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音楽には二種類ある!!?

「音楽には二種類ある
善い音楽と悪い音楽だ」

これはジャズの大御所デュークエリントンの言葉として有名だ
そして時折引用している人を見ることがある
今でもある

でも、この言葉だけを見ると、実に曖昧な言葉でもある
「善い音楽」ってじゃあ何だ?ということがこの言葉だけではわからない

「自分(個人)にとって」善い音楽という意なのか
「絶対的な何か楽典的な基準でもあった上での」善い音楽なのか
「売れたら」善い音楽なのか

そう、言葉だけを見るといかようにも取れるし、
使い方によっていかようにも見えてくる
しかも
「かのレジェンドの言葉だよ」と付け加えれば、そこに権威が増す、かのように見える

特に音楽を作ってる側がこの言葉を引用していると
それはタチが悪いと思った方がいい
それは
自分が作ってる音楽が善い音楽だ
と強制的に思わそうとしている訳だから

そうした、
ある種のインテリジェンス的なものをチラつかせて
自らの商品なりアーティスト性を高めようとする行為は
、、、いや、大事なんだけどね
でも引用の仕方ってもうちょっとあるよねぇ
て思っちゃう

いや、そういう人をどうこう言いたくて今、文字を打ってる訳じゃないんだ

そもそも
あの
黒人としていろんな苦労と戦いながら
多くの名曲・名演を産み落としてきて
後世に多大な影響を残したレジェンドが
なぜそんな
「悪用されるかもしれない言葉を残したんだ?」
と思ったのだ

そしたら、
いるいる
同じことを思ってた人が調べた記事を見つけた
それがこれだ

「善い音楽と悪い音楽で悩む」
http://picksclicks.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-63f3.html

そう、彼はいろんな形で、評論家から責められたりしつつ戦いつつキャリアを伸ばしてきた
広範囲にわたる「専門家」や音楽評論家からの幾多の攻撃や貶めからジャズを守り続けてきた
そんなインタビューの中のワンセンテンスに過ぎなかったのだ

以下引用させていただく

*****

問題の「良い音楽」は「ジャズの行方」という「Music Journal」の1962年の別の記事に現れる。かなり長い記事の終りのあたりでデュークはこう語っている:

ご存じのように、私は音楽を分類しようとするあらゆる試みに反対してきた。だから私は未来の音楽がジャズになるかジャズにならないかとか、クラシックに統合されるかどうかとかについて語るつもりはない。

音楽には二種類ある。善い音楽とそれ以外だ。クラシックの作曲家はクラシックの分野の中で冒険をするだろうが、それが判断されるべき基準は単純にそれがどういうサウンドであるかということだけである。それが良いサウンドであればであればそれは成功であるし、そうでなければ失敗だ。制作と演奏がまっとうになされているのなら、それがホイルの法則に則っていようがいまいが、音楽家がアイディアを持っているのなら書けばいいのだ。

そしてその結果がジャズであるかどうかとか演奏の様式がどうだというふうなことは気にしないでおこう。我々が様々な方法で創造しようとしていることは音楽なのだということだけを言っておこう。

*****

簡潔に要約するならば
彼は
音楽を細かくジャンルや人種で区別していくことに反対する答えとして
「音楽には二種類ある、善い音楽とそれ以外だ」
(そう、「悪い音楽」とは彼は言っていない)
という言葉を吐いたのだ


これが言葉や名言の難しさだ
背景ごと把握しないと
後世に、都合のいい様に解釈して再利用されることが数多あるということ

俺自身はそういうことをしてないなんて全くもって言い切れないけれど
なるべく、名言格言を引用するときは
その誕生秘話など、背景を把握して使いたい
と思ってはいる

ま、
何にしても現在
この
「音楽には二種類ある〜〜」という論法自体が
使う意味がない時代な気がするね

それでも使いたくなれば
(俺にとって)
(私にとって)
をつけて引用すれば、逆に今っぽくていい言葉に見えてくる

どう?

「音楽には二種類ある、
俺にとって善い音楽とそれ以外だ」


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by jazzmaffia | 2018-06-13 02:55 | ひとりごと | Comments(0)

Leroy HutsonとGizelle Smith

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Leroy Hutsonと言う、
1970年代に活躍したNew Soul系のシンガーソングライターがいる
Curtis Mayfieldの子分的な人であり、
のちにCurtisが抜けたあとのThe Impressionsに加入した人であり
Donny Hathawayと大学の同志で"The Ghetto"をDonnyとともに書き下ろした人であり、
でも何より俺や俺の周囲的には
90年代のFreesoulコンピ、
UKでの再評価〜Galianoなどでサンプリングされたりしたことで
その名と音を知った人が多いだろう
つまり、リアルタイムでは大して売れなかった人でもある

1982年のアルバム"Paradise"を最後にほとんど活動が聞かれなくなり、
2007年にこそっとアルバムを出してはいるものの特に騒がれず、、、
そんなLeroyも今や72歳、
そんなLeroy Hutsonがこの度初来日だという話を今年の初めにニュースで知った

こういうケースでよくあるのは
全くもう現役感のない歌を聞かされる羽目になる、
お金に困ってるアーティストへのボランティアか!と言うライブ
実際、過去にそういう経験あるし、
実に多くのミュージシャンが今仕事や金に困ってるのも知っている

なんなら俺にとってLeroyは最も好きなSong writer ~ Arrangerの一人なので
その良きイメージを壊されるのが怖くもあったので、
当初行くことを迷った
同じようなことを行きつけのSoul Barのマスターに言ってみたら、
「僕もそう思ってたんだけど、YouTubeに最近のライブ映像を見つけてね、それがすごくいいんだ」
と言う話を聞き、見てみた


https://youtu.be/QFuxz3MNONo

お、確かにフルバンドでやってるし、いい感じ
しかも大好きなこの"All Because Of You"をやってるじゃないか!!

で、この映像を見て再確認した
彼はそもそも歌の巧さを売りにした人ではなく、
曲及びアレンジの素晴らしさが売りな人じゃないか
だとすればバンドで来日するのであればがっかりする確率は低いはずだと

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そして、行ってきました
そして、、、最高でした

72歳とは思えない艶っぽい声
改めて曲の良さを再確認しつつ、
イントロどん!で「次は何だ!」と言うワクワク感
それを客席全部で共感してる70分間
ドラムこそ若干いまいちな感じはあったけど
総合的に本当感動なライブでした
上記の"All Because Of You"が始まった瞬間の高揚感には
そして歌い出しの"wantin ~"
その艶っぽさが40年以上たった今もそこにあることに
本当涙腺ごとやられちゃいました

珍しく、ライターのように、曲をメモってる俺がいました

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、、、と言う感動とともに、
個人的に大きな驚きに
ステージが始まってしばらく経ってから襲われます

コーラスを歌っている黒人女性ボーカルが
いい感じだなと思って調べてみると
なんとGizelle Smithじゃないか!

わからない人のために説明しておきますと
2010年の彼女のアルバムが日本で発売される際のCDボーナストラックとして
remixを作ったことがある人です
そのremixは結果本人たちだけでなく多くのDJの反応をいただき、
WahWah45と言うドイツのレーベルからレコード化もされ、
日本では DJ MURO、Ryuhei The Manなど多くのDJにプレイしていただくことになる、
俺のremix worksの中で最も世に羽ばたいた曲になったのです


https://youtu.be/kl8RDWduAjI

そしてさらには
俺の2011年の45名義のソロアルバムで
フィーチャリングで歌ってもらいました
その曲はアルバムの看板曲になり、PVも作りましたし、
Kyoto Jazz Massive沖野修也のコンピにも選んでいただいた、
これまた俺の代表曲の一つになりました


https://youtu.be/kMkJ2xG_skI

そんな彼女とはメールでのやりとりで制作したので
会ったことがなかったんです
それが、こんな形で
俺の大好きなレジェンドアーティストのサポートと言う形で
目の前にいる!!!

で、結果が最初にある写真のように
無事彼女とは会えた訳ですが
そこにもちょいと裏話がありまして、
そこがまた俺らしいんですが、、、

そのままライブ終了後に挨拶しにいけばいいものを
迷いつつもその時一緒にいたライターの林剛さんとの打ち上げを重視してしまい、
帰る頃には「やっぱ挨拶すればよかった!!」なんて後悔してる俺がいる

で、ラッキーなことにもう1日、5月5日にも公演がある
スケジュール調整をすれば30分くらいはもう一度Billboardに行ける
連絡先は知っているのでGizelleに連絡して、彼女も会いたいと言ってくれた

そして「なんであの時挨拶してなかったんだ!」と自己嫌悪するのではなく
俺は前向きに捉えました

「あの時挨拶できたらそれはそれでいいんだけど
もう一度出直すんであれば、彼女にプレゼントを持っていける!
彼女と一緒にやった作品のレコードは彼女は持ってないらしいので
それを持っていけるじゃないか!
なんなら和菓子かなんかの差し入れも合わせて、、、」

いやあ、挨拶だけのために再びBillboardに行くなんて、、、
その、向かう電車内はなんだか久しぶり緊張しました 笑
でも結果会えていろいろ話せて、本当よかった

みなさん、
緊張を乗り越えて一歩前に進むって、大事ですよw
なんてね 

ま、要領悪い俺は、フットワークでどうにかするしかないんですわ
これまでも、これからもそうやってどうにか全部足してやっとプラス
そんな人生だろうなぁ、、、と思っております

さて、差し入れの鯛焼きは彼女は気に入ってくれたんでしょうかね?


*****

最後に彼女の8年ぶりにリリースしたニューアルバムからの曲をお届けして
長い長いレポを閉めようと思います
ひょっとしたら、これを提げて、夏に来日できるかも???と言ってましたよ!
「無事それが実現するなら、俺も絡ませてよ!」
とは伝えておきましたw


https://youtu.be/jkG0lBKUZB8

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by jazzmaffia | 2018-05-07 01:01 | Live Report | Comments(0)

Book : サブカルな人たちの本は今こそオススメ

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微妙なニュースが大きく取り上げられることが多い今日この頃
そんな現況に辟易してるあなたは
こういう本を読めばいいと思う

俺のようにニヤニヤしながら読める人もいれば
入っていけない人もいるだろう
好き嫌いは大きく別れる、だろう

だから「サブカル」なんだよね
もちろん本人たちも進んで表な「メインカルチャー」ではなく、
裏な「サブカル」であろうとしたわけではなく
自分を客観視してみたらそうだった、という感覚の方々
その客観視できつつも、自らの衝動に素直であろうとする方々
そんな方々の音楽こそそれなりにコアなものだったりするけど
文章にすると意外やポップだったりする

今回はこの3冊を一気に紹介しておこう

両脇にある文庫本は
キンショーこと筋肉少女帯として知られる大槻ケンヂ著作
「行きそで行かないとこへ行こう」新潮文庫
「のほほん人間革命」角川文庫

どちらもタイトルこそ違うけど
著者がいろんな冒険やチャレンジ、、、
というと格好いいが、要は自分がそそられることに手を出してきたレポ
その選球眼がいちいち「裏」な感じで面白い

カレーについて熱く語ってみたり
ホモ映画館、ストリップ劇場、日光江戸村などに「行ってみた話」な前者と
「人間革命」なんて大風呂敷を広げながら
UFOを信じる人たちのレポ
合法ドラッグを求めて、サボテンを煮詰めて食べてみた話とか
現状「合法」な範疇での快楽探検記な後者
いずれも
街のすぐそこにある痛み・闇を気づかせてくれつつ
なんだかすっきりする、ネジを緩めさせてくれる本たちでした
電車内などで読んでるとニヤニヤしちゃうこと請け合いなので要注意ですw


そして中央にあるのは
O.L.Hこと面影ラッキーホールの二人による、
性の悩みのQ&A集

「けだものだもの〜O.L.H.のピロウトーク倫理委員会」ele-king books

これがまた痛快なくらいひどくていい
人間誰しも性の悩みはあるわけで
事件を起こしちゃった人だけに限ったものではない
動物としては当たり前に持っているはずの「性欲」
その「性欲」に対してここまで痛快にQ&Aで答えつつ
最後は処方として音楽なり本なり映画なりを紹介する、
その感じは本当痛快!!の一言です

下品の極みに漂う慈愛と純真 by 田口トモロヲ

よく言って下劣で無責任
悪く言って気分爽快
他人事天国!!  by 都築響一

早く買わないと「発禁」だぞ by 安斎肇


この帯コメントに表れてる内容ですが
ちゃんと哲学的だったり音楽分析、歴史分析も混ぜてくるからね
そこが俺も読破しちゃった所以かな

例えば性教育な話の流れから
「新人育成にもいろいろあって、魚類の産卵みたいに何万個産んで、一人孵ればいいや、という文化と、人類的な一人一人を丁寧に産み育てる文化があるんですよ」
なんて俯瞰してる視点になったりする

昭和歌謡の頃の作家と演者の分業時代の歌詞と
現代の歌い手本人が書く私小説的歌詞のあり方の違い
、、、なんて話も織り込まれてね、ウンウンって話もあったりする

でも下ネタ、それもなかなかの下ネタっぷりなので
大槻ケンヂ本以上に要注意です!
とだけお伝えしておきましょうw



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by jazzmaffia | 2018-04-30 20:28 | SWING-OによるReview | Comments(0)

私的でポップな歌姫2人を迎える今回のMyFavoriteSoulの楽しみ方

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SOULだなんだを日々自称してるけど
SWING-OはもちろんPOPSも大好物なわけです

ただ、そこには大事なポイントもありましてね
「売れてるもの」をよしとする感覚ではもちろんありません

特にきょうび、歌詞表現に置いてはいろいろと不満が募るばかりでして
どうしても最近の売れているPOPSに響くものが少ないのが実情

そんなことは俺が言わなくても多くの音楽リスナーが思っているでしょうし
結果、演者側もそこをクリアしようと頑張っている人が増えてきている
そんな側面も最近はある訳です

J-POPと呼ばれる90年代以降のポップスは
ほぼほぼ歌う人が歌詞を書くことが多くなり
売れるためでもあるんでしょうけど
結果、「最大公約数」的な歌詞が増えました

具体的に言うと
*会いたい
*あなたと出会った奇跡
*この愛を永遠に
*涙・キス
*空を見上げて・月を見上げて・太陽は知っている
、、、的な、
決して間違ってないし
そういう気分になることは大抵の人があるでしょう

歌う人自身が書いているにもかかわらず
その人独特・個性とは程遠い
結果匿名性の高いものになっているという矛盾
つまり「誰もが書きそうなこと」を
歌手本人が書いちゃう勿体無さ
そこに不満を持っている訳です

そんな中、今回ゲストでお呼びする二人の歌姫には
共通の空気感を感じてまして
もともとは、いわゆる"J-POP"な楽曲を歌ってきていて
かつ結果も残してきている人たちですが
最近は一皮破って、
よりパーソナルな歌詞世界を紡ぐようになってきた人たち
と言う印象の二人です

だって「楽しい」「寂しい」「愛おしい」
感情こそ万人共通だとしても
何を見たとき体験したときにそれを思うか?
というところに個性がある訳です
その感情だけではなく、
どんなときに自分はそう思っちゃったか?
というのをこの二人は言葉にしようと務めている感じがします

例えばルンヒャンのこの曲とか
ポップな曲にこの洒落っぷりとメッセージを織り込ませる、
ドキュメンタリータッチな詩世界
「ティッシュマンズ」by ルンヒャン
https://youtu.be/ZFc7Msug2JQ


例えばふくい舞のこの曲とか
今までのJ-POPならこういうオチにはしなかったんじゃないかな?
「ただの友達」by ふくい舞
https://youtu.be/qdVfil9dRRg


歌い手本人が歌詞を書くとはどういうことか?
真っ裸になって思ったまま感じたままを紡ぐのか
自らを客観視できる二重人格を持っている人なのか?

曲と歌のクオリティが素晴らしいのは言うまでもない
その次を紡ごうとしている歌姫たちを
ぜひ目撃して見て聴いてください
そして見に来たあなた自身もいろいろ考えてみてください

貴重な集いの夜です

*****

ライブは
22:00~ルンヒャン
23:00~ふくい舞

オープンマイクなジャムセッションが
1:00~
な予定です
さらなる歌姫も来るかも???

素晴らしいDJたちの選曲による音空間も
居心地の良さを保証しますよw

*****

“MY FAVORITE SOUL”
bpm under100 -soul,hiphop,jazz-

21:00-all nite /charge 2,000yen

Hosted by SWING-O

■Special Live
ルンヒャン
http://rung-hyang.jp/

ふくい舞
http://fukuimai.net/

■Session Host Band
45trio(SWING-O(key)、Sunapanng(bass)、久保正彦(drums))
二宮純一(gt)、米元美彦(drums)、NELLO(percussion)

■Resident DJs:
SWING-O
ROCK-Tee(Woody-Wood Studio)
DJ TATSUTA
DJ bara(peanuts pro.)
BEat-taku-around
横山龍助(Rare Drops)
NELLO(月歩-Gheppo)
君嶋麻里江
二宮純一(Speacloud)
米元美彦
CHICK-D
Satoshi Fukuda(福田録音)
北爪健一郎(50 KIDS)← NEW!!
and more…

■Live Paint:KIO(optimystik) and WAIFone

■BATICA HP
http://www.batica.jp/


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by jazzmaffia | 2018-04-09 11:00 | 最新Live情報 | Comments(0)

4月前半はオススメライブ・イベント目白押し!!

東京の桜もほぼ散って
そろそろ春本番ですね
まだまだ寒い日もあるでしょうが
SWING-O絡みの熱いライブは今月もたくさんありますよ
是非目撃&体験しに来てくださいね

4月のライブ情報です

■4月7日(土曜日)
@Billboard Live Tokyo
FLYING KIDS 『みんなあれについて考えてる』ライブ
1st : Open 15:30 / Start 16:30
2nd : Open 18:30 / Start 19:30
他詳細はこちら

■4月7日(土曜日)
@club bar FAMILY
"The Thing"
23:00 open / start
SWING-O はDJ参戦します


■4月12日(木曜日)
My Favorite Soul
hosted by SWING-O
@恵比寿BATICA
Special Guest : ルンヒャン、ふくい舞
21:00 open /start
charge 2,000yen

SWING-O 主催の10年目になるソウルなイベントです
今回のスペシャルゲストライブはポップな歌姫二組
SWING-Oスペシャルバンドでこの面々をサポートする夜を
この値段で見れるのはお得以外の何物でもない!!!
ライブが終電前、オープンマイクセッションは深夜に開催します!!

詳細はこちらで
http://swing-o.info/2018/pick-up-event/

Facebook イベントページ
https://www.facebook.com/events/202559050325972/

恵比寿BATICA HP
http://www.batica.jp/

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■4月17日(火曜日)
"SOULなジャム祭vol.3"
@吉祥寺バオバブ
18:00 open / 19:30 start
charge free (投げ銭)

45trio(SWING-O keys/Sunapanng bass/ 久保正彦 drums)
with MASSAN & PAPICO

大好評の吉祥寺バオバブ開催の"SOULなジャム祭"第三弾です!!

吉祥寺BAOBAB HP
http://wk-baobab.com/

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*****

他にも続々とライブが決まってきております
SWING-O最新情報はこちらでチェック!!
http://swing-o.info/



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by jazzmaffia | 2018-04-05 11:00 | 最新Live情報 | Comments(0)

嗅覚味覚が発達して視覚に脳が疲れて聴覚が退化してきてる

「知性の総量というのはどの時代でも変わらない」
と村上春樹は小説の中で言っていたけど
概ね自分もそう思う
少なくとも人間が人間社会を構築し始めてからはそうだと俺も思う

例えば俺の知ってる範囲で
昔と今を比較して見てもそうだと思う

例えば嗅覚
俺が子供の頃の話
つまり30-40年前の話

自分の親はタバコを吸わないが
来客があってタバコを吸う人には灰皿を出して
思う存分吸わせていた
そして次の日に窓を開けて換気をすれば
「はい、もう大丈夫でしょ」と母親は言っていたし
俺もそう感じていた

でも今は間違いなくそうはならないだろう
「あぁ、ヤニのにおいが残っちゃってる・・・」
と俺ですら思うだろう
タバコの匂いに対しての敏感っぷりは
ここ数十年で間違いなく変わったと思う

体臭からハーブから、
嗅覚にまつわる感度は昔と今では大きく違う、気がする

例えば味覚
これも大きく違ってきている気がする

俺的に言うならば
「美味しんぼ」以前と以後で大きく変わった印象がある
美食が「ブーム」と言われてから
ちょっとした味の違いに対しての感度は
昔と今で大きく違う、気がする

もちろん揺り戻し的に
B級グルメ〜下町のソウルフード再評価な流れもあるけれど
それはまた違う角度で「美味しさ」を解析する形での再評価だしね

例えば視覚
これは感度の変化は定かじゃないが
視覚情報の処理をしなきゃいけない量が
大きく増えたと言われている

「本離れ」はよく言われるけれど
ご存知なように皆が皆スマホと四六時中向き合っている訳で
結果、「文字消費量」は「本・雑誌」時代の人よりも増えている
と言うデータを聞いたのも納得の話

ファッションに対しての敏感っぷりも
昔と今では違うだろうが
それも視覚情報処理を必要とすることな訳で
そんなこんな積み重ねで
現代人の脳みそはかなり視覚情報処理に費やされて
疲れている訳だ

そして聴覚
最初の話に戻ると
一人当たりの「知性の総量」も昔と今で大差ないとすれば
嗅覚味覚視覚に昔と比べて多くの知性を費やされている分、
一番割を食っているのが聴覚じゃないか
と俺は思っている

俺自身の体感としても
聴覚は磨けば磨くほど深まるものなんだけれど
パッと聴きよくわからなかった音楽も
なんども聴いているうちに魅力が分かってきたりするものなのだけど
視覚情報のように「パッと見」でわかりやすい情報処理を優先されて
「聴けば聴くほど」磨かれる聴覚というのは後回しになっているのではないかと

最近の音楽がつまらない
音楽が売れない
もっと音楽シーンを活性化させたい

などは音楽関係者が口を揃えて言うことだけど
「いい音楽がない」のではなく、
聴覚を大事にする感性を持つ人が減ってきている
そういう時代の捉え方も必要なのではないかと俺は思う

例えば
いい音楽を作ってるけど見た目がファッションを含めてダサダサな人
ってのは昔は売れる場合があった
音楽の一人歩きがあったからね
でも今は厳しいだろう
ファッションやタレント性も音楽の大事な要素となって久しいからね
それって視覚じゃないか!って話だけどね

そんな時代にドロップする
そんな時代のリスナーに届く「良い音楽」とは何か?
どう発信すれば良いのか?
ということはこれまでもこれからも
いろいろ考えつつ試しつつ
大事にしていきたいね
聴覚

*****

あと一つ大事な感覚を忘れていたね
触覚
これはどうなんでしょ?
昔と今でどれくらい違うのかは検証できてないけれど
俺は
大事にしてますw

そろそろ開花、ですね
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by jazzmaffia | 2018-03-23 09:37 | ひとりごと | Comments(0)

SANABAGUN. のライブが素晴らしかった件

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彼らは今年、来るよ!
そう宣言しとこう

SANABAGUN.
サナバガン
というHipHopバンドのことだ

彼らとは2年半ほど前の2015年夏、
ビクターからメジャーデビューするあたりからのつながりだ
エンジニアの福田くんの紹介がきっかけで
俺主催のイベント、My Favorite Soulに出てもらって
それがまたなかなかよくて
そこからなんだかんだとバンドメンバーとも会うこともあり
ラッパのリベラルこと岩間俊樹などとは
ライブから飲みまでちょくちょくする関係にもなっていた
そんな距離感な
ゆとり世代の後輩たち

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(昨年2017年正月に俺とMummy-Dと岩間俊樹で飲んでる図)

個人的に彼らのことを気に入った理由は
歌詞はBな感じで尖ってるのに
MC二人のキャラが下世話なこと
そしてバンド編成も管楽器二人をレギュラーメンバーとする大所帯と言うこと
更にはもう一人のMC高岩遼がブルースピアノも弾けるし歌う側面もあることに驚いた
HipHopのMCがブルースも弾けるし歌える
なんてのは世界的にも特殊なんじゃないかな?

ただ、そんな面白いバンドだけど
雑でユルい部分は否めず
そうこうしてるうちに
バンドメンバーが少し被るSuchmosが2016年に大ブレイクする
そして同傾向なNalbarichもブレイクして
新世代シティポップムーヴメントとでも言うべき状況になると
どうしても
同世代のバンドでもある彼らは
HipHopバンドなのにも関わらず比較され
「伸び悩んでいる」
と言ったイメージで見られてしまうことになる
実際本人たちも比較されることに困惑しつつも
そういったことを言っていたりもした

ところが2017年に入ってからは
少しずつ集客を増やしつつ
遂にはLiquid RoomもSold Outにするくらいになったと聞き、
さしたる大きなタイアップ曲なりヒット曲がこの間に生まれた訳でもないのに
何故だろう?と思って今回見に行った訳だ
(前置き長くてスンマセン)

*****

そして3月10日土曜日夜20時30分
900人と言うぎゅーぎゅーな恵比寿Liquid Room
前座に迎えたYour Song Is Goodのライブが終了し
(そこにはギリギリ間に合わなかったんだけど)
25分ほどの転換を経て
今か今か!と言う空気感の中、始まりのSEが流れると
SANABAGUN.のプラカードを持った水着の姉ちゃんが登場
(姉ちゃん、がふさわしい雰囲気の人でした 笑)
続いて英語で前説をするリーゼントの男が登場して
遂にライブが始まる

そこからは怒涛のつなぎで
練りに練られたアレンジと演出で
正直嬉しくありつつも、
悔しく思うぐらいやられました

MCを一切挟まないのに
バンドメンバー各自の個性を感じられる素晴らしい展開
間の使い方も、遊びも、バンドメンバーのフィーチャーの仕方も
音質もディレイの飛ばし方も照明も
どれも練りに練られてて
結果お客さんもどんどん巻き込み
いや何ならお客さんの方が積極的に手を挙げ声を出している印象
同世代な人たちのカリスマ、ではなく
同世代な人たちの代弁者になっている印象

逆に、
順調なバンドや、俺を含む先輩バンドなどが
忘れていることが沢山あると言うことを
気づかせてくれるライブでした

どうしてもね
ある程度のシンガー〜ミュージシャンになると
(俺もそういう側面が否めないけれど)
楽曲や音楽性やアンサンブルだけで圧倒しようとしたり
キャラやMCでどうにかしようとしたり
しがちなんだよね

まぁ、過去にヒット曲のある人や
タレント性のある人はそれでいいんだろうけど
&それでぐいぐい伸びてる人はいいんだろうけど
そうじゃない人がエンターテイメントをする際に気をつけるべきこと
と言うのはもっと演出的な着想・発想なんだよね

彼ら、サナバガンは先にも述べた
「伸び悩み感」というのを本人たちが一番感じていたからこそ
真剣にいろいろ試して試してきたんだろうな
、、、と想像せずにはいられなかった

「タイアップ曲」「ヒット曲」などから広がる集客
ではなく
ライブの面白さで広がってきた集客

これは強いです!
今日見たほとんどの人が
「また見たい」と思うだろう
そんなエネルギーとスリリングさに満ちてました

そして今日発表と同時に本編最後にやった、
4.25に発売されるニューアルバムからの新曲
これがまたよかった
まぁディスコ系の流行りの雰囲気の曲ではあるけれど
他の既に売れてるバンドの曲よりも好きな感じの曲だったな
(つまり俺はレコードで欲しい!と思っちゃうってことね 笑)

で、今回は敢えて少なくしたようだけど
素のMCもゆるくて面白かったしね
あ、少ないからよかったのかもだけどね

ちなみに今宵はちょとしたハプニングがあって
客に「しっかりやれよ!」と突っ込まれたことに対し、
高岩遼がマジギレしてましたね
(後で本人に聞いたら、「6割本気でした」と 苦笑)
でもそれがね、格好良く見えちゃう感じもあったな
何つうか、現代の泉谷しげる? 笑

、、、、
そんなこんなのを書き連ねていくと
彼ら、サナバガン
なんかそろそろ来そうじゃない?

先に売れたシティポップ系は
最初に売れた曲を超える曲が出てこないことで
むしろ今伸び悩んでいるような印象が、俺にはある

そんな中
ライブ力と、今こそ!な新作を携えて
春から早速ツアーをやる彼らは
間違いなく一段上のステージに上がる2018年になることでしょう

個人的にメジャー移籍後の作品の音質が微妙な気がしてたんだけど
先行曲PVなどを見てたらそこも解消できてそうな予感
ライブで気に入った曲が、音源でもいい音で聴けるなら、、、売れるしかないでしょ?!

ぜひみなさんもチェックしてみてください

SANABAGUN. HP
http://sanabagun.jp/



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by jazzmaffia | 2018-03-11 02:18 | Live Report | Comments(0)

モンクの謎に浸る日々

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そう言えばなぜ俺はThelonious Monkに日に日に浸るようになったんだろう?
自らの記録に残している最初のものは
2006年のSWING-Oとして唯一リリースしたソロアルバム
"ASOBI~sex soul TOKYO"
というアルバムに
シンガーのbirdをフィーチャーした曲を入れたんだけど
そのタイトルが「モンクなし」という曲だった

これは俺が歌詞ごとトラックごと書き下ろした曲だったんだけど
だ洒落のようなタイトルだけど
「モンクなしで歩き出そう」とサビで歌う曲で
「つべこべ言わず(文句言わずに)とりあえず前に進もうよ!わたし!」
という意味と
「セロニアスモンクはもういないけれど、前に進もうよ」
なんて意味をかけて作った曲

そして曲調も、
モンクの名曲の一つ、
Misterioso(ミステリオーゾ)を真似た、
ピアノのアルペジオを中心にした
でも揺れたNeo Soul的トラックと融合させた
俺的には「古きものにリスペクトを示しつつ」「少し進んでみた」
そんな楽曲

そんな作品を残したことから察するに
俺が最初にモンクの面白さをキャッチできたのは
Misteriosoなんだろうなと
多分音源としては1958年のRiversideからリリースされた
Five Spotのライブ音源だったと思う

https://youtu.be/FXDUwQQXaMY?t=36m21s

これをどのように俺が料理したかは
廃盤ではないのにweb上に音源が存在していないので
興味ある方はCDを入手してもらうしかない
http://amzn.to/2GYVhZg
←今確認すると、タイトルのせいでアダルト商品扱いに変わってた、、、

http://tower.jp/item/2115994/遊女ASOBI~SEX SOUL TOKYO
←こちらだと大丈夫です&軽く試聴できます

***

もう一つ思い出すことがある

さらに遡ること十数年、
90年代前半の
テレビ東京通称テレ東で
素晴らしい音楽番組「モグラネグラ」というのがあって
そのホストが
UFOの松浦さんと
オリジナルラブの田島さんだったんだけど
その中でセロニアスモンクのメガネの話をしていたのだ

紹介されていたのは
"Monk's Music" 1957年 Riverside
のレコードジャケットで
この変てこなジャケットでモンクがしている、
竹のフレームのメガネのことを田島さんが
「このメガネを探してるんだ」と言っていた
その視点の面白さが強烈に印象に残った

レコードジャケットをファッションの参考にするんだ!

そしてこの、
崇高でかつ難解に聴こえる音楽のジャケなのに
風変わりだけどお洒落で
かつふざけてもいるようなジャケットも印象に残った
でもまだ当時はよく理解できなかった

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そして3,4年ほど前から
理由はよく覚えていないが
モンクのソロピアノの名作&代表作とされる
"Thelonious Himself" 1957 Riverside
を携帯に入れて、
一人で寝る時のBGMにすることにした

名作と言われても、
最初はやはり難解でよくわからない
なんならばどれも似たような感じに聴こえる
、、、というのはモンク初心者と一緒だろう

でも俺には過去にPrinceからHipHopからBluesから
いろんな「どれも同じように聴こえる」とこからスタートして
あるとき「その面白さが聴こえてきた」
という経験をしているから
その「難解」なものをなんども聴くことは苦じゃなかった

そして3,4年が経ち
昨年2017年からついに人前でモンクを弾き始めた
まずは手始めに"Ask Me Now"から


https://youtu.be/8JZ7Ws2ArXo?t=1s

この、こねくり回してる感じは
今でこそ楽典やバークリーメソッド的には解説できるのかもしれないけど
そっち側から解釈したくなかった
何度も何度も聴いているうちに
俺の耳と手がキャッチした部分からまずは弾き始めて
とにかく体に叩き込む
叩き込んだ上でやっと発生する20%ほどの自由

そう、モンク(直訳からジャズの高僧と呼ばれる)の音楽は
いわゆるジャズスタンダードとは全く違うのだ
まずテーマをやって、崩せばいいという音楽じゃない
ハーモニーやメロディの動きそのものが曲なのだ
その感じが俺の肉体的に分かってくると、すごく心地いい
(ちなみに6.25.2018にまたソロピアノライブをしますよ)

まだ俺の体の中では、モンク部屋が見つかった程度なんだけど
そんな俺のモンク感が出来ると
「あ、この解釈は違うな」「モンクならこの解釈は残念がるだろう」
というのが見えてくる
その俺の解釈が正解かどうか、がここでは大事ではない
そんな「音楽感」が出来てくるから面白いということ
(そういう意味では昨年出た某日本人女性ピアニストのモンクトリビュート作は
俺からすると、「違う」)

***

そんなこんなで
ついにモンクにしっぽりとはまってしまった2017年だったんだが
本当に俺からすると偶然で
まさか昨年2017年が
「モンク生誕100年」の年だと知ったときはビックリした

生誕100年を記念した特集本もいろいろと出ていたし
分厚い新書でオフィシャルな伝記本も出ていた
それはまだ手を出していないが

そして音源もいろいろと発掘&発表されていたのも知った
最初に出ている写真(日本人が撮影したモノクロの写真)の
"The London Collection"などは今年2018年に入ってからリリースされたもの
これは俺がすでに持っていた赤と青のジャケットの"The Man I Love"などと
内容がかぶるもので、
モンクの人生最後のスタジオレコーディング作品
1971年ロンドンでレコーディングされたコンプリート音源集もあったし、

発掘系だと、
2005年に出ていた(俺は昨年知ったんだけど)
コルトレーンとのカルテットで
カーネギーホールのライブ音源、というのもよかった
どちらかといえば劣悪なピアノを弾いている音源が多い中、
(南博さん曰く)
コンディションのいいピアノを弾いている珍しい例だとも言われる音源だった

でもピアニストの俺からすると
コンディションのせいというよりは
そもそものピアノのチョイスと
何よりモンクのバカでかくて骨太な手のせいではないかと思ってるが
そこらへんはまた調べたりしてみよう

***

モンクという魅力的な「謎」を持つピアニスト
その彼を「天才」と一言で片付けるのは怠惰だ
彼は社会的には実に偏屈で、でも彼自身はまっすぐだった
彼の人となりを把握するのも、彼のピアノを知るのに必要な要素

そんな彼を知るにうってつけの本が
「セロニアスモンクのいた風景」村上春樹 編・訳 2014年

村上春樹自身の書き下ろしも面白いけど
この本が素晴らしいのは
いろんな伝記本から雑誌記事から
モンクについて記された部分のスクラップブックの形をとっていること

名言から奇行からいろんな伝説があるモンクを
モンクと接触してきたり、モンクに気に入られたりしてきた人たちの
彼らの目線から語られるモンク像
時に時系列なり事実がずれてる場合もあるけど
それは大事なことではない
(翻訳者 村上春樹自身がそれを把握しつつ放置している)
いろんな目線から語られることで浮き上がってくるモンク像を知ると
彼は決して「天才」ではなかったことを知ることができる
少し変わった人だった、という距離感に彼を感じることができるようになる
そこがいい

この本の中で、ジョージウィーンというプロデューサーが懐古する言葉があった
「私の中ではモンクと(デューク)エリントンは、ジャズの純粋な伝統の中から出てきたという意味で似たようなものを感じている。ただ惜しむらくは、もしモンクがエリントンのように、創作の幅をどんどん広げて、自分の才能をもっと上のレベルまで持っていくようなことが出来ていたらどうなっていただろう?と夢想せずにはいられない」

確かに1950年代まではモンクも積極的だったが
60年代からどんどん固定のバンドでの演奏と
既発の楽曲の再演ツアー
という固まった活動に収束していく

そして1971年のレコーディングを最後にレコーディングから遠ざかり
単発こそ1976年に出演歴はあるが
1972年のツアーを最後にツアーも終え、
1982年の死去までほぼ引きこもりの日々を過ごすことになる
まさに人生も「収束」していく

その間に発した言葉は"No"だけだったという話は有名だが
この本の中では
「いいや、思わないね」
「いいや、弾く気はないね」
「いいや、そうしたくない」
と私にはセンテンスで答えてくれてラッキーだった
というプロデューサーの言葉も出てくる

でも、今でこそモンクを知る皆が思うだろう
その「収束」具合を含めて
「謎」の人生をそいとげたという意味において
現在のこの「モンクの謎」「モンクの魅力」が誕生しているんだと

なぜならエリントンは素晴らしいんだけど
教科書に載っているようなタイプの才人として残っているのであって
カリスマとしてではない

***

先日の話「音楽を愛しているか、愛されているか」
にかぶせるならば
彼もまた相思相愛な関係だったとは思う
ただ、ほんの少しすれ違いが出てくると
いち早くそれを察知して
フェードアウトして逝ってしまった

その関係性が実に不器用なくらいバカ正直な関係性だった
その一本気なとこが魅力なんだろうな

「ビバップの高僧」「ジャズの高僧」とはよく言ったものだ
というかMonkという名前がそのまま体を表している
そこがいい

いろんな謎がありながらキャッチー
そのバランスが今世紀のここ数年、より魅力的に見えてきた理由なんだろう

だから日本でもWonkと名乗るバンドが若手で出てきたりするんだろう
彼らはアルバムタイトル"Sphere"から彼ら自身のレーベル名"Epistroph"から
逐一モンクにまつわるものを引用しているしね

うん、いろいろと語りだしたら切りがなくなってしまった

これからもゆっくりとじわじわと
モンクの魂に触れていこうと思う
俺にとってのモンクはまだまだこれからだ

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by jazzmaffia | 2018-03-03 21:11 | ひとりごと | Comments(0)

音楽を愛してるか 音楽に愛されているか

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「俺、音楽やめたいんだ」
突然先輩が言い出した
「お前だから言ってるんだぞ」との但し書き付で

「数十年音楽をやってきたし
食わしてもらってきたし
いい思いもさせてもらったし
大好きだったんだけど
今は音楽をやるのも聴くのも楽しくない

そもそも振り返ってみるとさ
若い頃悪いことをいろいろしてたせいで
仕事をくれたのが音楽だけだったんだよな
俺にとっての土方みたいなもんだ
それを数十年も続けてきた訳だし
もういいんじゃないかな、てのが本音なんだ」

俺は言葉につまる
その日見たライブは
若手中堅を多数ゲストに迎えていたが
誰よりも輝いていて、素晴らしい歌を披露していたのが
その先輩だったからだ

誰よりも素晴らしい音楽家は
誰よりも音楽を愛している音楽家だ
、、、と俺は思っている

だが、この先輩はどういうことか
ある時から逆転してしまったんだろうか?と

本人がどれだけ「以前ほどの楽しさ、高揚感がない」と言ったとしても
以前から見ている俺からしたら
その日の歌は俺が付き合わせてもらってから
もっともいい感じの歌の一つだったというのに、、、

そこには少なくとも音楽に愛されている先輩がいた

そっか、
ある時から愛されることに疲れてきてしまったのかも知れない
実際、プライベートでも
いろんなキャリアがありつつ
今現在のパートナーとは実に仲睦まじいんだけど
先輩曰く
「初めて、俺から惚れて付き合ってるんだ、彼女は」と

愛されるよりも
愛する方を選ぶ

もちろんその加減は人それぞれだと思うけれど
人と人ならいざ知らず
音楽に「愛される」のはそうそうあるもんじゃない

その日の若手中堅を見てても
音楽を「愛している」のは痛いほど伝わってくるけれど
それ以上のものはなかった

もう少し正確に言うならば
ある種の「型にはまった愛し方」しかしていないように
俺には見えた

「音楽ってこうでしょ?」て言葉が
歌詞とは別に聞こえてきそうな歌ではあった

***

例えばPaul McCartneyは
80年代前半までは音楽に愛されていた側であり
かつ彼自身が音楽を愛してやまない
そんな相思相愛な関係を保てていたように俺には見えるし聴こえるんだけど
それ以降の彼は
その強靭な関係が破綻していく

平たく言うと、名曲を産むのはもう終わりなんだな
ヒット曲を産むのはもう終わりなんだな
と言う感じ
それまでの驚異的なスピードの余力で走ってはいるけど
もうアクセルは失ってしまった感じ

とは言え、60年代半ばから80年代半ばまで20年近くも
その密な関係が続いたのは、驚異的としか言いようがないんだけどね

そういう意味ではPharelle Williams~The Neptunesも
90-00年代前半までは良かったけれど
独特のセンスでアクセルを踏みまくってシーンを作ってきた印象があったけど
最近はもうすでにその「アクセルを失った」感じ
「音楽ってこうだろ?」感を感じる
だからNeptunesが大半のプロデュースをしてる、
Justin Timberlake新譜"Man Of The Woods"はあまり好きじゃない
正確には
好きじゃないなと思ってクレジットを調べて見て
「だからか!」と腑に落ちたって感じだけどね

***

話を戻そう
音楽を愛して愛して愛して愛してきた人で
今も愛して愛して愛してやまない人だけが
やっと時折音楽に「愛される」瞬間をキャッチできる
そういうもんだと俺は思っている

でもそれだけではないんだなと先輩を見て気づいた
音楽からの「愛され方」を知ってしまって
本人の気分的には惰性でやっているにも関わらず
まさかの音楽の方から「愛して」くると言うこともあるんだと
そして先輩はそれから逃げようとしている
まるで「音楽」と言う名のストーカーに対峙してるかのように

***

そして俺は先輩にこう言わせてもらった

「先輩がどう思っても、やめたいと思っても、自分は先輩の音楽が大好きなんです
そして先輩の奏でる音楽に感動する人間が多数いることも知ってるんです
自分は先輩自身を幸せには出来ないかもしれませんが
先輩の音楽をこの世界に響かせて人々が幸せになってもらうために
先輩をこれからも呼ぼうと思います」

そう、
本人が「いけた!」って時に最高なものが出来るとは限らないのが音楽なのだ
(絶好調だからといってオリンピック金メダルが取れるとは限らないように)
自分だけではどうにもならないのが音楽なのだ
それが、音楽にはプロデューサーが必要な理由なんだろうな

たった今、本人が満足していなくても
後から本人が気づくことだってある
間違いなくある

その人の名作、名演は他人が絡んで初めて出来るもの
その協力&後押しをするのがプロデューサーなんだと俺は思ってる
(今のご時世は本人が納得しないだけで話がストップしちゃうのがオチだろうけどね)

でもその先輩は数多のキャリアと知識があるからだろう
辞めたいモードなんだけど、若干の期待をまだ一部の音楽家に託そうとしているようだ

その証拠に
先輩からの返事はこうだった
「わかった、お前の誘いには乗るよ」



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by jazzmaffia | 2018-02-25 21:25 | ひとりごと | Comments(0)

せっかくなのでFLYING KIDS "みんなあれについて考えてる"全曲レビューしてみた

SWING-Oがメンバーになってから
最初のアルバムであり
結成30周年を記念するアルバムでもある、
先週2.14に発売されたばかりの
FLYING KIDS
"みんなあれについて考えてる"
裏話を含めて全曲レビューしてみようと思います

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FLYING KIDS
"みんなあれについて考えてる"
2.14.2018発売
Victor Entertainment VICL64911
3,000yen + tax

1.新・我想うゆえに我あり
記念すべき30周年アルバムの1曲目は、デビューアルバム収録、デビュー2枚目のシングルでもあるこの曲のニューバージョン。正直、最初はボーナストラックのようにアルバム最後に入れるのかなと思ってましたが、結果個人的にはまさかの1曲目!「アルバムの1曲目にこれ持ってくるんですね?」と最初は思わず確認しちゃいましたが、結果、「初心に帰る」と言う意でもなるほどなオープニングですね。アルバムタイトルもそうですからね。
このバージョンは、原曲が80s感全開なバージョンなので、もっと今っぽさも入れたブギーな感じにしよう!と言う話からアレンジを詰めていきましたが、結果程よくザ・フライングキッズになりましたね。宇賀ちゃんのサックスの吠えっぷりが映えた、いい感じの暑苦しいバージョンに仕上がったと思います。
ちなみに7inchシングルにもなってますが、シングルは頭と最後のギターのフィードバックはカットしてるので、CDバージョンがフルバージョンになります。レコードバージョンはDJが使いやすくしたってことですね。

MVもありますので是非ご覧になってください
https://youtu.be/TThnbAJevvw


2.Don’t Give It Up!
ギターの丸山史朗作のファンクチューン。このレコーディングセッションでは比較的早い段階で出来た曲で、ライブでもやろうとしたことは何回かありますが、確かまだやってない、かな?(記憶不明瞭 笑)。

前任者の飯野さんも素晴らしいキーボーディストで、独特の音色・アンサンブルをされてきた方だったので、踏まえつつも、自分に変わって「SWING-O色」というのをちゃんと出したいなと思い、今回のレコーディングではTalk Boxを何曲か導入しました。あと、1.新我 同様のClaviも弾きまくってますね。こういう「黒い」エッセンスは新・FLYING KIDSのの新しい色になったんじゃないかな?と自負しております。

この曲は当初丸山さん自身が歌う予定で、録音もしていましたが、あれやこれや調整してるうちに結果このバージョンに辿り着きましたw


3.♂+♀(ボーイミーツガール) Album ver.
これは2015年にクエスチョンズとのカップリングで配信でリリースされ、Billboard Liveのライブ盤でも発表されている曲ですね。個人的にも初レコーディングした1曲になりました。

しかしこの曲のレコーディングはいろいろ大変でしたね。アレンジがおおよそ決まってからスタジオに入ったものの、入ってからアイデアがどんどんみなさん(特にバンマス伏島さん)から出てきて、「Owl City風に」から「Pat Metheny風に」までしっちゃかめっちゃかに、、、というのをくぐり抜けての完成バージョンなんですが、改めて聴くと、その途中経過の痕跡がアレンジに残っているのがわかって、ニヤリとしちゃいました。そんな既発バージョンに、新メンバーEliのコーラスを加えたのが"Album ver."ということです。

個人的にも好きな曲ですね。ライブでも最近はずっとやってるので、もっとみんなで大合唱したい曲です。


4.明日なんて忘れちゃおう
きました!やっちゃいました!作曲だけじゃなく、作詞も手がけてしまった曲です。
レコーディングセッションではM6ファンキースターよりも先にこれを持ってきました。初めての組み合わせなので、自分の曲が果たして浜崎さんの歌に合うのか?ドキドキしながら譜面と歌詞を渡しましたね。。。からの、歌い始めてくれた時の「いける!」「いい!」という瞬間は個人的に興奮しちゃってました(顔には出さないんですけどね 笑)

実際この曲を作ったのは2011年頃でして、当時やってた別なバンドでやろうとはしたんですが、はまらずボツになってた曲。でも自分的には気に入っていた曲。それを見事世に羽ばたかせることが出来たのは嬉しい限りです。曲って自分の子供みたいなもんですからね。ちなみに自分の中にはまだ巣立っていない子供が沢山います。これからも沢山巣立って言ってもらいますよ!

アレンジは多少二転三転しましたが、結果、Isley BrothersとStyle Councilのエッセンスを取り入れた感じになりましたね。tolkboxも活躍させてもらってます。うん、いい仕上がり、バンドのグルーヴも宇賀ちゃんのサックスも最高ですw これもレコードになんないかなぁ・・・


5.あいのいたみ
レコーディングセッションの終盤に出来た曲ですね。ギターの加藤さんのネタを土台にして浜崎さんが仕上げてきた曲。

比較的すんなりアレンジも進み、70年代のシンガーソングライター風な温もりのあるいい感じに仕上がりましたね。コーラスの重ねもうまくいきましたし、いろいろがスコンとはまったと記憶してます。

、、、という印象だったんですが、先日浜崎さんが渋谷クワトロでギター弾き語りでやってたのが素晴らしすぎて、一緒に見ていた宇賀ちゃんも俺も「これ、弾き語りの方がいい!」なんて思っちゃいました。歌詞がまた素晴らしいので、より入ってくるんですよね。よく出来たアレンジも大事なんですが、時にはオーバーアレンジってのもあったりします。きっとバンドライブよりも、浜崎さんのソロライブで聴くことが多くなる曲じゃないか?て気がします。

でもCDバージョンも可愛がってくださいね 笑


6.ラッセーラ
きましたこのアルバムのもう一つの看板曲!ねぶた祭りとは一切関係ありません、いや浜崎さんの中ではあるのかな?青森にライブしに行ったりしてた頃に書かれた歌詞だった気もしますが、、、記憶不明瞭pt2

この曲は伏島さんが「Bruno Marsみたいなのやろうよ!」と言って持ってきて、スタジオであーだこーだ試したもののなかなか展開が見えず、自分がリハを休んでる間に丸山さんが少しコード進行を加えてきたり、浜崎さんが歌詞を用意してきたりして、自分が知らない間に大枠が出来てました。そこにあのピアノを加えたりしたことでアーバンな感じも加わり、「おっ!」と皆が思う面白い仕上がりになりました。

この曲はそんな感じで皆のお遊びな感じで作ってましたが、まさかこれを看板にする?というのは今回のレコード会社の方からの提案ですね。うん、面白い。

この曲は先行第二弾シングルになりましたし、裏面にはSWING-O remixも収録されてます。iTunesでアルバム買いした方も手に入れることが出来ます。そちらもぜひチェックしてくださいね。

MVもあります、ぜひ見てね


7.ファンキースター
やっと折り返しました。後半最初を飾るのはSWING-O楽曲第二弾です。

上記の「明日なんて〜」が見えてきて、曲もまぁまぁ揃ってきたところでしたが、「もう少し曲あったらいいね」という話になり、「待ってました!」と持ってきたのがこの曲です。「明日なんて」はストック曲でしたが、これは浜崎さんが歌う、FLYING KIDSでやるための曲として自分が用意したものです。メロディを思いついた時点で浜崎さんが歌ってるのが浮かびました。

個人的にFLYING KIDSはワシントンGO GOを格好良く日本語曲にしてきてるイメージがありましたからね。(幸せであるように、毎日の日々など) 実際ドラムの中園さんと話しててもGO GOが大好きともおっしゃってたので、その時点でそういうハネたビートの曲がまだなかったので、GO GO曲に仕上げようと思って作りました。せっかくなので初期FLYING KIDSへのオマージュも込めて「続いてゆくのかな?」(曲は「行け行けじゅんちゃん」)を織り込んで見れば面白いかな?というアイデアごと持って行きました。

この曲も当初は自分でも歌詞を書いていたのですが、そうこうしてるうちに浜崎さんが持ってこられて、それがもうドンピシャFLYING KIDSな歌詞だったので、それで仕上がった、という流れですね。

これは新・我の裏面としてレコードにもなって、嬉しいです。DJをする時はガンガンそっちをかけちゃってます 笑

あと、古くからのFLYING KIDSファンの方にも好評なようで、すごく嬉しいですw


8.アンネの日記
これは今回のレコーディングのほぼ最後に浜崎さんが持ってきた曲
これはレコーディングも一番スムーズに進みましたね。あとバンドの演奏、音色もすごくいい感じで録れましたね。この中園さん伏島さんのグルーヴ、シンプルですが最高です。加藤さんのシタールギターも効いてますしね。あ、でもそのフレースは元は自分がエレピで弾いたフレーズですけどね 笑

これはバンド内で人気のある曲かも?特に加藤さんはこれをお気に入りのようで、「このアルバムの看板曲何がいいと思う?」という話になった時にこの曲を真っ先に挙げられてましたね。


9.夜の散歩をしないかね
今回のアルバム内の唯一のカバーは、忌野清志郎さんの曲ですね。
これは2015年のBillboard Liveの際にやったりしまして、その後も日によっては丸山さんが歌う形でも披露してきた曲です。結果ここでも最終的には浜崎さん歌バージョンが採用されてますが 笑

一瞬あの国民的アニメのフレーズを出しちゃってますが、それは気づいた人も内密にお願いしますm(_ _ )m


10.クエスチョンズ Album ver.
これは前述ボーイミーツガールと共に既発の曲ですが、同じくEliのコーラスを加えてAlbum ver.として完成させました。

これは歌詞が強い、どっちかと言えば浜崎さんのソロ作品系の色を感じる曲です。逆にライブ映えする曲でもありますね。永遠のキッズたちが気づいた世の中の矛盾を、答えを出す形ではなく「疑問符〜Quesition」という形で世に「問う」形にするセンス、大好きです。


11.銀河系
という流れで歌詞が強い曲を最後に並べてある、そんな曲順になってます
そりゃもう大きく出ました「銀河系」ですから 笑。いずれは銀河系も滅びるのは決まっていること。そうなっても愛は残るんだろうか?そうしたまた「問う」曲でもあります。浜崎さん自身が、いろんな災害の被災地に赴いての活動を積極的にされてたりもしますからね。そんな折に感じたことをこういう形で歌にしたんだろうなと。

アレンジも音数を極力減らすということを相談して作ったので、このドラムの音数の少なさになりました。少ない音数の中で皆がグルーヴを一つにしていくことで仕上がった、そんな、ラス前にふさわしい壮大な曲です。

でもこれは歌詞〜歌に身を委ねて聴いて欲しいですね。


12.ウスアカリ
アルバム最後を飾るのはまたファンキーな曲です。これは今回のレコーディングセッションの最初に出来た曲(ボーイミーツガール、クエスチョンズ、夜の散歩の次ってことです)。なので、確か数回ライブで披露したことはあるはずです。

曲を作る際に、浜崎さんから「プリプロ手伝って」と声をかけていただき、スタジオでいろいろ相談しながら、サビの部分や歌詞のあり方のアイデアを自分が出したりして、曲はまぁまぁ順調に仕上がりました。でもアレンジはかなり時間かかりましたね。何回も何回もスタジオでプリプロを繰り返して、いろんなバージョンが出来て、あれとあれを足して、あれをやめて、という果てに仕上がった「精一杯声をはりあげる」曲です。

「君は今感じてるのか?」でアルバムが終わりました

みなさん、感じていただけましたか?

みなさんがこのアルバムを味わう手助けになれば幸いです
&この作品たちを愛してくださいね



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by jazzmaffia | 2018-02-22 16:54 | Recommend | Comments(0)