感、比較するのはおこがましいけれど、
俺が音楽で今食っていけてる、と言うポジションへの道は
まさにそんな日々の積み重ね
イチローが「とにかく野球が好き」なように
俺も「とにかく音楽好き」だからね

■子供たちに伝えたいこと
野球じゃなくてもいいんです、自分が夢中になれることを見つけて欲しい
「成功できそう」だからやる「失敗しそう」だからやめる
と言う発想だと後悔しちゃうと思うんです
好きなこと夢中になっちゃったことをとことんやればいい
それなら後悔しないでしょうから
後悔するのは嫌でしょ?

→この類の話をなんどもしてたね
打算、計算じゃなくて
気持ちでぶつかっていくことの大切さ
そして、後退していく、諦めたことも多数あったことも告白していた
彼の言葉は本当リアリティに溢れていたね



■「最近の野球は19年前メジャーに行った時とは全く変わってしまいました。
全く頭を使う野球じゃなくなっちゃったんです。本来野球は頭を使わなきゃいけないものですから」
これを言うとちょっとまずいかな?と言葉を選びながら言っていた

→そこまで野球を真剣に見てきてないから分からなかったけど
野球の世界でも
「頭を使ってた時代」→「頭を使わない時代」
に変わってしまったんだね?
野球の世界でもイチローの視点からすると反知性主義的な時代になってしまったんだと知って
どの世界でもそうなんだなぁ、、、と

******

他にもいろいろいい言葉があったな
でも何より印象に残ったのは、
彼の言葉選びの佇まいが素晴らしいこと

質問に対して
ちゃんと自分に問い合わせてから
自分が納得する言葉を選んで答える感じが素晴らしい

彼のような人を相手にしていると
質問者のセンスがあらわになるから面白い
すでに答えたのにまた同じ質問をしちゃう人がいたりもしたしね
質問者が、
ジャーナリスト〜レポーター側が
実は言葉を大事にしていない場合が多い
という事実を
あぶり出しちゃうんだよね

いやぁ、、、見入っちゃった90分でした

ひとまずは
イチロー
28年間のプロ野球生活
お疲れ様でしたw


by jazzmaffia | 2019-03-22 02:01 | ひとりごと | Comments(0)

「自分らしく」「本当の自分」って??

書き留めておきたいことがいろいろあって
できればいろんな人に読んで欲しいけれど
でも万人が受ける内容でもないし
中には反感を持つ人もいるだろう、、、
ということを書く場所として
やはりSNSよりblogぐらいがちょうどいいなと思う今日この頃

以前も書いたことがある、気がするが
もう一度今の自分が言葉にすると違うかもしれない
と思って記す

*****

「自分らしく」「本当の自分」
という言葉の薄っぺらさ
そして影響力の強さ

昨今、ていうか俺が生きてきた中では
ほぼそこらじゅうでつぶやかれ、
記事や広告で使われてきた言葉だね

これらの言葉には
「ここではない、どこか」
と同じくらいの薄っぺらさを
今の俺は感じるんだけれど
まだ不勉強だった頃は、すごくこれらの言葉には惹かれたし
周囲からのアドバイスや説教の中でもたくさん聴かされた言葉だ

今日は「自分」について思うことを記しておきたいだけなんだが
「自分らしさ」という概念を
=生まれながらに持っている自分=本来の自分
みたいに言われがちなことに対しての疑問を
それなりに勉強してきた俺、50歳を今年迎える俺は感じるね、それも身体的に

そもそも俺、SWING-O自身の個性ってなんだ?
俺ってどんな人だ?どんな音楽家だ?
と言ったことを振り返ってみるとなお、その疑問は強くなる

なぜなら
元々プロのミュージシャンになりたかったわけじゃないし
増してや黒い音楽〜ソウルミュージックをしたかったわけでもない
いろんな偶然の積み重ねと言うと説明を簡略化させすぎかもしれないが

幼い頃から貯めたストレスとそれを解消しようとする俺
でも解消しようとすればするほど解消できない悪循環に入り
社会が用意してくれる「進学〜就職〜終身雇用」というルーティンに
乗っかってもこのストレスが解消できないことを20歳の頃に直感したので
レールに乗らない道を選んだ

そんな「強い意志」なんてない
強くある意志は「ルーティンに乗らないでも生きていけるように」頑張りたい
という意志だ

でもそんなことを言っても今の世の中ではポップではない
仕事を獲得していく上でも有益な内容ではない
だから俺は人に聞かれた時のために
「黒い音楽は任せてくれ」
「黒い音楽を日本に浸透させるために頑張ってるんだ」
みたいなポップな言葉に敢えて変換しているだけだ
その根底はただ
「ルーティンに乗らないで生きていきたいから」
に過ぎないのだ

*****

あと俺の中に強くあるのは
「始原の遅れ」という感覚だ

これは本来は
人間が生まれた時には
例えば俺の年齢ならば
生まれた時にすでに言葉はある、電車がある、新聞雑誌テレビなどのメディアがある、、、
などなど、すでに存在するものが数多あり
何も知らない赤子から徐々に、
まずは「すでに存在するもの」に追いつけるように頑張るしかない
という事実について指す

そして俺の場合はさらに
「クラスメートからの遅れ」
音楽で食っていけるようになったのが30過ぎからだから
「音楽業界の中での遅れ」
を感じながら、必死に追いつけ追い越せと生きてきたし
たった今も「遅れ」をいろいろキャッチしながら、ある種ビクビク生きている

ポップに換言するならば
俺は「嫉妬深い」ということかもしれない
「あいつ、うまくやりやがって」
「あいつ、羨ましいなぁ、、、」
その感じを常に俺は持っている

そして敢えて自分を褒めてあげるならば
俺は常に
「頭のいい人」「生き方の上手な人」「腕の立つ人」を
時代を問わず羨ましがる目線を持っている
そんな彼らに始原の遅れを感じている
「こんなんじゃだめだ俺」と

そんなコンプレックス的なものをキープできてるから、
いい年こいた後も少しは成長してこれたし
なんならこれからも少しは成長できるんじゃないかなと思っている

*****

そんな俺からしたら
「自分らしく」「本来の自分」
なんて考え方はちゃんちゃらおかしい
ていうか、そんなに自分に自信が持てるものか?と
本来も何もあったものじゃないよねと

その言葉にあるのは自己肯定
いやそれはそれである程度は必要なことだけれど
「俺ってこうなんだ」「私はこうだ」と
欧米的にハッキリ主張することって
たった今の社会において優遇されるし
「格好いい」とされるのはわかるけど
それは
自己肯定のようで自己限定でもある、
という事実が見逃されがちだ

俺が大事なことだと思っているのは
「自分」と言う人間が社会に置いてどういう人間か?
どういう人間であるべきか?
と言うのは
あくまで社会の中で決まることであって
自分一人で決めれることではないんだ、

一人で山にこもって新しい自分を発見したと言う人がいても
山から降りて、その前にいたコミュニティに戻ってきたら
また元の自分に戻されてしまう、か、省られるだけだ

同窓会がいい例かもね
どれだけ昔とキャラが変わった、見てくれが変わって、
昔と違う自分になっていたとしても
1時間も立つと結局昔のクラスメートの関係性に戻ってしまうでしょ?

本来複雑なことを、言葉にしづらいことを
一つのシンプルな結論に持っていくのは
ビジネスに置いては必要なことだというのは重々承知だけれど
気をつけないと、その人の可能性をむしろ縮めることになるし
違う意味で圧力、ストレスを与えることにもなる

じゃあ
あるがままの自分
か?

これまたポップだけどなぁ
これも
そんな強く生きていけるか?と俺は思っちゃうな
ま、
人を一瞬楽にしてあげられる言葉
としては利用価値は認めるけどね
そもそも「あるがまま」ってなんなん?
って関西弁的に突っ込みたくなるのが本音

俺自身の日常の感覚は
「もっと俺はこれくらいできるようになるはず!」
「俺に足りないのはなんだ?」
って感じだね
常に自分に満足しない
ま、年齢とともに、半分くらいは満足する自分になってきた、気がするけれど
半分以上満足できそうになると必ずうまくいかない事があったりして
結果不満足な自分に戻る
そんな49年間だね

神様は俺に優しい、、、と結果今なら思える
昔はなんで俺ばっか???と
被害者意識があったけどね
今は「あぁまた試練を与えてくれたんですね?」と言う形でキャッチできる
悩むことは辛くもあるけれど
具体的にすれば意外と楽になる
いろいろ経験してくる&勉強してると
まぁ俺の悩みなんてちっぽけだってことにも気づけるしね

俺のように
始原の遅れを感じつつ生きる
周囲にも遅れを感じながら生きる
っていうのは
たった今、皆に勧められるものではないけれど
すごく学び甲斐のある感覚にはなる
実際、悩みは常にあっても
違うスケールの悩みに変化進化深化していく
羨む知性のある人の意見をキャッチして吸収していける感覚になる

もっと楽に生きようよ
だって?

いや
苦労するくらいがいいんじゃないかな?
その都度精一杯あがいてる方がいいんじゃないかな?
振り返った時に3分はニヤつけるよ 笑

ってのが俺、だな

*****

長い自問自答、自己確認でした
ここまで読んでくれて、
かつ響く人が二人くらいいると、幸いですw


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写真:2014年10月の茨城は結城市のイベントにてソロピアノ演奏中の俺

by jazzmaffia | 2019-03-14 01:59 | ひとりごと | Comments(0)

Book : 「歴史」について考えさせてくれる本たち

「歴史」と言うとどうしても
**年に**があった
と言う形で、偉人、有名人を軸に振り返りがちで
それは俺自身を含めて
皆がそのように学校で学んできたからだよね?
「歴史」とはただただ記憶力テスト
(もしくは武勇伝)
みたいな学び方しか一般的には知られていない、気がする

果たしてそれが本当の「歴史」
つまり
昔の日本人と今の我々を直結してくれる話なんだろうか?
と問われると、確かに!だ
そんなことを疑問に思ったこともなかったからね、以前の俺も

信長がいついつ何をしたって、
俺にどれだけ関係があるんだ?
と普通なるよね
子供ならなおのこと

音楽におけるその時代のトピックも
江戸時代に将軍が何をしたってトピックも
そこに必ず市民がいる
そして教科書に出てこないタイプの史実があったりするはずなのだ

そんなことを実に興味深く、
考えさせてくれる本たちをたまたま最近読了したので
紹介しておこう


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「鬼がつくった国・日本」
小松和彦・内藤正敏 著 光文社

「鬼」となってるから
どんな怪談話か?というタイトルだけど
そっちではなくて、
日本の裏社会を支えてきた人たちを「鬼」と言う形で総称している
、、、と言うことで興味を持って買ってみた
(渋谷の古本屋名店 FLYIING BOOKSで)

確かに昔の日本には
イタコ、忍者、陰陽師などなど
冷静に考えるとよくわからない人たちが多数存在していた
その人たちがどのように国の中心部と関わってきたのか
結果、国を動かしてきたのか?
と言う視点で捉えよう!と言う本で、実に面白かった

天皇や将軍ベースの、
つまりトップダウンな視点ではなく
末端な人たちがどのように国の中枢に影響を及ぼしたのか?
と言う下からの視点、これは面白いよね
今なかなか学校やメディアでは教えてくれることのない、視点だ

京都という町が平安時代に入る時にどのように
陰陽師などに支えられて作られたか
どのように呪いを恐れ、呪いから守ろうとしていたのか?
そんな話から
実際俺も友人から聞いたことがあるんだけど
紀伊半島の山には「鬼」の子孫とされる、
「鬼」と言う文字の入った苗字の人たちが住んでいて
そういう人たちや、のちに忍者とされた人たちは
山々を越えて裏ネットワークを持っていたと

その裏ネットワークは時に国ともぶつかったが
基本、国の権力者たちはその裏ネットワークを利用した方が国を支配できる
と言うことで表と裏が繋がっていたと言うのだ

通常学校教育ではそうした裏社会の人たちは
「非人ひにん」と呼ばれ、差別されていました
と教えられることがほとんどなんだが
その実は差別ではなくて、区別だったと、棲みわけだったと
むしろ下々とされる人たちはそれを武器に強く生きていたのではと

どうしても都会ベースで我々は社会のあり方を捉えちゃうからね
飛行機や電車が誕生する前の時代は
確かに山を直に超えていかないと隣の街や国にも行けなかったわけでね
そんな時代の山々のネットワークはどれだけ日本においてすごかったかと

今の感覚でもって過去を眺めると、
逆に当時の感覚とずれてしまうことが多々ある
ってことだよね
深い!!

あと江戸末期1867年の
「ええじゃないか」
ってのがすごく面白かったね
なんでもその年の8月に突然起こった大衆乱舞のことで
それは翌年4月まで続いたそうで、
大衆が「ええじゃないか ええじゃないか」とはやしたてながら
町や村を練り歩いたらしい
ストレスのたまりまくった大衆による「世直し」の運動と捉えられたそうで
事実その年1868年の7月には明治維新が起きるわけだ

西欧における「ダンスマニア」ってのと同じだね
かなりのストレスを大衆が共有した時に
突然皆が踊り出すって話は読んだことがあったけど
日本にも起こったことがあるのは初めて知った
これから先の日本にもあり得るのかな???
すでに渋谷の交差点で始まってるって見方もあるね???苦笑

**********

「歴史の話〜日本史を問い直す」
網野善彦・鶴見俊輔 著 朝日文庫

偶然これも対談本で
同じく歴史は下からな視点であるべきだと
この中の言葉だと
「生きた生活」を軸に語られなければならない、
と説明されていた

そもそも「歴史学」自体が
これだけいろんな流派があるというのも
現代な我々にはあまり伝わってこない
柳田國男とかの存在は知っていたけれど
その社会的な意味の大きさだったり
かつこの著者二人は柳田國男とは相容れない部分があると言う
不勉強な俺には
「歴史学者」の中でも流派の違いがある
なんて知る由もなかった

その、「歴史」そして「言葉」の奥深い意味を大事にした世代、時代を
ある種羨望の眼差しで読んでしまう本でもありました

まず「百姓」と言う言葉の重層性から入るからね
俺も類にもれず、「百姓」=「農民」と思っていたが、
歴史上、「百姓」とはもっといろんな職種を指していたと言う
そんな、言葉の意味の変遷というのも「歴史」を考える上で重要だ

例えば明治維新以降の日本は
欧米の文化を積極的に輸入するに当たって、
欧米の言葉をどんどん訳語を作ることで対処した
訳語は瞬時に誰かが作れば済む
そして学ぶ者はその訳語の言葉を覚えれば学習したことになる
つまり、学ぶ速度はかなり早くなる
でもその元の言葉が持つ重層的な意味はないがしろにされてしまう、と

そして現在の歴史学〜果ては学問・教育の
多様性の無さへも不満を漏らす

「正しい思想はこれに決まった、右へならえ」
というのは学問じゃありませんから
という言葉で、二人は警鐘を鳴らす
団結の恐ろしさを説く
太平洋戦争へ向かった日本人を引き合いに出して

あと個人的には
日本の歴史というものは
年貢の話を筆頭に、そうしても「農業ベース」で語られがちなんだが
その理由は古来は中国から、中世近世は欧米から文化を輸入した際に
先方の国々が「農業ベース」の国だったからなんだと

でも実際の日本はご存知、海に囲まれていて
むしろ漁業ベースと言っていいくらいの国のあり方だ
そんな、漁業を軸に日本史を捉え直すってこともこれから大事だと
説明されるとまさに目から鱗だったね

こらまた深い!!

**********

現代の表層的な
答えを一つに絞るアメリカ資本主義
つまりは金銭ベースな社会に対して
俺も、(分かりやすくはあるものの)不満もあるわけで
その理由をこういう壮大な視点で説明されると
すごく腑に落ちる

現代が足りてないものは
現代が失ってしまったこの知性は
今後そのまま消えていくことはない、はずで
俺もその何分の一も把握できてるかわからないんだが、
何せ「あちら側の知性がある」というのは少なくとも理解した
そこだけでも持ち続けていきたいと思ったし
それを音楽活動にどのように還元するか?
と今後も考えていこうと思う

、、、いやぁ
日に日に読書が面白くなるわ
学ぶことの楽しさだね
視点が広がることの快感だね

SNSを捨て
書を手に取ろう

なんて今なら寺山修司は言うんだろうかね


 

by jazzmaffia | 2019-03-02 20:35 | SWING-OによるReview | Comments(0)